ヴァンパイア ナイトのレビュー・感想・評価
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ヴァンパイア×ゆり菜×闘い×笑×傷!
タイトルが出るまでの冒頭のシーンに引き込まれた。
断片の積み重ねで、主人公の姉妹が幼少期に経験した衝撃的な出来事が描かれる。きっとここに、この監督のやりたいことやセンスが表れている。
あとは、この企画のお題を綺麗に成立させたプロの仕事ぶり。
ヴァンパイア×ゆり菜×闘い×笑×傷!
三池作品のスタッフとしてついていたというだけあり、
関西人的ユーモアのあるヴァンパイアものとなっていた。
ラストカットも映画的な終り方で見せる。
映像作家であり、いい意味で職人監督にもなるだろう。
今後の作品が楽しみである。
個人的には、ヴァンパイアものだと、
ヴァンパイア側に寄り添ってしまうけれど。笑
このヴァンパイアは、軽くて面白い。
つながってねぇ!セリフさびぃ!だけどもなんだかおもしれぇ!
この作品で感じたことは、どんなに繋がってなくても、セリフが寒くても、ここまでぶっ飛んでいれば逆に面白くなるということでした。
一般的には受け入れがたい作品だと思いますが、超B級ファンは楽しめる作品だと思います!
ホラー性を求めてこの作品を見るのでなく、おバカ映画として見れば楽しめること間違いなしです!
テンションは学園祭の出し物。ツッコミは野暮な痛快なホラー。
【賛否両論チェック】
賛:主人公達が、迫り来るヴァンパイアとの死闘を繰り広げる様が、問答無用に痛快。ホラーが苦手でも、深く考えずに楽しめる。
否:荒唐無稽な設定や、B級感がありすぎる描写の数々等、ツッコミどころは満載。
良くも悪くも、雰囲気は“学園祭の出し物”といった感じでしょうか。そもそもの設定や、B級感満載の描写等、ツッコミ出すと勿論キリはありませんが、それを言うのは野暮というもの。
謎めいた山奥の温泉宿を舞台に、心に傷を負った姉妹が、いわくありげな親子やヴァンパイアハンターの男に導かれながら、襲い来るヴァンパイアとの壮絶な戦いに挑む様子が、痛快に描かれていきます。
急に驚かせるシーンも少ないので、ホラーが苦手な人でも楽しめそうです。気になった方は是非。
王子のセリフが深い
映画を観る前は、良くあるゾンビ(ヴァンパイア)をバンバン倒していく感じの映画かな〜と思ったが、観ると登場人物各々の悩みや葛藤が多くあり、そういう意味でも面白かった。
かといって、だらだらとしていなく、飽きることなく展開が進むので最後まで楽しんで見終わったと言う感想。
時折混ぜてくるヴァンパイアの人間臭さ(?)も個人的に好き。
少し残念なのが、王子があまりにもあっけなく倒されてしまった様に感じた。
王子の「なんで俺ら戦ってるんだっけ?」(違ってたらすいません)のセリフには何か深い物を感じた。
エンタメとゆるさとグロと
ポスターからにじみ出るB級感とは裏腹に、ゆるーい笑いもあって肩の力を抜いて楽しめるエンタメ映画。
ヴァンパイアものというジャンル映画の中で、物足りない部分もあったが、随所にヴァンパイアの日常感を出していたのは好印象。
画面いっぱいに映し出される口元のアップ、目元のアップ等が印象的なので、柳ゆり菜、上野優華、ボイメンの勇翔のファンならより一層楽しめることだろう。
映像がねぇ…
幼い頃に通り魔に両親を殺された刑事の姉とアーチェリー選手の妹がそうとは知らず訪れた山奥のバンパイア達が営む温泉旅館で悪魔祓いの男と共に闘う話。
ストーリーは単純明解、明るく楽しめるエンターテインメントでこんなもんでしょうという感じなんだけど…
常にトリミングしたかの様な寄りの画角ばかりで場景がわかり難いし、ムダなアップの多用で強調したい場面が強調にならず、固定した画角でスイッチングの嵐だし、たまにカメラを動かしたらブレブレと観難いにも程がある。
画が観にくい上に演出もメリハリがなく、折角のユーモアも笑えない。
内容云々の前の問題が多過ぎる。
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