グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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寝てしまった(泣)
合わなかった
私はレ・ミゼラブルが大好きだ。もう何回見たってぐらいリピートしている。
ヒュー・ジャックマン!ミュージカル映画!というだけで、レ・ミゼラブルのようなものを期待していったらだめだった。合わなかった。
時代背景と比べて音楽がポップ過ぎて、この時代にこんな歌歌わんやろ。というしっくりこなさが終始あった。
そのせいで、結果話に深みが出ずに、差別、偏見などいろいろ盛り込もうとしているのは見えるのに、心に残らない。
歌単体で見れば心に響くものもあったし、ヒュー・ジャックマンはじめ、俳優みなさんのパフォーマンスは見事だったので単純に“ショー”を楽しむ分にはいいと思った。
バリアフリーとは甘やかすことではない
ストーリーが終始不快だった。
男が女に惚れる瞬間は描かれているが、相思相愛になるきっかけがまるで描かれていない。
バーナムとチャリティ、フィリップとアン共に二人の間には身分、人種という障害があるがその葛藤がない。
コレコレこういう理由でこの人は素敵なんですという説明がないので、キャラクターがとても薄っぺらに感じてしまう。
そして男たちは女を裏切るが、なんとなく許されてしまう。フィリップの裏切り(ジェニーのショーの時に手を離す)は物語の根幹に関わる大きな裏切りだが、その件はスルー。許されるきっかけは事故による自己犠牲。(炎の中から現れたバーナムの拳からは三本の爪が出ていた)(嘘)
フリークスとバーナムの関係も同じで、思いつきでフリークスを雇い始めたバーナムをフリークスたちは簡単に信じ、信頼関係を築く。その瞬間にショーが完成している。
そして、裏切り、簡単に和解する。
どこがグレイテストなのか?
興行師という世界一怪しい商売の男をキラキラの笑顔で誤魔化して許容してしまうのはあまりにも甘すぎないか?
障害を持った人間をなんの葛藤もなく雇い、周囲を裏切り簡単に許される、そんな甘やかされた主人公から僕は人としての魅力を感じなかったし、フリークスがフリークスとして活躍しないショーも何のためのショーなのかが良く分からなかった。
バーナムをジャック・ブラックとかスティーブ・カレルとかコメディアンにゲスな人間として演じさせた方がもっと物語を掘り下げられたのではないか?
終始甘やかされた主人公の作品に「this is me」と言われてもな。
金をかけたPV集のようでとても空虚な映画だった。
よかった
家族との普通の生活
最愛の妻、可愛い娘二人の日常
娘から生きたものを使えというアドバイスから、活動を始める。
ヒュージャックマンが良かった。
ススだらけで真っ黒になってたのは笑えた。レミゼラブルと一緒黒塗りが好きなんだとね。
セカンドラブストーリーのザック・エフロンとゼンデイアの掛けあいが地味によかった。
ゼンデイアマジで可愛い。
あとマチルダ・レジャーのことが知れてよかった。
圧巻!
心地良いミュージカル映画
昨年上映された「ラ・ラ・ランド」より人生に響く映画でした。
ヒュー・ジャックマン演じるバーナムが皆が考えられない視点で個性豊かなキャストを集め、数々の問題を前向きに明るくクリアしていく様子は良かった。
また、キャスト達もバーナムによって自身の障がいをプラスに、差別や偏見に立ち向かい、もう一つの家(ホーム)を作る過程も良かった。
彼らにとっても他の仲間達と演じるショーは生きるエナジーになったでしょう。
光あれぼ闇もあり、成功を追い求め続けると家族の存在をおろそかになり、危うく離婚しそうでしたが、大事な事に気づいただけでも良かった。
ヒュー・ジャックマンは体格が良くてショーマンとしてピッタリでした!
