夜明け告げるルーのうたのレビュー・感想・評価
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どうしてもポニョっぽく見える
なんだこれは
この監督、センスの塊なのか?
キャラのディティールを排除して得られた昔の漫画っぽい極端な表情やパース、激しい動き、鮮やかな色彩にデフォルメ。何だかアニメーションが足かせを外されて自由になったみたいだ。それでいてリアリティのある背景に置いて説得力も付与している。音楽もキャラの動機や力になったりと目に見える形で表現されて印象深い。悪い人かと思ってたらいい人だったり、大人しい人かと思えば実はえげつない人だったりと人の2面性が見えたり、随所に出てきた無理解、誤解、偏見、傲慢といった様々な負の感情を最後は水に流していたように感じた。
映画館よりも格段にチープな家庭での視聴だったが強烈に感情がこみ上げ、たくさんのカサとパラソルで画面が覆われた時には自然と涙が溢れた。今さらながら映画館で見ておけばよかったと後悔する程の秀作でした。
多幸感溢れる作品
小学校高学年向け?
シンプルだけど楽しい!
あまりアニメ映画は見たことがなかったのですが、おすすめされたので鑑賞しました。
話がわかりやすく、とても見ていて楽しかったです。
音楽が好きなカイが、遊歩と国男のバンドに誘われたことがきっかけで人魚のルーと出会う…。不満をかかえ尖った態度をしていたたカイがルーと出会うことで変わっていきます。
人魚を災いの象徴として考えている人や、人魚を使って町おこしをしようとしている人によって、ルーは人間のいいように使われて傷つけられてしまいます。人間という生き物の勝手さが描かれていて心が痛くなりました。
人間も生かされていることを忘れてはいけませんね。
それでも、ルーは海の神さまの祟りによって水没しそうになった町から人々を救い出してくれます。ルーに出会って変わったカイや、カイやルーを信じた人がいたからです。
ストーリーとしてはシンプルでしたが、わかりやすく面白かったです。
さらにストーリーだけでなく、音楽によって体が勝手に踊り出してしまう演出、ご飯を食べる時の描写などが丁寧で、細かなところも楽しめました。
全然楽しくない!!
出だしは良かったですが、中盤からはどこかで観たようなとにかくつまらないストーリーをダラダラと観せられる感じで、とても辛いです。人魚の姿をデフォルメしたものにしたのは、一生ポニョと言われ続けるだろうに安直だったと思います。町内放送の人は優しい声ではないので放送に向いておらず、緊急時は早口で区切って読むので不快でした。タイトルは「夜明けを告げるルーのうた」の方が語呂が良いと思いますが、新しい時代が来る・古い因習が破壊される・人類が次の次元へシフトする等のタイトルから想像できる内容では無いので、映画の内容を表したものでは無い気がします。
レビュー
動きが個性的
人魚と傘の街
劇場で観たかった。
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