「皺と不変のもの、そして進化」T2 トレインスポッティング ヒロコさんの映画レビュー(感想・評価)
皺と不変のもの、そして進化
ユアンを始めとするキャスト陣の皺と、肉体的な変化に20年の月日の長さを突きつけられるし、初老を迎えかけた男達が、クラブでノリについていけないのはダサいし、悲哀にあふれていて、老いる自分を見るようで見るのが辛かった。
成長しないで阿呆らしい男達には呆れるしかないし、
何歳になっても男って嫌だわーと思うしかないんだけど、
ダニーボイルの演出が斬新なのは今も昔も変わらなくて、むしろテクノロジーの進化も吸収して斬新さに磨きがかかってた。
同様に、choose lifeは普遍的な投げかけをしてくるのは今も昔も変わらない。
前半は少しダラダラしてる感じが否めなかったけど、後半にかけてどんどん引き込まれていった。
エンディングは、少し大人になったって感じだったかなぁー。
でも、男ってやっぱり馬鹿だよねー、愛情をこめて。
コメントする