グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
全183件中、141~160件目を表示
人種の祝祭。(キャスティングでみる史上最大のショー)
1995年の映画、「スピーシーズ 種の起源」。
ギーガーデザインの異星人が出るエロSFという触れ込みで、全中学生男子が歓喜した映画。
冒頭、列車で逃げ出す少女シル。
その後、幾多の男達を手にかける(マイケル・マドセン含む)…
そのシルが今作の妻役だった。
どっかで観たことあるなぁと思っていたらあの時の記憶だったのね。
この奥さんが、劇中で良い歌を歌う。
そして踊る。
なのに、何故ヒュージャックマンはあの女に…
と思ったら、ジェニー・リンド役はスウェーデン出身のレベッカ・ファガーソン。
これは、落ちても仕方あるまい。
電車で、隣の寝てる見知らぬ女性が、自分の肩にもたれかかって来たら、運命を感じても仕方あるまい。
因みに、史実では、ジェニーは93公演の後も自分で公演を続けたそうで、この映画のような魔性の女ではない模様。
歌は最高で、オープニングも痺れるのに、何か違和感を感じていたのは、この史実の脚色だと思う。
ありきたりなシナリオ、サーカスの筈なのにただ踊ってるだけのメンバーと上でくるくる回るダンサー。
劇中の主人公以上に映画製作者のペテンと偽善を感じて胸くそが悪い。
ただ、それを上回る位、音楽は良い。
さすがララランドチーム。
空中ブランコのラブソングは今作一素晴らしい。
そして美しい。
シナリオは0点だけど、音楽が1000点なので劇場の良いスピーカーで観るべき映画だと思う。
P.s. 現実のサーカスは僕はトラウマがあります。一昨年のシルク・ド・ソレイユを『鑑賞後』に、一緒に行った元カノに浮気を告白され、以後サーカスは生理的に受け付けません。 【実話】
うーん
評価も高く、ララランドのスタッフ、レミゼのヒュージャックマンさんなので期待してみたのですがあまり自分の好みではなかったです。
音楽は素晴らしかったし、映画の始まりでいきなり歌い出したのは引き込まれたしワクワクしました。
ですが人種差別は良くないよ、とかみんな違ってみんな良い、とかそういうのが含まれてた気がして、自分はやるのであれば深くまで扱って欲しいかったので当たり障りのない展開にだんだんと冷めてしまいました。
とはいえ面白かったので見てよかったとは思います。
人にはオススメはわざわざしませんが。
エンターテイメント
歌と躍りと映像と、非常に気持ちの上がる映画でした。
冒頭からヒュー・ジャックマンの魅力が発揮されてました。
所々に泣けるところも配されてましたが、こういうの見ると差別って根深いなとも感じさせられる。
今回はそういう差別を主題としたヒューマンドラマではないので、徹底したエンターテイメント性が秀逸。
ミュージカルにこんなに心揺さぶられるってのは最近になって知った自分の一面。
と同時に今あるエンターテイメントの極致、シルク・ドゥ・ソレイユなんかにも興味が湧いてきた。
まさに《グレイテスト》の一言のみ!
IMAXで鑑賞
ストーリーはよくありそうな、ありきたりな感じでけっこう内容も薄い。
子供の時から大人になるまでが早すぎるし、仕事が成功するまでも早い。もう少し幼少期の頃の話や仕事が成功するまでをじっくり描写して欲しかった。
が、そんなことを吹き飛ばすかの如く 音楽・ダンス(振り付け)・テンポ・歌声・カメラワーク等全てがもう素晴らしいの一言!まさに《グレイテスト》
ララランドみたいにいくつか良い曲があるとかじゃなくて全てが最高の曲!映画見終わった帰りの車でも家に帰ってからもずっと聴いてるくらい(笑)もちろんサントラも即購入!
出来るんであればIMAXで観ることをオススメします!レンタル(家)じゃこの興奮は絶対味わえないのであと1、2回は行くかも!
音楽は最高。ストーリーは薄め
クラシックではなく、バーナムが現代にいたら取り入れていただろう先進性をもった音楽が、文句なく素晴らしい。この音楽があったからこそ、ショーもワクワクする華やかさを感じられたのだと思う。
しかし、「ラ・ラ・ランド」でもそう感じたのだが、登場人物に深みがない。
まず、長い貧困生活に文句も言わず幸せだと思い続けられる上流階級出の妻。こんな聖人いるのか?
バーナムも、成り上がりであるというコンプレックスを理解しあえる歌姫と駆け落ちでもしてしまうのならまだしも、妻一筋で浮気なんて考えてもいませんでした☆なんて、全く感情移入できなかった。
そして、ショーの仲間たち。この映画は差別問題がメインでないのはストーリー序盤から予想できていたので、彼らの描写がペラペラなのは仕方ないと思っていたのに、下等な道具扱いされても自分たちに誇りを持って働ける場を提供してくれた主人公に感謝できる、それほどまでに被差別者の現状が厳しいということをチラッとみせたりするのはどうなんだろう?
