グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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サントラ買った!
劣等感あればこそ
劣等感を乗り越えた人々が輝く快作。
やはり自分は、完全無欠な人より劣等感を抱えた普通の人の方が人間臭くて魅力的で好きだ。(チャリティは完全無欠の天使or聖母だが、あんな女性いるかね?)
劣等感に目を背けただけでは『偽物』だが、乗り越えた先に『本物』が待っている。それをリンドとのエピソードが感じさせてくれる。
最初はぎこちなかったサーカス団員が一瞬でプロフェッショナルなパフォーマンスを見せる展開の早さには驚いたが、そこはこの映画の本質ではないし、ハリウッドらしい大胆な展開に寧ろ好感を持った。
圧倒的な音量のスタートには耳栓を準備した方が良いかもしれない。(観客を一気に鷲掴みにする演出としてはアリだが、ちょっと大音量すぎない?爆音が最初だけで良かった。)
勧善懲悪のレミゼより好きなミュージカル映画だった。
ショーシーンは圧巻
舞台としてなら良いと思う
とにかく音楽が良い
素晴らしい!!!
ネバー〜ネバーにやられた
全編流れる楽曲の素晴らしさと豪華なセット、キレのあるダンスに圧倒されました。主人公の子供時代から大人になるまでなど、随所に仕込まれたシークエンス映像の編集美、それに合わせた楽曲の数々に前のめりになり、オペラ歌手ジェニー・リンドが歌う「Never Enough」のネバー〜ネバーの歌声に魂が揺さぶられ、ついに心を持って行かれました。ところが、この曲を歌ってるのはリンド役のレベッカ・ファーガソンではなくアメリカの歌手ローレン・アレッドと知って大きなショックを受けているのは私だけではないはず。しかし、あの往年のカトリーヌ・ドヌーヴを彷彿としたレベッカの美しさとローレンの素晴らしい歌声に免じて許すことにします。このマッチングは最高です!
テーマはフリークス・ショーの興行を主として、偏見に立ち向かうデリケートな内容のため、史実を元にしたとは言え日本では、とても考えられない舞台設定ですが、さすがアメリカのミュージカル映画。そこのところは明るくハッピーにとエンドロールまで元気付けてくれる名作です。
主演のヒュー・ジャックマンはX-menしか見た事が無かったため本作で、彼の才能と魅力に改めて気づかされとても、感動しました。
もちろん本作のメイン・ボーカルとも言えるキアラ・セトルの「This Is Me」の抜群の歌唱は圧巻です。この映画はサウンドトラックも売れること間違いないですね。もちろん私もすぐに、ダウンロードしましたからね。
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