「決して綺麗事ではない「アメリカンドリーム」」ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ ポンポコピーさんの映画レビュー(感想・評価)
決して綺麗事ではない「アメリカンドリーム」
しがない営業マンが商材を「モノ」から「システム」に変えて荒稼ぎし、成りあがるまでのストーリー。前半は店舗数拡張のための奮闘記、後半はその足枷となったロイヤリティ契約を反故にすべく、結果のれんを奪い取るまでの奮闘記といったところ。
これが作り物のドラマなら、のれんを奪取したレイクロックが足元掬われて…でスッキリとなるだろうが、彼が成功者のままで終わる故、胸がすく思いもないし寧ろ考えさせられる。
そしてアメリカ社会ならではの契約書の縛りの強さ。約束事を変える、破るにも「なぁなぁ」や「コッソリ」ではなくそれなりの仁義を切るシーンが多々あり、これがストーリーを引き立たせていると思いました。
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