グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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何じゃこりゃ…? ※重大なネタバレはなし
『ラ・ラ・ランド』が良かったので、同じ監督ということで見ましたが…全然、楽しめなかった。
色々理由はあるんですが、まず、シンプルにつまんない。
理屈を捏ねようと思えばもう、あらゆるツッコミどころがあるんですが、でもそれより何より、見終わって最初に浮かんだ感想が「何コレ」でした。家族にも不評。
この監督、『ラ・ラ・ランド』の前の『セッション』も恐ろしく評判が良かったとのことで、自分は『セッション』は見てませんが、こんなに突然出てきて良作重ねたんだから、この勢いでまた良い作品出してくれたんじゃないか!?って否が応でも期待してしまった…でも、期待はずれ。ただの「金になるエンタメ」を見せられた感じでした。
勘違いしてほしくないのは、映像美は健在で、音楽もとても良かったです。ここは『ラ・ラ・ランド』と変わらず良かった点。
ただ、『ラ・ラ・ランド』は「そこらの頑張ってる若者の人生をミュージカル風にしてみたら…」という雰囲気だから、歌が多少ヘタでもそれが愛嬌になるし、素人感があっても逆にそれが良い!と思えたのですが、こちらはショービズ界のプロですよね?
ヒュー・ジャックマン最近割と好きなんですが、どうしてもこの人の歌だけは、『レ・ミゼラブル』然り、全然うまいと思えない。
『グレイテストショーマン』というくらいですから、ショーとして完璧を極めるなら極めるで、まず歌を何とかしてくれよと思ってしまいました。歌がメインの作品なのに、歌が下手で入り込めない。
主人公バーナムの妻は上手かった気がしますが、肝心の主人公が…
皆さんご存知、ザック・エフロン&ゼンデイヤは流石にお上手でしたが、他は?
映画内のとサントラでも音源が違うようで、映画内の方がずっと良かった。そちらを期待して買ったのに、サントラの方の音源はThis is MEの声が汚く、キンキンしているように聞こえます。…何で音源変えてしまったんだ…?
あとはもう、巷で散々話題になってたけど、いわゆる社会的弱者と呼ばれる人達を特権階級を良く見せるために利用してるだけ、というのが露骨すぎる。
正直、『ラ・ラ・ランド』を見た時も、あれだけジャズについて熱弁振るってた割に、黒人の文化について(何故黒人がジャズを生み出したか)や黒人の存在自体にはほとんど触れない。出てくる黒人はバックで演奏してる人達くらいでほとんど台詞なし。唯一ちゃんとキャラとして確立されてた黒人は「変人」呼ばわり。
よくよく考えたら『セッション』もジャズドラムの話なのに、メインに黒人俳優は全くいなかったような?
何か…あれ?と何度か思ったけど、まあ気にし過ぎかも、くらいに思ってました。が…本作は、流石に露骨過ぎかな。今までのも気のせいではなかったんだなと思わされました。
白人男性以外はほとんど感動ストーリーを作るため、あるいは主人公に同情を集めるための駒として都合良く動いてくれる。白人男性を良く見せるための、ただの飾り。
実話ベースらしいけど、現実には、主人公が自分の恋人になってくれないからと癇癪を起こして足を引っ張る女ジェニー・リンドはいなかったそうだ。
身障者達も、自分達に居場所をくれたからという理由で、主人公が酷いことを言っても何故か硬い忠誠心で着いてきてくれる。何でも主人公の言う通りにしてくれる。
白人男性の猛プッシュで恋愛関係になった黒人女性は、両親に見られた途端に繋いでた手を慌てて振りほどいた男性をすぐに許し、また何事もなかったかのように恋仲に戻る。
白人優位な作品は他にも沢山あるけど、個人的には本作は余りにもあからさま過ぎて楽しめませんでした。まるで白人男性以外は「道具」かのよう。
もしかして『SING』ってコアラが主人公のアニメ映画はこれを踏襲してるのかな?
