シンクロニシティ
解説
「完璧な現在」を求めてタイムマシンで過去に戻った科学者の運命を描いたSFスリラー。タイムマシンの開発に執念を燃やし、ついに完成にこぎつけた科学者ジム。しかし宇宙開発企業のトップであるクラウスの陰謀にはまり、実験技術を盗まれてしまう。ジムは過去の自分に警告するためタイムマシンに乗り込むが、同一人物が同一世界で存在できるのは48時間だけであることが判明。タイムリミットが迫るなか、ジムは自分を罠にかけた謎の美女アビーの正体を暴こうとするが……。クラウス役に「トータル・リコール」のマイケル・アイアンサイド。
2015年製作/101分/アメリカ
原題:Synchronicity
スタッフ・キャスト
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2022年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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タイトルのシンクロニシティ自体が超心理学の用語らしい、超心理学とはテレパシー・透視・予知・念力など現在の科学では説明不可能と思われる精神現象を研究する心理学の一部門。心理学者のユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」を指し、日本語では主に「共時性」と訳されている。花瓶が割れた時、肉親の異変を直感したら訃報が跳びこんできたというような、俗にいう虫の知らせの類らしい。そんな超心理学ワールドにタイムスリップはおろかパラレルワールドまで混ぜ込んでいるのが本作だから凡人の私にはチンプンカンプン。そんな虚構が通るなら早い話がどうとでも作れてしまうでしょう。
その割には基軸はイチャイチャシーンの多いメロドラマ、ただ謎めいたヒロイン像なので本心が計りかねます、敵役を狡猾な投資家として交流電気の開祖、テスラの境遇にひっかけていましたね。ストーリーは単純なのですが見せ方をひねって深みを演出しています。
一週間先から警告の為に戻ってきた自分と現在の自分が共存できないというのはSF業界の縛りなのでしょう、それがだめなら並行宇宙と言う手があったという作戦、どおりでタイムマシンと言わずにワームホール生成装置と言っていました。ワームホールの先がどこなのかは謎ですものね。
2021年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
たとえば何回か見て理解したとして、たぶん得るものは何もないだろうから放置。
映像や音楽が一定したトーンで統一されていて、映像作品としては良いと思う。
残念なのはシナリオの芯の部分。美女に一目惚れするクソみたいな展開になる点。科学者対企業で面白くなりそうなところ脱線。女ただの売女(失礼!)じゃねえか。まあ、いろっぽいけども。。
おしい。
2019年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
タイムマシンを完成させた主人公は、出資者の罠にはまり権利を失ってしまう。
これを正すために自らが過去に戻り、修正を図るのだが・・・。
パラレルワールドなので、何でもありかな。
2019年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
全編にわたって画面が暗すぎます。緻密なシナリオらしいので、読み解いてやろうと思いましたが、退屈で断念しました。何か気取った感じの主人公だなあというだけでした。私は平行世界を信じていないので、分かりやすく唸らせて欲しかったです。。