ただでさえあちこちに話が飛び薄くなりがちなストーリーに、更に共同経営者と黒人女性とのラブストーリーまで入れ込んで、全体の印象が益々ぼやけた感じになった。
とは思ったが、万事ハッピーエンドで、何よりショー(特に共同経営者を口説くシーン)と音楽がとても素晴らしかったため、満足できた。
音楽はずっと心に残る。けど、ストーリーは・・・
終始、音楽、ダンスはすごく引き込まれる。
映画が終わった後もずっと繰り返し聞いて、頭の中でそれぞれの場面を思い出す。
聞いていると体が動き出す!(踊れないけど 笑)
ただ、ストーリーはそこまで引き込まれなかった。
宣伝では「オンリーワンだから、一人一人が輝くんだ」って言うから、登場人物それぞれのネガティブな過去が掘り下げられ、そこから周りに認められていくようなものかと思ったらそんなことはない。
バーナムに見初められるがバーナムがもっと上の地位を欲して彼らはほっとかれる、むしろ粗末に扱われる。だけど、なんやかんやあって、凹むバーナムを彼らが受け入れる。
彼らの心の広さにちょっと感動。
まぁ実話を基にした話だからこんなものなのかもしれないけど、ストーリーの深みがもっと欲しかった。
ショーに出る彼らにもう少しスポットライトを当てて欲しかった。
ただ、歌とダンスはすごく好きなのでブルーレイが出たら買いたいかなー?
これぞ、ミュージカル・ムービー
歌、ダンス、セット全てが一流で、ハリウッドらしいステキな作品。Xメンとは全く違ったヒュー・ジャックマンの魅力を堪能しました。
冒頭から、リズムに乗ったあのテーマ・ミュージックが流れ、自然に自分でもステップを踏んでいました。心に響くビートで、最初から心を掴まれました。
酒場で、ヒュー・ジャックマンとザック・エフロンが歌い踊るシーンは、圧巻。グラスを置く音、椅子を滑らせる音…全ての音が音楽の一部となっていく、アップテンポの掛け合いは素晴らしかった。
家族の愛、友との絆、名声や富…。幸せとは何かを語りかけるテーマが根底をながれていて、ストーリー的には、先が読める作品でしたが、とにかく、このままずっと観ていたいと思える作品に出会えました。
一番、崇高な芸術とは、人を幸せにするもの…。この言葉、素敵ですね。
ミッシェル・ウィリアムズは本当に素敵
マイケル・グレイシー監督作品は、これが初めて。
自身の感性と合わず、正直、好きにはなれなかったなぁと。
曲、歌、踊理、は素晴らしく、これには異論はないけれど。
ミュージカルシーンが、圧倒的に物足りなかったなぁ・・・。
ミュージカル映画であれば、多少脚本がダメでも踊や歌で押し切れるのになぁ。勿体無い。
ラストのミュージカルシーンなんかも、折角狭い建物という制約がなくなったのだから、迫力満点のシーンを期待していたのに・・。
それと、サーカス団員に、もうちょっと見せ場があればなぁ・・・。
ミッシェル・ウィリアムズは最高だったので、星1つ加算。最高でした。
爆音人間賛歌!
芸術とは人を幸せにするものである。
語った実在の人物であり主人公はつまり、そうでないことを前提としているからこそそう主張するのだ。
偏見、差別、特権階級。幾つもの分断された世界が物語の中で、それぞれのコミュニティーの輪を少しずつ重ね合わせる形で描かれている。だからして葛藤や軋轢は絶えない。しかしながら誰もが笑顔に、幸せになれる瞬間があるとすれば?
人間賛歌とも感じられるエネルギッシュな全編から、その答としててとても原始的でだからこそ気取る前の無邪気なナニカを受け取ったような気がしている。
何はともあれラスト、待ち合わせの場所へ宣伝がてらゾウに乗って現れるヒュージャックマンが、それも雪の降る中を! あの幻想的なシーンに妙に心をわしづかみにされた。
最高の映画でした。終始鳥肌。
本当に素晴らしい映画でした。タイトル通りほんとに終始鳥肌。興奮しっぱなしでした。
まず歌がものすごく良かったです。
ヒュー・ジャックマン(P・T・バーナム役)の歌声は本当に流石の一言で、力強く全身に響き渡るような素晴らしい歌声でした(気になる方はレ・ミゼラブルを観ましょう)。
レベッカ・ファーガソン(ジェニー・リンド役)の歌声なんかもう美しすぎて美しすぎて美しかったです。Never enough最高すぎる。
キエラ・セトル(レティ・ルッツ役)などのサーカス団員の歌うThis is meは本当に素晴らしくて、どんな自分にも自信を持たせてくれて背中を押してくれるような力強さがありました。キエラ・セトルのソロ歌唱パートはほんとに鳥肌モノでしたね。
ザック・エフロン(フィリップ・カーライル役)の歌声も哀愁と力強さが共存していてすごく好きでした。
劇中曲の一個一個が本当に素晴らしくてずっと興奮してました。今もサントラ聴きながら興奮してます。はい。
ここまで歌のことばかり書いてきましたが、もちろんのことストーリーも素晴らしかったですよ。
ネタバレになるので内容は語らないですけど、
