「I have no mother? 息子か!」モーガン プロトタイプ L-9 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
I have no mother? 息子か!
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監督のルーク・スコット。父親はブレード・ランナーやエイリアンで有名なリドリー・スコット。リドリーが製作に名を連ねているのでどれぐらい絡んでるのかは分かりませんが、本編を観る限りガッツリ絡んでそうです。
言うなれば本作はリドリー映画のレプリカントやアンドロイドがいる世界に繋がる前日譚みたいな話なんですよね。レプリカント創世記みたいで、きっとこの後の世界はブレード・ランナーに繋がっていってるのだと思われます。そう考えると父親の造り上げた世界を息子が補完しているのでしょう。パクりというより同じ世界観。
多分予算的な都合上派手なシーンには欠けますが、感情を持ったモーガンはプロジェクトが継続されず、感情を持たないリーが継続されるというなかなか興味深いオチになっています。アニヤ・テイラー=ジョイに負けず劣らずケイト・マーラもクール・ビューティーなのでアンドロイド役イケんじゃね?っと出てきた瞬間から思ってたらホントにそのまんまでしたww
そうそう、本作で言えば人口知能(AI)に予告編を作らせた事でも話題になってましたね。人間が作った物とどっちがいいか投票して、けっこう接戦だったという現実。人口知能、予告編でググってもらうと記事が見付かると思います。ついにクリエイティブな面でも人口知能が人間に追い付いてきた現代。そういった意味でも興味深い作品でした。
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