グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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笑いもあるけど終始見てて泣ける今年高評価の映画です
先にサントラ盤を購入その後に試写会と開演日に見に行きました、簡単な言葉でいうと、凄いの観ました!というしかないです。
ありがちに見えるストーリーの中で、偏見に立ち向かう、立ち向かえる強い信念を心に持ってる人々とその人たちが歌う強い歌。それだけでなく、人間の脆さとか、本来の素直さとか。ユニークな人たち”は「親から、社会から、“隠された”こと」に傷ついてる人たちだったわけで。彼らは自ら“バーナムの博物館”に見世物になりにやってきた。 「たとえ見世物になったとしても、障害者が自分の仕事に誇りを持ってそれをしているならそれを奪う権利は誰にもない。
外野が「差別だ」とその仕事を奪ってはならない」
様々な人間らしさが詰まった、感動しないわけない作品でした。
最後に「貴方は居場所を家族をくれた」の言葉ですごい泣きました。
ミュージカルとしてもすごいし、人間としての成長模様とか、少しの恋愛模様。それらがバランスよく噛み合っていって、何回も見たくなりました。
特に歌が、頭から離れない…はっきり言って中毒性あります(´∀`)見ててスキャットマンジョンを思い出してしまいました、亡きスキャットマンジョンに捧げたい映画です
心が躍る。
No.1ミュージカル映画!!
評価:★★★★★ 100点
予告編を観た時点で、傑作であることは間違いないと思っていたが、全編を鑑賞後、私は立ち上がって拍手を贈りたくなるほどの神の領域の作品であった。
この時代に、この年齢で、そして映画館でこの作品に出会えたことを心から感謝したい。
この作品を通して感じたこと
①魅了される音楽の力
まず冒頭の「The Greatest Show」が流れ出す瞬間から、心を鷲掴みにされ、監督、そして主演ヒュー・ジャックマンの映画という名のショーに引き込まれる。
この作品全ての流れる音楽がとても魅力的だ。それもそのはず『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞歌曲賞を受賞したコンビが曲を担当しているのだ。
個人的にお気に入りは、子どもから大人へと成長する「A Million Dreams」、酒場でヒューとザックコンビで歌う「The Other Side」、涙腺が崩壊した「Never Enough」、そして「This is Me」である。
②役者達の圧倒的な演技力
ヒュー・ジャックマンの偉大さを改めて感じる作品である。彼の芯のある歌声のかっこ良さに鳥肌が立ち続けていた。
もちろん演技力もヒューがレベッカ・ファーガソンの本物のショーに魅力され、上流階級・批評家に認められた瞬間の顔が本当に忘れられない。
そしてヒューを支える妻役のミシェル・ウィリアムズは女性の美しさを見事に体現化し、家族を愛し、包み込んでいて、彼女の一つ一つ言葉が凄く心に刻まれた。
たくさんの役者さん達が素晴らしくて、ここまで一人一人をベタ褒め出来る映画って正直ほかにない。
③物語の構成
物語は王道的なストーリーで、時間も105分と短く、テンポも良い。びっくりした点はショーの練習シーンを一切映していないこと。それは鑑賞者達にこの映画というショーを楽しんでもらう為ではないかと感じて、監督がより好きになった。努力している姿を見せないからこそ、カッコよく、そして美しいのだ。
キャラクターの心情も凄く上手く描けていて、主役のヒューと仕事パートナーザックの人生対比の描き方は見事。ヒューは底辺からの成り上がりだからこそ、上流階級が提示する本物のショーに惹かれ、そして溺れ、ザックは上流階級育ちだが、底辺の偽物といわれるが個性的で笑顔になるショーに惹かれていく。ラストの冒頭との繋がり、そして入れ替わりの歌唱は私の涙腺を崩壊させた。
この映画は1から話すと1時間以上話せてしまうので、
総評とし、改めて音楽の力の偉大さに気付く、私の中のNo.1ミュージカル映画である。
本国アメリカでは評論家から酷評されているようだが、それこそがこの作品の真骨頂。この映画はぜひ大きなスクリーンで観て欲しい、私はあと4回は観るであろう。
2018年映画はまだ1本しか観ていないが、すでにトップは決まった。オススメです。
音楽はずっと心に残る。けど、ストーリーは・・・
終始、音楽、ダンスはすごく引き込まれる。
映画が終わった後もずっと繰り返し聞いて、頭の中でそれぞれの場面を思い出す。
聞いていると体が動き出す!(踊れないけど 笑)
ただ、ストーリーはそこまで引き込まれなかった。
宣伝では「オンリーワンだから、一人一人が輝くんだ」って言うから、登場人物それぞれのネガティブな過去が掘り下げられ、そこから周りに認められていくようなものかと思ったらそんなことはない。
バーナムに見初められるがバーナムがもっと上の地位を欲して彼らはほっとかれる、むしろ粗末に扱われる。だけど、なんやかんやあって、凹むバーナムを彼らが受け入れる。
彼らの心の広さにちょっと感動。
まぁ実話を基にした話だからこんなものなのかもしれないけど、ストーリーの深みがもっと欲しかった。
ショーに出る彼らにもう少しスポットライトを当てて欲しかった。
ただ、歌とダンスはすごく好きなのでブルーレイが出たら買いたいかなー?