そして、主人公は確かに山あり谷ありの人生なのに、何故かペラッペラのストーリー。
もちろん映像的な華やかさはありますが、内容は特に深みはなく、ただ何となく見た目が派手なショーにありがちなストーリーを当て嵌めてみた、といった感じ。見終わった後、ちゃんと細かい設定やストーリー覚えてる人いるのかな…
目が楽しいという意味では高評価、ストーリーに期待するなら低評価です。この内容なら、ただ延々と派手なショーやってるシーンの継ぎ接ぎを見せられた方がずっとマシだった。
社会的弱者の云々は「いちいちうるさい、面白ければ何でもいいんだ!」とか言い出す人がいますが、そこを除いても正直、あんなペラペラな人間ドラマならいらなかったなと。
何度か他のレビューでも書いてますが、アメリカの白人男性主人公のエンタメって、何故こんなに自己憐憫(可哀想な僕)みたいな内容が多いのかな。自分に酔ってばかりで、大した努力もせず周りに当たり散らして、いよいよ見放されるかという時に1回活躍しただけで「見直した!」と大絶賛されてヒーロー扱い、という展開が昔から多い。
そろそろ成長したら、と思ってしまう。
映像美と音楽で乗り切ってる感じは『ラ・ラ・ランド』よりもすさまじいです。
本作が刺さったという人は、映画館の大スクリーンで見た人が多いんじゃないでしょうか。多分、スクリーンの迫力でかなりごまかされてると思います。いかんせん、映像はかなり華やかで迫力あるので。
高評価の人も、もしかしたら自宅テレビやノートパソコンなんかで見直してみたら、意外と「あれ…こんなんだったっけ」となる可能性はあるんじゃないかなあ。
こんなん見せられたら、シルク・ドゥ・ソレイユ観に行きたくなりますね。まあ、あっちは舞台裏の人間ドラマ部分はないけど、エンタメとしては最高峰だと思います。
シルク・ドゥ・ソレイユは2012年に『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』という映画も出しており、今後自分達で映画やTV番組の製作も行うとのことで、2024年、スタジオを作り、映画・TV部門を設けたそうです。そっちの方が期待大。
主人公に対するヘイトが話を進む事に塵も積もり
塵が晴れることなく終わってびっくりしました。
序盤は楽しく見れていましたがお金持ちになってから主人公が典型的な成金になり苦手すぎて終わりまで受け入れられず。
サーカス団の皆を目立ちすぎるからと目立たない位置にと言った時点(その前からモヤモヤする発言はありました)で完全にこの主人公無理だなとなりそのままずっとその調子で…
自分が悪いに悲劇のヒロイン面
周りのみんながなぜ怒らずに手を差し伸べたり許したりできるのかが本当に謎でした
歌や空中でのパフォーマンスなどはとても良かったです
終盤に相当好感度上がるタイミングがあれば変わっていたかも
ミュージカル映画で一番
初めて映画館で観たときは感動した。
ストーリーも分かりやすくてミュージカル映画ならではの展開がとてもよかった。
最初から最後まで見入ってしまいました。
中でもP.T.バーナムがフィリップを仕事仲間に誘うシーンがとても好きです。
マスター、いい役過ぎません・・・?(笑)
二人の息ピッタリな動きと歌声と全てが最高でした。
登場人物も一人一人が主役の様に描かれていて見ていて楽しかったです。
何度見てもこの映画は素晴らしいです。
Never Enoughを歌うジェニーに鳥肌
何年か間をあけて久し振りに観たくなる映画。
私は曲で言うとNever EnoughとRewrite The Starsが好きです。
私はいきなり心情を歌い出すミュージカル映画が苦手だったのですが、此方はとても良かったです。
(ディズニーは好きです)
Never Enoughのシーンは鳥肌が立ちました。本当にお美しい。
登場人物それぞれにストーリーがあって、
歌姫であるジェニーがバーナムに惹かれて輝きを増していく様子は正に恋する女性。
大人になってからの方がジェニーの気持ちに寄り添うことが出来ました。
勿論惹かれてはいけない相手ですが、バーナムに"本物"と表現されてからの彼女の何度も振り返り見つめる初対面での場面は凄く良かったです。
私も出し物の一部なのね…
が切ないです。
人種差別や主観で美醜を決めつける人間がまだまだ存在する世の中ですが、自分に誇りを持ってそんな偏見の塊の人間に対して屈せず闘い堂々と自分を魅せる人々は素敵です。
This is me
の"戦う為に姿を変えた!"はかっこよくて泣けます。
We are warriors
Yeah, that's what we've become
成功と挫折と…
実在した興行師の半生を描いたミュージカル映画。
貧しい少年時代を送り最愛の人と出会い
ハングリー精神でアイデアと挑戦を重ねてショーを作り上げ成り上がっていく。
しかし家族の為に頑張ってきたはずの興行が
いつしか現状に満足出来ず更なる成功を目指していき、
結果的に家族や仲間を置いてきぼりにしてしまう。
失ってから何が大切なのか気付き、
見つめ直し再起していく。
といった内容。
105分という映画の時間としてはそこまで長くないけど
ボリューム満点で全く短く感じさせない。
内容も分かりやすい。
何しろ劇中の曲が全て良くて見応えがある。
特に劇中とエンドロールで流れるThis Is Meは感動した。
とても満足のいく作品だった。
P.S. アンチとファンは紙一重
これが私だ!多様な個性が輝く世界
それがエンターテイメント。誰もが憧れるけど現実という幻想に囚われ、趣味だといいわけする。でもみんな心のどこかで求めている。
どんなに差別されようが、どんなに蔑まれそうが、自分の個性、存在意義、生まれてきた理由を信じて、飾らずに表現することが結果幸せにつながる。
そして最後の言葉がすべてを物語っている。
「最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ」 by P.T.バーナム
そのほかにも心に残る名言があった。
「誇大広告でもいい。想像力は大きい方がいい」
「愛を欲張らないで。少しの善人の愛で十分だわ」
多様性への寛容さが叫ばれるこの時代に必要なエンターテインメント作品。
タイトルなし(ネタバレ)
洗濯物干し場で子供達に回るランプみたいなのを見せるシーンが印象に残りました。庶民的だからこそ幻想的なムードが増す感じで好きでした。正直ちょっとズレた発想をすることも多い主人公にいつでも味方する奥さん、健気で素敵だと思います。仕事だけでなく、そのうち家庭までも上手くいかなくなるのでもどかしかったですが、ミュージカル出演者の方々が、あなたのおかげで私たちは救われたのよ、という風なことを言って、再びみんなでミュージカルをしよう、と踊るシーンはテンションが上がります。髭を生やした女性⁇が歌うThis is meは特に圧巻です。引き込まれます。成功者も別にカッコいいわけじゃないんだな、と良い意味で思いました。
自覚はあるみたい
キャストの熱演や歌とダンスは一見の価値あり。ただ諸々の描写があまりにも薄味で淡々としているので、作品の長所を邪魔してしまっているのかも…。
主人公のバーナムは元々は“持たざる者”だった。そこから成り上がる場面が大幅に端折られたのは残念。彼はさらなる承認欲求を暴走させ「社会が定めた栄光」というものを追い求める。誰かに認めてもらいたい気持ちはわかるがそれに固執すると破滅を招いてしまう。
劇場の焼失や家庭の崩壊から、「自分にとっての本当の幸せ」に気づく…のだが、ではそれを取り戻すために何か努力したかというとそうではない。結局は周りに甘やかされ、なんやかんやで家庭を取り戻す。
本作に登場する歌はどれも素晴らしいが、物語を推し進めるファクターとまでは成り得ていない。中盤で歌われる『This is me』も肝心のバーナムには届いていなかった。また、恋愛描写もフリークの描きこみも浅いのは欠点と言わざるを得ない。
ここまで色々と酷評してきたが、本作を捨てきれない理由は劇中に評論家が登場し、観客との評価の乖離を描いたからだ。形や経緯が歪でも心に響くものがあれば観客は喝采を送る。厳しさを捨てれば映画文化の退廃につながるが、理屈抜きで映画を楽しめなくなってしまうのは寂しいものだ。公開当時のアメリカとリンクしたのは作り手があらかじめそういったことを見抜いていたのだろう。
ストーリーは△、音楽は◎
すごい期待して見たぶん、少し拍子抜け。
バーナムの経営がサクサクうまく行きすぎ感があった。バーナムが自信過剰な嫌な奴に思えて感情移入出来なかった。(ストーリー上の演出だったと後でわかったけど)
サーカス団テーマにしてる割には、団員達のキャラが掘り下げられていない。ユニークだからと面白がってショーに出させるような団長に、どうやってあんなにメンバー達は付いていくようになったのか、そこを描いて欲しかった。初めて人に必要とされたから〜ていうのはちょっと浅い気が。
でもミュージカルだからテンポの良さが大事なのでそこまでは求めすぎかな。
肝心のミュージカルシーンは最高だった。
楽曲がどれも捨て曲なし。サントラ全曲通しで聴きたくなる。
ダンスも鳥肌たつくらい圧巻の冒頭シーン、バーナムがバーで勧誘するシーン、などなど繰り返し見たくなる。
何だかんだ言ってDVDが欲しくなりました。
歌と役者の熱に呑まれる
タイトルにつけた通り歌、そして役者達の熱気がスクリーンから伝わってくる!この熱は歌の完成度に加えそれを歌う役者のファミリー感が織り成すもの。事前の練習風景などが某動画サイトに流れていますがその様子を見るだけで目頭が熱くなってくる!もちろん映画の中でもミュージカルシーンは圧倒的!開始1分で泣けますからね。
ただ、その熱に浮かされて盲目になってない?歌の完成度に対してシナリオや演出が追いついていないのでは?
主題歌として選ばれてる“This is me”は団員達が各々のアイデンティティを高らかに叫ぶ素晴らしい歌です。本来なら主題歌として置いているこの歌を映画の軸として語るべきだと思うのですが、話自体の中心はバーナムの家族の話、フィリップの恋愛の話この二つです。イヤ〜違くない?バーナムの「どんなハッタリでもいい!人を楽しませてこそのエンターテイメント、グレイテスト・ショー!」という思いを体現しているのは団員でしょ?そしてそこに見た目や階級の垣根はない!が映画で語るべきことなのでは?
家族の話は早々に終わらせるか、なんなら愛想尽かされて出て行っちゃうとかでもよかったと思うんですよ。そこでバーナムが本当の意味でのグレイテスト・ショーマンになれたんじゃないのかな?実際そんな人物だったわけだし。入れるにしてもまだまだ技量足りないでしょ。
冒頭に述べた通りミュージカルシーンは最高なんです、だからこそ魅力を相殺しあってるこの食べ合わせに気付くべきですよ!だってもったいないもん!
人種差別
P・T・バーナムがやってる事は人種差別の見世物とか言ってる方もいますが、確かに普通ではない身体の方々を集めてそれを見世物として金を稼いでいると見れるかもしらないが、ゼネラル・トム・サムは最初表に出る事を拒否していた、レティ・ルッツは隠れるようにカーテンの中で仕事をしていたじゃないか。カーテンを開けられる時も拒んで開けられてバーナムに綺麗と言われた時も他の人に笑われていた。他の人よりちょっと違う身体なのかと気にして人との関わりを絶って生きている人々がバーナムとの出会いによって笑顔が自信に満ち溢れた顔になっていっている。人に笑われないよう自分を隠して生きていたが自分が表にたつと観客皆が拍手をしてくれるそんな光景に自信を持ち、人に見た目の事を笑われてもこれが私と自信を持って歩いていけるよう生きる道を一緒に作ってくれたのがバーナム。だから最後で給与が支払えないとなっても皆、バーナムの事を考え、バーナムの家族の事まで考えている。そして新たなバーナムの発想によって新しい場所でサーカスが始まる。けして見世物の金稼ぎではない。娘達の発言もあるけど、最初にリンゴをくれた方を思い出して更に良い方向へ発想が思い浮かんだし、人との出会いで人生が変わるんだと、本当に心から思えた作品。
興行師から学ぶ 芸術の真理
貧乏な仕立て屋の息子であったP.T.バーナムは、奇人などを集めた物珍しいサーカスを開き、19世紀半ばのアメリカで興行師として名を馳せていく。幼い頃から想い合っていた妻・チャリティと娘2人を幸せにしようとさまざまなチャレンジを試みるが、周囲の人間への配慮を欠いたことで妻子やサーカス団員との信頼関係にヒビを入れてしまう。再起をめざす彼が辿り着いた芸術の真理とはー。
サーカスには、大男や小男、ヒゲの生えた女性など、マイノリティたちがバラエティ豊かに集う。終演後には一部の人間からガラクタを投げられ、「出て行け」と罵声を浴びる彼ら。それでも彼らは怯まずステージに立ち、個性を表現することを諦めない。
貧乏な生まれのバーナムと、裕福な家庭で育ったチャリティの結婚生活。バーナムは、周囲の評価を気にするあまり、チャリティの気持ちをなおざりにしてしまう。成り上がりのコンプレックスを断ち切ろうとするバーナムと平穏を求めるチャリティの心の距離は離れるばかり。
仕事のパートナー、妻子、団員に愛想をつかされたと落ち込むバーナムだったが、過去に開いたサーカスが観客を楽しませていたことを思い出し、再び興行師としてやり直すことを決意する。
作中では、マイノリティが差別を受ける場面が多くあり、はっきりとした社会的メッセージを感じる。この映画自体、「奇人を集めたサーカス」を開いた主人公の話であり、そもそも受容できない人もいるかもしれないが、マイノリティをタブー視せず、1つの個性として表現した勇気はもっと評価されても良いのでは。
アナ雪の再来
良くいえばミュージカル映画の王道であり、演出からキャスト、歌自体も素晴らしいものであった。特に出だしでは、開始数分で歌と演出に心を捕まれ、思わず涙が出た。
しかし、王道の面が悪く出ている部分もあり、ストーリーが単調すぎる。ストーリーの深さをミュージカルに求めるのも違うのかもしれないが、歌ってハイ解決、のような流れで最後まで見るのが辛かった。バーで落ち込んでいる時に急に歌い出すところでも思わず笑ってしまい、腕時計で時間を確認してしまった。
アナ雪を見た時は歌による子供騙しだと評価した私だが、それでも歌はすばらしかった。今作品もその演出や歌の素晴らしさなど、ミュージカル映画の中でも群を抜いて素晴らしいものではあるが、ストーリーの単調さはアナ雪と変わらない。このタイトルと星の数はそこからの評価となっている。
ミュージカルの中にはレ・ミゼラブルのようにストーリーが深く訴えるものがある作品もある。そんな作品を今作品に期待してしまっていたことにもこの評価の原因はあるが、、、
ともあれ歌は最高に素晴らしかった。
評価は3だが、開始数分で感涙させてくれた今作品のことは忘れないだろう。
ヒュー!!!
