劇場公開日 2017年5月12日

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「23もの人格を演じるジェームズ・マカボイのご苦労に同情してしまう。」スプリット ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

4.023もの人格を演じるジェームズ・マカボイのご苦労に同情してしまう。

2017年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

23もの人格を演じるジェームズ・マカボイのご苦労に同情してしまう。

Movix堺で映画「スプリット」(Split)を見た。

平日の午前中だが、観客は我々夫婦を含めて10人以下だったが、

「アンブレイカブル」と「シックス・センス」で一世を風靡した
M・ナイト・シャマラン監督の知名度や話題性のせいだろうか、
2017年5月15日発表の
全国週末興行成績(2017年5月13日~2017年5月14日)
においては
「ラストコップ THE MOVIE」、「無限の住人」を抑えて初登場8位だった。

主演のジェームズ・マカボイには23もの人格があり、
その彼がショッピングセンターの駐車場から女子高生3人を拉致し、監禁する。
女子高生役のアニヤ・テイラー=ジョイはちょっとかわいい。

例によって、劇中に登場するはずのM・ナイト・シャマラン監督を探しながら鑑賞したのだが、意外と堂々と出演していて拍子抜けだった。

23もの人格を演じるジェームズ・マカボイにとってはたいへんな撮影だっただろうなと、同情してしまった。

ラストシーンではM・ナイト・シャマラン監督の過去作品から「ある登場人物」が登場し、2019年公開の次回作へと物語が引き継がれる。
ちょっと楽しみではある。

上映時間は117分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

ドン・チャック