最高のショー
実在人物の光の部分を切り出してうまく仕上げてる
思い出させてくれた
寝てしまった(泣)
合わなかった
私はレ・ミゼラブルが大好きだ。もう何回見たってぐらいリピートしている。
ヒュー・ジャックマン!ミュージカル映画!というだけで、レ・ミゼラブルのようなものを期待していったらだめだった。合わなかった。
時代背景と比べて音楽がポップ過ぎて、この時代にこんな歌歌わんやろ。というしっくりこなさが終始あった。
そのせいで、結果話に深みが出ずに、差別、偏見などいろいろ盛り込もうとしているのは見えるのに、心に残らない。
歌単体で見れば心に響くものもあったし、ヒュー・ジャックマンはじめ、俳優みなさんのパフォーマンスは見事だったので単純に“ショー”を楽しむ分にはいいと思った。
バリアフリーとは甘やかすことではない
ストーリーが終始不快だった。
男が女に惚れる瞬間は描かれているが、相思相愛になるきっかけがまるで描かれていない。
バーナムとチャリティ、フィリップとアン共に二人の間には身分、人種という障害があるがその葛藤がない。
コレコレこういう理由でこの人は素敵なんですという説明がないので、キャラクターがとても薄っぺらに感じてしまう。
そして男たちは女を裏切るが、なんとなく許されてしまう。フィリップの裏切り(ジェニーのショーの時に手を離す)は物語の根幹に関わる大きな裏切りだが、その件はスルー。許されるきっかけは事故による自己犠牲。(炎の中から現れたバーナムの拳からは三本の爪が出ていた)(嘘)
フリークスとバーナムの関係も同じで、思いつきでフリークスを雇い始めたバーナムをフリークスたちは簡単に信じ、信頼関係を築く。その瞬間にショーが完成している。
そして、裏切り、簡単に和解する。
どこがグレイテストなのか?
興行師という世界一怪しい商売の男をキラキラの笑顔で誤魔化して許容してしまうのはあまりにも甘すぎないか?
障害を持った人間をなんの葛藤もなく雇い、周囲を裏切り簡単に許される、そんな甘やかされた主人公から僕は人としての魅力を感じなかったし、フリークスがフリークスとして活躍しないショーも何のためのショーなのかが良く分からなかった。
バーナムをジャック・ブラックとかスティーブ・カレルとかコメディアンにゲスな人間として演じさせた方がもっと物語を掘り下げられたのではないか?
終始甘やかされた主人公の作品に「this is me」と言われてもな。
金をかけたPV集のようでとても空虚な映画だった。
よかった
家族との普通の生活
最愛の妻、可愛い娘二人の日常
娘から生きたものを使えというアドバイスから、活動を始める。
ヒュージャックマンが良かった。
ススだらけで真っ黒になってたのは笑えた。レミゼラブルと一緒黒塗りが好きなんだとね。
セカンドラブストーリーのザック・エフロンとゼンデイアの掛けあいが地味によかった。
ゼンデイアマジで可愛い。
あとマチルダ・レジャーのことが知れてよかった。
圧巻!