何度も打ちのめされてボロボロになって自分を見失っても、また立ち上がり自分を取り戻して苦境に打ち勝っていくっていうザ・アメリカ映画って感じですごく好きでした。いいですよね、アメリカ映画。楽しい気持ちになる。
夢というものを一つの大きなテーマにしていて、すべての夢を追いかける人のことを奮い立たせてくれるような物語でした。自分自身かなり奮い立たせてもらいました。
ただ少し気になったのが、尺の問題なのか雑に描かれているシーンがちょこちょこあって、「え、そんな簡単にいく?」みたいなことがたまーにありました。まあでもヒュー・ジャックマンかっこよかったんでいいです。ヒュー・ジャックマン最高。
長くなりましたが、ほんとに素晴らしい映画でした。
見るだけで凄く勇気を貰えるものすごく不思議でものすごく強い力を持った映画だと思います。
あとこれは劇場で見てほしいです。Blu-rayとか出るまで待って家で見るだけなんてもったいない。絶対に劇場に足を運んで、最高の環境で全身で体験すべき映画です。是非劇場で、IMAXで、この映画を体験してください。ステマじゃないです。失礼しました。
ショーを本当に見ているかのようでとてもワクワクしていた
100分と少し短めで話が淡々と進むので飽きずに楽しく見られた
ミュージカル調で歌が多かった
すごく心に刺さる内容で
何事にも「楽しい」という心が大切なんだ
タイトルなし(ネタバレ)
終始興奮して見ていられた。
全体的にとても良かったのだがバーナムとチャリティの仲直りが早すぎた気がする。そこだけ違和感があり4.5点とした。
歌に関してはさすがのヒュージャックマン。ザック・エフロンも負けてなかった
残念
19世紀の実話を元にした映画です。
失業した主人公がフリークス(奇形、奇人)を集めてショーを始めます。ショーといえば聞こえは良いですが、見世物小屋です。
見世物小屋で大儲けをした主人公は、大豪邸を買って成り上がり、美しいオペラ歌手の公演を主催して成功します。その公演のレセプションで、自分を蔑んでいた義父には酷い態度を取り、見栄えが悪いフリークスたちを会場から締め出してしまいます。結局は自分のことしか考えていない主人公を描いた場面ですが、実際にはもっと酷いことがあったのでしょうね。
大好きなヒュー・ジャックマンが演じる役柄として、とても残念でした。
思ったより…
初めて、海外で日本公開より先に映画を鑑賞した。細かい英語は聴き取れないので全てを楽しめたわけではないが、ミュージカル映画ならそれも乗り越えてくれると期待してた。
ヒュージャックマンとララランドスタッフという組み合わせに期待値は高かった。期待通り、冒頭シーンはララランドのごとく盛り上がりがあって、主人公はジャンバルジャンのごとくパンを盗んだ。ここら辺はファンサービスだし作りたかったのかなと思う。良かった。
実在の人物ベースの脚本なので、ラストはララランドはじめ創作されたもののような衝撃はない。サーカスのメンバーが集まるのが案外あっさりしてた。テンポは良くて、それ以降の苦悩の展開のためではあるが腑に落ちなかった。
Apple Musicでサントラをしばらく聴いていたので曲数が少ないかなと感じてたが、中盤で曲のないところが長かった気がして退屈だった。
酒場でショットグラス使った歌の場面はそれらの必然性が分からなくて困惑した。全体的、特に後半でにセットの中っぽさを感じた。
タイの映画館では、本編前のCMと他の予告編が30分程あって、その中に国王に関する映像が流れる。その映像中は観客は起立しなければならない。
ってのを、事前に調べてて体験できて楽しかった。
観て楽しいエンターテインメント
いきなり心情を歌いだすミュージカル映画は苦手だったが、この映画はわりと自然に歌に入っていると感じたし、ダンスも音楽も上手くとても良かった。
社会的弱者を見世物小屋に、といったくだりは現代ではセンシティブに捉えられそうだが、実在した興行師の話だし、ミュージカル形式なので初めは暗かった人も明るく悲壮感がなくなっていくのがいい。
バーナムとチャリティのなれそめも好きだし、フィリップが最後にバーナムに言うセリフには胸にきた。
社会的成功より大切なものを見つけて良かった。
何を自分の軸にしたらいいか迷っている人におススメ。
坂本さんのこだわり音響で奏でるこれぞショーマン
今、新宿109シネマズプレミアムでリバイバル公演されているグレイテスト・ショーマンを鑑賞。場所は最悪なんですが映画館は素晴らしいんですよね、、、音は流石の迫力で日比谷プレミアムシアターより低音の響きがズッコーーンてきて好きです。若干地響きみたいになってましたが笑
言わずもがなストーリー、役者、歌、テンポ、どれをとっても文句なしの映画ですね。ヒュー・ジャックマンのサーカスをぜひ坂本さん音響で。記憶なくして初めて見た時の身震いもう一回したいな、、
全183件中、141~160件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。