グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
全1077件中、221~240件目を表示
ミュージカル嫌いでも無問題
元々ミュージカル映画はあまり得意ではなく、昨年公開の『ラ・ラ・ランド』も評判が良かったのはわかっていても、どうにも観る気になれなかったのだが、これは観て正解、いや大正解だった、
もう、開始早々引き込まれた。
見世物小屋で一儲けしようとする、なんとも微妙な設定には共感できないものの、そんなのどうでも良いくらショーや歌のシーンが素晴らしかった。
特にレベッカ・ファーガソン演じる、スウェーデンのオペラ歌手ジェニー・リンドが唄う「Never enough」に心を鷲掴みにされ、さらに圧巻はキアラ・セトルの「This Is Me」。
圧倒的な歌唱力に、冗談抜きで鳥肌が立った、
あまり映画のサントラ版を買うことはないが、これは買わずにいられない。
一方で、話の展開は先を急ぐあまりに、随所で端折り気味で、あっさりとした感じが否めなかった。
もう少し時間を取って、丁寧に進めた方が良かった。
やはり全体で2時間は必要だ。
『レ・ミゼラブル』以来のミュージカル映画だったが、ホント良かった。
引き込まれるしかない
ミュージカルシーンがなければマイナス付けたいくらい胸クソ悪い
まさにショー!
サーカスを興行したバーナムの生涯を語るミュージカル。
とにかく音楽が素晴らしくて胸が震えっぱなしだった。
わかりやすいエンターテインメントだし、この人気っぷりには納得。
また、メッセージも現代的で好感が持てるものである。
本作を観て強く感じたメッセージは、他人や世間が定義した「幸せ」をつられて追うのではなく、自分の「幸せ」を追求すべきだということだ。
出自の貧しさゆえの劣等感からなのか、バーナムが最初追い求めるものはお金や名声であり、その実力ゆえに、名声も、豪邸も、海外での高い評価までも勝ち取る。が、最終的に彼を幸せにしたものはそれらではなかった。
個人的には、家族の話よりも、サーカスの仲間達とのエピソードが深掘りされてるともっとよかったかなと思う。
彼自身が貧しい出自ということもあり、サーカスの団員達への偏見は多少はあっただろうけど、そんなことよりも金を稼ぐことに必死だったんだと思う。
あえて野心に溢れた打算的なバーナムを描こうとしているところには好感を持てた。
ただ、ヒュー・ジャックマンの持つ天性の爽やかさと立派さがナチュラルにそれを打ち消してしまっていた感じはある。笑
もっと野卑なバーナム像でもよかったんじゃないかなと個人的には思う。
きっかけはどうあれ、実際サーカスの団員達はそれで職を得て身を立てることができ、ある種の誇りを持つこともできたのだろう。その物語はとても素晴らしいし、ある種の家族のようなサーカスという場は確かにとても魅力的に見えた。
This is me !!!
成功する為には手段を選ばず、ヒンシュクを買う事も恐れないフィニアスが好きだ。
まだまだ階級制度の意識が根強かった時代で自信満々に自分を売り出す姿。差別されていた人達を利用していると言う見方も出来るが、ウィンウィンな部分も大きいだろう。
久しぶりに元気の出る映画だった。
トリハダ
全1077件中、221~240件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。










