劇場公開日 2017年7月29日

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「飲食業だと思っていたマクドナルドのビジネスモデルは実際には不動産業なんだということをこの映画を見て知った!」ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0飲食業だと思っていたマクドナルドのビジネスモデルは実際には不動産業なんだということをこの映画を見て知った!

2017年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シネリーブル梅田で映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」
(The Founder)を見た。
Founderとは創業者の意味。

大阪地域では、なんばパークスシネマとシネリーブル梅田でやっていることは知っていたが、なんばパークスシネマでの上映は終わってしまっていた。
見られなくなると困るので上映が終わってしまう前にシネリーブル梅田に出かけた。
電車(大阪環状線)に乗るのは2-3年ぶりで、キタ(梅田)に行くのも2-3年ぶりだった。
そして、シネリーブル梅田で映画を見るのははじめてだった。

ハンバーガーチェーン店のマクドナルドを創業したマクドナルド兄弟と、
その田舎の人気店を巨大フランチャイズ店として全米に展開したレイ・クロックという人物の物語である。

あらすじとしては、最初は上手くいっていた両者の関係が、利益を追求するクロックと堅実なマクドナルド兄弟の間で次第に悪化し、クロックと兄弟は全面対決へと発展してしまう。
最終的には袂を別ち金銭での解決となってしまう。

レイ・クロック役はマイケル・キートン。
つい最近「スパイダーマン ホームカミング」で顔を見たばかりである。
妻役の女優がローラ・ダーンであることはその長身とスタイルのよさですぐにわかった。
ローラ・ダーンは日本では今年の12月に公開される
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」にもキャスティングされている。

平日の昼間だったが観客は30人くらいか、それよりも少し多い。
意外と入っている。
マクドナルドの関係者も見にきているのかなあなどと思った。

飲食業だと思っていたマクドナルドのビジネスモデルは実際には不動産業なんだということをこの映画を見て知った!
創業者レイ・クロックがコンサルタント業のハリー・ソナボーンと出会っていなければ今では世界中でフランチャイズ展開されているマクドナルドという巨大企業はなかったのかもしれないと思うと非常に興味深い映画だった。

上映時間は115分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック