グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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もう何回観ただろう。他愛ないと言えば其までだが、気分が落ち込んだときに一番観たくなる映画。『Celebration of humanity ! 』.
大好き❗2020.07.26.現在で映画館で12回鑑賞。①まるでメトロノームで刻んだような、ストップウォッチで計ったような正確なペースで進んでいく演出なので味気なく感じるか、演出の個性が感じられない人もいるかも知れない。②ミュージックビデオを繋いだような映画だと感じるも知れない。しかし、それらを越えて各ミュージカルシーンの素晴らしい曲とダンスの躍動感・高揚感・多幸感とが全てを圧して心に迫る。私も全く期待しないで観に行ったが、たちまち魅せられてしまい続けて11回も映画館に通ってしまった。③P.T.バーナムの人生をかなり省略・美化して描いているとは思う。
①『Rewrite The Stars』1930年代のミュージカル映画から最近のミュージカル映の中で(自分が観た限りのなかですが)一番ロマンティックだと思うミュージカルシーン。
②『This Is Me』Divesity(多様性)
のAnthem
③『Never Enough』レベッカ・ファーガソン渾身のlip synch
④『From Now On』群舞シーンは何度観ても素晴らしい!
圧倒的な音楽の世界に心奪われる
凄い作品に出逢ってしまった。観終わって劇場内が明るくなっても、暫くの間、作品の世界感に浸っていた。心地良い余韻は当分続くだろう。本作は、実在した伝説の興行師の波乱万丈の半生を描いたミュージカルである。台詞を極力排除した、全編、力強い音楽の世界に酔いしれる見応えのある作品である。
本作の舞台は19世紀のアメリカ。貧しい子供時代を過ごした主人公バーナム(ヒュー・ジャックマン)は、長年想っていた妻(ミシェル・ウィルアムズ)と結婚し、幸せな家庭を築いていた。彼は、突然、勤め先を解雇されるが、家族のために奮起し奇想天外なショーを思いつく。世間の非難を受けながらもショーは次第に人気を集めるが、彼は、それでは満足せず、更にショービジネスの世界に没頭していく・・・。
本作は波乱万丈なストーリーではあるが、分かり易くシンプルな展開であり、意外性は少ない。しかし、全編に溢れる音楽のパワーが圧倒的であり、冒頭から心を鷲掴みにされ、作品の世界に惹き込まれる。キレキレのダンス、躍動感溢れる楽曲、歌唱力抜群の歌声に加え、歌詞が素晴らしい。心奪われる。
バーカウンターのシーンでは、価値観の違う2人、夢を追いかける主人公と現実主義者のフィリップ・カーライル(ザック・エフロン)の心情が、コミカルな歌とダンスに加え、巧みな歌詞で小気味良く表現されている。主題歌『This is me』は、数奇な運命を辿ったショーの演者たちの心情を無駄のない歌詞で力強くストレートに表現している。運命に屈することなく、自分を受け入れ強く立ち上ろうとする想いに溢れていて、強く胸を打つ。涙が止まらない。悩み多き我々の人生を鼓舞してくれる。
実在した主人公は決して善人ではない。金儲け目的の奇想天外なショーを企画するような人物なのだが、そうは観えないのは、主人公を演じるヒュー・ジャックマンのクリーンな佇まい、人を楽しませたいというエンターテイメントに徹した姿勢によるものである。前半で、妻との結婚に至るまでの紆余曲折の経緯が描かれるので、夫婦愛を感じるのも奏功している。
本作は、音楽の持つ圧倒的なパワーで元気が貰える上質のミュージカルである。親子愛、夫婦愛、友情、仲間、成功と挫折、偏見、驕りなど、人生で経験する様々なものが詰め込まれているので、世代を問わず楽しめる作品である。
人生最高の映画過ぎて
人生最高の映画過ぎて、今まであえてレビューを書くこともなかった。ただひたすら観客を楽しませる、客の使った金と時間に娯楽という形で報いる、タイトルと中身と観客へのサービス提供が全部一致している類い希なる人類至上最高のエンターテイメント作品なので、今さらレビューにしたためようとも思わなかった。
しかし人生で一番嫌いな作品について、ふと思い立ちレビューを残したので、同じように人生で一番好きな作品についても書くことにする。
僕は舞台であるNYでこの作品と出逢った。この作品と出逢えたから、その時NYにいて良かったというくらいの運命だ。吹替は帰国中に初鑑賞。帰国後、日本の劇場で7回ほど、応援上映を含めるともっとか。ブルーレイ、dvdも観賞用コレクション用に分けて所持。至上最高のエンターテイメントだが、キャラクターに萌えるような作品ではない。だが関連グッズのtシャツやパーカーまで持っている。
グレイテストショーマンには金を払いたいのだ。ブロードウェイ版をいつまでも待っている。本国でも日本でも観たい。
ストーリーは不足から得られるカタルシスが最高にしても、決して重厚ではないし、詰めが甘い部分も多い。しかしそれでいい。笑って泣けて、勢いのあるエンターテイメントで観客を殴るスタイルがこの作品のテーマで、初志貫徹ぶれていない、PTバーナムの清濁併せ呑む人生そのものであり、壮大なタイトル回収だからだ。
だって、単純に曲がいいじゃないか?捨て曲が全然ない。million dreamを初めて聴いた時の感想「は?しょっぱなから良い曲過ぎん?w」
何故こんなにも歌いやすく、ノリがよく、嫌でも泣ける楽曲が惜しげもなく使われているのか。
僕はララランドはヒロインが屑過ぎて大嫌いだが、それ以上にララランドの良くなかったところは、ミュージカル映画なのに単純に楽曲が良くなかったこと。本当に同じスタッフなの?差がありすぎないか?w
まあ、グレイテストショーマン好きはララランド嫌い、逆もまた然りは映画あるあるだそうなので、そういうことなんだろう。
僕はグレイテストショーマンが一生で最も好きな映画だ。大事なことなので何度でも言おう。しかし、グレイテストショーマンに対する他者の批判的レビューを見るのも好きだ。(一言つまらないとかでなければ)
他者のレビューで最も印象に残ったのが
バーナムが博物館の行く末に悩んでいた中、机にあるリンゴを見て、サーカスを思い付くというシーン。それを見て「バーナムは極貧時代助けてくれた女性を思い出して、そうだあの人みたいな人を見世物にしたろwと思ったようだが、それってサイコパスにも程がある」
という内容。すごく納得したからだ。なるほど確かにバーナムはサイコパスだ。恩を仇で返すとはまさにこのこと。僕ほどのグレイテストショーマンファンはそうそう居ないという自負があるが、この意見には納得しかない。だってそれも含めて、グレイテストショーマンは人類至上最高のエンターテイメントだから。
単純な多様性万歳ではないけども
ララランドの時も音楽と踊りにに惹き付けられたけど、こちらもテンポよく、前向きで楽しい。
サーカスの見世物の一人ひとりの人権に目を向けたのは時代性だと思うけど、まあ綺麗に受け取っても見世物なのだけれど。
This is Me♪
『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン主演ミュージカル
とにかく、ロマンティックで音楽が最高です。
19世紀半ばのアメリカで
ショービジネスの原点を築いたという
実在の人物、P.Tバーナムの選択した人生を
ヒュー様流に演じられました。
エンターテイナーの才能が発揮され
素晴らしかったです。
オープニングもカッコいい
そして、
レティ役のキアラ・セトルさんの
圧巻のパフォーマンス
『This is Me』に感動の嵐。迫力ありました。
フィリップ役の
ザック・エフロン君(ハイスクール・ミュージカル)
久々のミュージカル出演も嬉しかったです。
ザック君とセンデイヤさんの
『REWRITE THE STARS』☆
空中ブランコシーンも最高でした。
オンリーワンの個性を大事に
メッセージを受け取りました。
上質のピースを揃えても、驚くほどに中身がない
「レ・ミゼラブル」の感動を再びと、期待して映画館へ運びました。楽曲の良さや、振り付け、歌姫の圧巻のパフォーマンスなど、細切れにすれば相当いい映画に見えます。
でも直近のアニメーション映画に「SING」というミュージカル作品があり、小心者の象とか、ギャングから足を洗いたいゴリラ、ちょっとボケている義眼のカメレオンばあちゃんなど、異形の者が活躍するストーリーと、親しみやすいヒット曲の数々、吹き替え版の頑張った作り込みによる歌の完成度、ショービジネスの世界での成功を夢見る展開など、かなり似ているのに、映画の出来として、ぜんぜん負けていると思います。
それから、ヒュー・ジャックマンについては、本領発揮と言いたいところですが役本来のバックボーンが足りなさ過ぎて彼がショービジネスを志す動機や、巧みに歌や踊りを披露する説得力がありません。彼のパフォーマンスは劇中における感情の爆発なのか、劇中劇の域を出ない物なのかあやふやで、サーカス団のメンバーと共に歌い踊りながら、劇中の観客たちの喝采を浴びます。だとしたら彼は一体どこでそのスキルを身につけたのでしょうか?「レ・ミゼラブル」には観客が存在しないので直接見る人の心に届くのですが、この映画はそうなりません。
確かに歌やパフォーマンスは素晴らしい出来映えですが、なんとなく入り込めない構造になってしまっていてとても残念です。ウルヴァリン役を卒業して、本気度が高いところをアピールしたいでしょうが、この映画の中では、あまりエモーショナルな振れ幅が無く、共感できませんでした。
ストーリーも淡白で、登場人物すべてが表面的な描写ばかりで、怒りとか、哀しみとか、それ一色に染まってしまいます。
「ラ・ラ・ランド」は深い悩みと愛情のすれ違いを、多彩なジャンルの音楽やあらゆるロマンティックなシチュエーションで見せる楽曲を揃えて、ラストまで目が離せないストーリー展開も含めてとても完成度の高いミュージカル映画でしたが、この映画、本当に同じメンバーで作ったの?と疑問に感じるほどガッカリさせられました。
2018.2.19
「ショーマンだからね」
今回で二度目の鑑賞。
やっぱり歌のシーンで鳥肌が立つ。
ホンマに凄いと思うねんけど‥
逆境の時に一番側にいてくれる人が宝。
今の自分と照らし合わせて、この映画を見て勇気をもらった。
頑張っても、上手くいかなくて、疲れたら、またこの映画を観て勇気をもらおう。
これぞ、ミュージカルですね!
友人から薦められて、映画館で観てきました。
上がりました❣️
壁を越えること、仲間達がいること、自分を信じてくれる人がいること、人生って、可能性に満ち溢れていることを、びんびん感じさせてもらいました。
薦めてくれた友人には、たっぷり、感動ポイントを聞いてもらいます。
何も考えなければ楽しい映画
起承転結がはっきりしていて、ミュージカルシーンは魅せる魅せる。何も考えなければエンターテイメント作品としては良質。
但し、マイノリティ擁護や反差別といった自己満ポリコレに媚びたメッセージを中途半端に差し込むせいで何も考えずに楽しむにを邪魔される。
例えば、フィリップとアンの恋愛についてだ。
アンは黒人と言えども非常に美しい女性で、その身体も非常に美しい。一面を見れば黒人差別に対するアンチテーゼだが、見た目が良ければ良いというのはポリコレ側の言葉を借りるならルッキズムってやつじゃないのか?
結局見た目か。醜い者は愛されるべきではないのか?
実際、健常者であっても先天的な容姿によって人生の難易度は大きく左右されるのが現実だ。
だが黒人だったり医学的に証明される障害だったりした場合は反差別という名の腫れ物扱いによって寧ろ厚遇され、それ以外の生まれ持った美醜の差によって生まれる格差、逆ハロー効果は透明化されるばかりか今も尚格差は広がる一方である。
ちゃんちゃらおかしくて臍が茶を蒸発させる勢いである。
ポリコレに媚びたいなら、髭女レティの歌声だけを聴いたフィリップが一耳惚れし、その容姿を知っても尚愛を誓うとか、ドラァグクィーンに惚れて…とか他にいくらでもやりようがあったのでは?
また、ミュージカルシーンに尺を割く都合上、物語上唐突な展開がちらほら。
例えば、終盤挫折したバーナムの元にフリークスが集うシーン。
それまで人目を避けて生きてきたフリークスだがバーナムに勧誘されサーカスに出演することで自己肯定感を得た。それを恩義に感じたフリークスはバーナムに手を差し伸べる。
このフリークスが自己肯定感を得る、という描写が不足しているので、納得しがたいものがある。
そして挫折から再起を遂げるラストシーン。
これも挫折→再起という展開に理路が存在しない。それもそのはずでバーナムの挫折の直接の原因は妻子持ちのバーナムに迫って振られた女の逆恨み、フリークス排斥派の市民による放火と、バーナム自信に否が無いのだ。
だから挫折と再起の間に「反省と改善」という重要な工程が抜け落ちている。どうせなら挫折はバーナムの自業自得にするとか、フリークス排斥派と和解して劇場再建を手伝って貰うとかして、再起に至る理路をはっきり描いた方がより大きなカタルシスを得られたのではないだろうか。
最高なサーカス:*:・'°☆
変わった人達を見せ物にするために集めて成功する。
良い時は続かず挫折を味わう。
その時、手を差し伸べて助けてくれる。
人間温かいドラマだった。
singに似てるかも(..)
ザックエフロンはやっぱり歌上手いな~
またミュージカル映画出演してほしい
見逃してたのをようやく見れました・・・
人生で特別な作品に会える事はそう無い事だと
思いますが、これは流石の素晴らしい映画でした。
歌もダンスも素晴らしくストーリー性もしっかり
していて大満足の作品でした。
劇場で見ておくべきでしたねぇ・・・(´・ω・`)
最高の映画!何度見ても飽きない!
ふと見てみたくなりAmazonで視聴しましたが、あまりにも素晴らしい作品だったのでDVDを購入しました。本当に何度見ても飽きなくて1週間毎日見ている日もありました。音楽がとにかく素晴らしいです。夢と愛に溢れたヒューマンドラマ!
全1037件中、61~80件目を表示