心地良いミュージカル映画
昨年上映された「ラ・ラ・ランド」より人生に響く映画でした。
ヒュー・ジャックマン演じるバーナムが皆が考えられない視点で個性豊かなキャストを集め、数々の問題を前向きに明るくクリアしていく様子は良かった。
また、キャスト達もバーナムによって自身の障がいをプラスに、差別や偏見に立ち向かい、もう一つの家(ホーム)を作る過程も良かった。
彼らにとっても他の仲間達と演じるショーは生きるエナジーになったでしょう。
光あれぼ闇もあり、成功を追い求め続けると家族の存在をおろそかになり、危うく離婚しそうでしたが、大事な事に気づいただけでも良かった。
ヒュー・ジャックマンは体格が良くてショーマンとしてピッタリでした!
音楽とダンスが心地良く、宝塚や劇団四季を観てるようでした。
this is me
ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン主演。
貧困の家計に育ったP.T.バーナム(ジャックマン)は成功を夢見て
様々な個性あふれる人を集めてショーをする。
地元でのショーから、もっと大勢の人を集めるために
上流階級出身で劇場成功者のカーライル(ザック)と
パートナーを組むことに。
去年で劇場で観るべき作品に『ブレードランナー2049』を推薦しましたが、
今年はこれかな〜ってくらい音楽と映像が素晴らしかった。
監督は今作が初監督作品のマイケル・グレイシー。
今後、要チェックの人物です。
ある人物が人をスカウトし浮き沈みを経験し
家族愛を最も大切なものだと気付く。
ふとアップル創立者のジョブズ氏を思い浮かんだ。
海を航海してる時はただひたすら進むしかないけど
そんな勇敢な船にも港が必要だと。
お子さんとも夫婦、恋人ともどの世代でも
観て満足出来るはずです。
容姿に個性のある人にも偏見を持たず
一人の人間として接する事の大切さも描かれてるし
そんな彼等でも何かを成し得る事もできるという
様々なメッセージを読み取る事も出来た。
全体通してハッピーエンドで締めくくってくれる。
のですが、僕が個人的に気になったのは
象は外に置きっ放し?と
エンドロール中思っただけです。
テーマはちょっと苦手。ダンスミュージカルとしては素晴らしい
「ムーラン・ルージュ」(2001)や、「マンマ・ミーア!」(2008)のように既存曲を使った"ジュークボックス・ミュージカル"と違い、使用曲を書下ろしで勝負する新作"オリジナル・ミュージカル"となると、それ相応の実力あるソングライターでないと務まらない。
本作は、「ラ・ラ・ランド」(2017)の楽曲をを作曲した、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールの書下ろしの9曲が楽しめる。楽曲のアベレージは高く、それだけで心の満足度メーターは振り切ってしまう。
ダンスミュージカルが好きなら間違いない。流れるような楽曲のつながりは、ストーリー展開のテンポのよさとともに駆け抜け、105分という尺はコンパクトでちょうどいい。
「ラ・ラ・ランド」のほうがオープニング2曲が派手で素晴らしい。しかしバラード楽曲は渋くて、エモーショナルという点ではイマイチだった。美男美女のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンは、やはり演技の人であり、ミュージカルの歌はそこそこ。及第点どまりだったことが見えてきてしまう。
その点「グレイテスト・ショーマン」は、ザック・エフロンやゼンデイヤを始め、話題のキアラ・セトルなど、出演者に本格的なミュージカル畑、またはミュージシャンで俳優を固めているのが違う。
ヒュー・ジャックマンは、つくづくミュージカルを演りたい人なんだな、と感じる。「レ・ミゼラブル」(2012)のジャン・バルジャン役も主人公だが、気持ちよく踊ったり歌い上げる楽曲は少ない。その点、今回は楽しくてしょうがないだろう。しかし張りきって動くと、どうしても"ウルヴァリン"の影がちらつくのは仕方ない(笑)。
ストーリーは、ちょっとやっかいだ。(少し苦手)
実在した19世紀アメリカの興行師P・T・バーナムの半生を描いている。確かに伝説の人ではあるものの、ある意味で、"奇人・変人ショー"、"見世物小屋"の創始であり、どんなに取り繕っても商売である。また今となっては旧式なサーカス様式なのだが、ゾウやライオンをはじめとする動物の曲芸は、現代では"虐待ショー"とも言われかねない。
当時はそれほど斬新なものだったわけだが、本作では、それを"個性(多様性)の容認"という見方で、すり替えているように感じる。
なので、それは置いておいて、ダンスミュージカルとして楽しみたい。
(2018/2/16 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/字幕:石田泰子)
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