「これぞ怪演!!」スプリット Toiさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ怪演!!
誘拐犯がまさかの23+1の人格を持った男。そしてそれぞれの人格のキャラクターが全く違う。劇中では色々な人格を目の当たりにするのだが、どれも違った不気味さがあった。人格がポンポンと変わり終始振り回されるので、まるでジェットコースターに乗っているような気分だったw
たしかに23人全員が出てくるわけではないが、5+1人の主要キャラクターで十分楽しめた。
本編を通してジワジワと恐怖を感じることができた。24人目の人格が出てきた途端にリアリティーは無くなったが、個人的に映画のラストはとても好きだった。
親から虐待を受けることの恐ろしさや、それに立ち向かう勇気も描かれていて、少し感動もさせられた。
何と言ってもジェームズ・マカヴォイの圧倒的な演技力!!人格が入れ替わり、それに合わせて変わる口調や表情には鳥肌がたった。
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