泥棒役者のレビュー・感想・評価
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むしろ舞台演劇で見たい!
序盤からテンポよく進み、見ていて心地よかったです。狭い場所で、限られた登場人物で展開していくので、内容もシンプルでわかりやすかったです。また、勘違いが起きるように巧みな言葉の仕掛けが施されているところが、本当におもしろかったです。
ただ、泥棒だとバレてからの展開はややテンポが落ち、このくだりは必要なのかと感じるようなところもありました。それでも、最後の「たまとミキ」の秘密や、その後の丸山隆平くんと高畑充希さんとのやりとりは、ほっこりしてとてもよかったです。
舞台演劇の映画化らしく、ほとんどが屋敷内でのやりとりなので映像的な盛り上がりはなく、特に大スクリーンで見る必要はありません。むしろ役者の息づかいや間を肌で感じられる舞台演劇で見てみたいと思いました。
これが日本の娯楽映画だ!
良いようにわざとらしく勘違い、そんなバカなとの声も聞こえてきそうだが、それが演劇映画ですね。
一軒家の中だけでこぢんまりしているが、それぞれの人生観も入り話が色々な方向に広がり画面に入り込む作品でした。
娯楽性は十二分で、時間が立つのもあっと言う間で、安心して最後まで楽しい活動写真でした。
観る人を幸せな気持ちにしてくれます
空き巣に入って、見付かって、嘘を付いたら相手も騙されて... ちょっと有り得ない設定なのですが、妙に引き込まれる作品に仕上がっていたのは脚本・演出の妙。絵本作家の居間を舞台に役者さんたちが入れ替わり立ち替わり現れてテンポ良くストーリーを紡ぐのは、さながら演劇の舞台のよう。理屈は忘れて肩の力を抜いて楽めば、最後の大団円でほろっと来る、そんな良品喜劇です。年の瀬お誂え向きのちょっと心が幸せになれる作品でありました。
ほっこりしました。
演出が過剰なんだろぅ、と思ってましたし、冷静に観てるつもりが、ハマってました。劇場でお腹抱えて笑ってしまったし、鑑賞してる男子たちからも大笑いが聞こえてきた映画でした。きちんとゴールがあって、逆算した構成ですが上手いなぁと思いましたし、"劇"という視点ならほんと単純だけど面白く、ときおき感心してしまう点も。たまとミキは逸材。気がつくのが遅いのかもしれないけれど単純に楽しめた。
最後の演出、片桐はいりさん&もにやけた。
期待よりはずっと。
予想よりずっと面白かった。舞台が元になっているので舞台劇を見ているよう。こういうワンシチュエーションコメディは大好物なので元の舞台もぜひ観てみたい。ラストのオチが少し甘いのが残念だけどエンドロールは小野寺姉弟や主題歌含めて編集が絶品!
声を出して笑えるしあわせ
コメディ大好き。
舞台の脚本っぽい映画も大好き。
そんなわたしが
ジャニーズの映画という不安点は残るものの
直観を信じて観に行った結果。
当たりでした。
大当たりとまでは行かないが
充分楽しかった。
ワンシーンコメディーなので
変わりばえしない絵面が続くけれど
脚本の面白さと俳優陣の好演で
ラストまで飽きる事なく観れました。
驚いたのは丸山くん。
スクリーンで彼の演技を観たのは初めて。
でも役柄とマッチしてとても良かった。
関ジャニ1の「お人好し感」がよく出てました。
圧倒されたのは市村正親。
圧倒的なコメディのセンスはさすが。
予告では「ボケ」担当だと思ってたけれど
「ツッコミ」の才能も素晴らしい!
劇場で声を出して笑うことの爽快さ
これぞコメディ映画の醍醐味です。
個人的には、世の男性の「理想の彼女像」を
具現化したかのような高畑充希に惚れました。
ユースケサンタマリアのキャラが
どっち付かずで消化不良だったけど
宮川大輔の怪演も
向井理&片桐はいりの贅沢な起用も
良かった
丸山君の表情が面白い
予告編で、そーですう~と言う表情で映画館に行きました。嫌々泥棒に行って絵本作家の家での勘違いが引き起こす喜劇で、くすりくすり笑わせ最後は皆が幸せになる映画です。市村正親もさすがの演技です。丸山君はいい人感が出ています。個人的には杏奈ちゃん好きですが、面白かったです。
満足感のある作品
飽きの来ない内容で時間も忘れて夢中になりました。屋外でのシーンはほとんど無く、家やアパートの一室でだけで撮影している所はまるで舞台を観ているような感覚。女優2名の存在も抜群に良かった。所々で吹き出し笑いしました。満足感のある面白い作品です。
2017-166
まさかの感動
期待しないで見に行ったのですが、普通のコメディだと思いきや、まさかの感動作品でした。奇跡のような勘違いな人々は暖かく、爽やかな涙が出ました。童話を題材にしているけれど、出演者そのものが童話のようなファンタジーな趣き?市川正親さんはコメディでもさすがの存在感。丸山隆平さんはそのもののキャラを演じているようで安心して笑えてなごめました。ユースケサンタマリアさんと石橋杏奈さんとの組み合わせも実にしっくりまとまっていて、矛盾やツッコミどころ満載なところも含めて何度も笑ってしまいました。そして高畑充希さんの言葉にも感動。個人的に最後には童話のキャラのメッセージに勇気づけられ、そっと背中を押してくれる暖かさを感じる映画でした。
普通
まぁまぁ、普通に楽しめる感じですかね。主役の丸の演技に癒される感じです、あと市村正親ももちろんイイ味出してます。
奥さんは綾瀬はるかだったらもっともっと良かったかな。
タイガー&バニーの監督さんらしいですけど、三谷幸喜っぽい感じなんですけど突き詰めが甘いというか…
最後の最後に、小野寺姉弟が出てきた時が、自分的にはテンションMAXでしたwwwwww
演劇
面白かった。
笑えるシチュエーションが満載で、舞台で観たいと思った。
そう、舞台で観たいのだ。
いや…舞台をリスペクトし過ぎているのか。
芝居も編集もアングルも、なぜか舞台を彷彿とさせる。
映像作品として出来る事も勿論加味されてはいるのだが、基本、舞台劇に近いものを提供しようとしているように感じた。
舞台への興味は湧いたものの、映画としては中途半端な印象を抱いた。
映画には映画の、舞台には舞台の…それぞれのやり方が必ずあるとも思えた作品だ。
まあ、でも根本が喜劇であり創作だと割り切るのなら、こんな作風もありなのかな。
最大の違和感は、お客との距離だ。
客と演者との距離、客と客の距離。
これが、映画館のソレとは圧倒的にちがう。こいつが、最大の障害でもあろう…。
まるで自分の人生のような。
もともと関ジャニ∞のファンで、テレビ信州のムビチケ抽選に応募して当たったのでいきました。
私はこの作品を見て、自分の人生とにているなと思いました。
私は、はじめのような真面目な人間ではないかもしれないけれど。
はじめのように私も大切な人に言えてないこともあるし、普通の家で育てなかった過去もあります。
でも、彼のようにまっすぐ生きていきたいと強く思いました。
面白くてたくさん笑ったし、感動でたくさん泣いた作品。
この作品に出会えて良かったです。
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