最初の少年期のチャリティを迎えに行くシーン!男の子から大人になってヒュー・ジャックマンに変わった瞬間ヒュー!!!!ってなる。めちゃくちゃかっこいい。
ストーリーはありきたりだと思う。ハリウッド映画によくありがちな起承転結がはっきりとしたストーリーでわかりやすい。素直に観れる。ただ"個性的"な人たちを集めてえげつない見世物にする話だったから、これはそういう人たちが観たらどう思うのか気になった。
元々ストーリーにはなんの期待もしてなかったからノープロブレム。私がたのしみにしていたのは音楽!!曲数は結構少なめな印象だったけど、逆に一曲一曲が脳内にこびり付いた気がする。
相変わらず歌って踊るヒューはステキ。個人的には他のキャストさんたちにももっと歌って欲しかったけど、やっぱり主役がイチバン多く映るししょうがないのかな…?
ビックリするほどミュージカル
なんとなく機会がなく見逃してましたがようやく観ました。
なんだこれ!めっちゃミュージカル!
どこがというよりむしろ全てがミュージカルで今すぐ舞台に持っていけるほどだと思いました。
ヒューもザックも素晴らしかった!二人のシーンのバーテンさん?も何気にすごい。
ストーリーの薄さについて言われてますが、どこを見るかだなって思います。
個人的にはララランドはただの恋愛映画だったので好みもあるとは思いますが。
ただ私は今まで人前に出ることが出来なかった、出たくなかった人達が自らの意志で前に出て、他人と違うことは個性であり、それこそが自分であり誇れる部分としてそれを人に見せて対価を得る。
これはある意味バーナム自身が全てを愛とかではなく『誰かを楽しませる』ことを目的に動いたから出来た結果なのだと思いました。
確かに人としては結構アレな人物でしたけど、なにかに特化した人ってわりとそういうところありますよね。凡人じゃなせない事をなすからこそ人の記憶にも残るというか。
バーナムと彼の家族、それとサーカスの皆が居場所を見つけたこと、一人じゃない、自分と同じ痛みを知ってる人たちと集まって笑って喋ってという『普通』を手に入れられたってことがこの映画のストーリーとしては柱なのかなと思います。
歌手の彼女が言っていた、最初から恵まれている人にはわからないこと。
何かが欠けている人にしかわからないこと。
コンプレックスでもトラウマでも、そういう欠けてる部分を胸に抱いている人にはとても刺さるんじゃないかなって思いました。まぁ私なんですけどね。
星5じゃないのは、確かに曲は良かったんですけどわりとどれも似た感じで、終わるとメロディーとしては印象に残らなかったので。
エンターテインメントとしては最高。
ずっと観たくてやっと鑑賞。
1分くらいで持っていかれるという噂は本当。
全部の曲がかっこいいし、映像も綺麗。
ゾワゾワと鳥肌もすごかった。
特にバーで勧誘をするシーンはマスターのフォローも含めて観ていても楽しい。
幼少期の歌のシーンはディズニー映画を彷彿とさせるようなワクワク感があった。
見終わってすぐに「もう1回みたい!!」と久しぶりに感じた作品。
落ち込んだあとのバーで初心に帰ろう的な歌詞の時に、写真に反射してる自分映したのは冒頭のショーケースに反射してるのを思い起こす感じで良かった。
背の高い人を雇うシーンのカメラワークは最高。
ではあったものの
全体的にストーリーが薄い。と感じた。
時代背景やそれぞれのキャラクターの背景が分かりにくく
発言の中で「○○だった」と言われて「あっそうなんだ」と思ったことがしばしば。
フィリップもとてもいい雰囲気だったのに、フィリップが来てからサーカス団が何か変わったような描写が感じられなかった。
(女王にあったくらい?)
最後のゾウの必要性が分からないし
恐らく夫婦のラブストーリーの為に木にされた次女が可哀想。
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