音楽とダンスが心地良く、宝塚や劇団四季を観てるようでした。
this is me
ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン主演。
貧困の家計に育ったP.T.バーナム(ジャックマン)は成功を夢見て
様々な個性あふれる人を集めてショーをする。
地元でのショーから、もっと大勢の人を集めるために
上流階級出身で劇場成功者のカーライル(ザック)と
パートナーを組むことに。
去年で劇場で観るべき作品に『ブレードランナー2049』を推薦しましたが、
今年はこれかな〜ってくらい音楽と映像が素晴らしかった。
監督は今作が初監督作品のマイケル・グレイシー。
今後、要チェックの人物です。
ある人物が人をスカウトし浮き沈みを経験し
家族愛を最も大切なものだと気付く。
ふとアップル創立者のジョブズ氏を思い浮かんだ。
海を航海してる時はただひたすら進むしかないけど
そんな勇敢な船にも港が必要だと。
お子さんとも夫婦、恋人ともどの世代でも
観て満足出来るはずです。
容姿に個性のある人にも偏見を持たず
一人の人間として接する事の大切さも描かれてるし
そんな彼等でも何かを成し得る事もできるという
様々なメッセージを読み取る事も出来た。
全体通してハッピーエンドで締めくくってくれる。
のですが、僕が個人的に気になったのは
象は外に置きっ放し?と
エンドロール中思っただけです。
テーマはちょっと苦手。ダンスミュージカルとしては素晴らしい
「ムーラン・ルージュ」(2001)や、「マンマ・ミーア!」(2008)のように既存曲を使った"ジュークボックス・ミュージカル"と違い、使用曲を書下ろしで勝負する新作"オリジナル・ミュージカル"となると、それ相応の実力あるソングライターでないと務まらない。
本作は、「ラ・ラ・ランド」(2017)の楽曲をを作曲した、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールの書下ろしの9曲が楽しめる。楽曲のアベレージは高く、それだけで心の満足度メーターは振り切ってしまう。
ダンスミュージカルが好きなら間違いない。流れるような楽曲のつながりは、ストーリー展開のテンポのよさとともに駆け抜け、105分という尺はコンパクトでちょうどいい。
「ラ・ラ・ランド」のほうがオープニング2曲が派手で素晴らしい。しかしバラード楽曲は渋くて、エモーショナルという点ではイマイチだった。美男美女のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンは、やはり演技の人であり、ミュージカルの歌はそこそこ。及第点どまりだったことが見えてきてしまう。
その点「グレイテスト・ショーマン」は、ザック・エフロンやゼンデイヤを始め、話題のキアラ・セトルなど、出演者に本格的なミュージカル畑、またはミュージシャンで俳優を固めているのが違う。
ヒュー・ジャックマンは、つくづくミュージカルを演りたい人なんだな、と感じる。「レ・ミゼラブル」(2012)のジャン・バルジャン役も主人公だが、気持ちよく踊ったり歌い上げる楽曲は少ない。その点、今回は楽しくてしょうがないだろう。しかし張りきって動くと、どうしても"ウルヴァリン"の影がちらつくのは仕方ない(笑)。
ストーリーは、ちょっとやっかいだ。(少し苦手)
実在した19世紀アメリカの興行師P・T・バーナムの半生を描いている。確かに伝説の人ではあるものの、ある意味で、"奇人・変人ショー"、"見世物小屋"の創始であり、どんなに取り繕っても商売である。また今となっては旧式なサーカス様式なのだが、ゾウやライオンをはじめとする動物の曲芸は、現代では"虐待ショー"とも言われかねない。
当時はそれほど斬新なものだったわけだが、本作では、それを"個性(多様性)の容認"という見方で、すり替えているように感じる。
なので、それは置いておいて、ダンスミュージカルとして楽しみたい。
(2018/2/16 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/字幕:石田泰子)
今まで見たなかで最高の作品
本当にミュージカル映画とはこうあるべきだよな、と改めて感じるような映画でした。
音楽と踊りと映像がとてもマッチしていて見ていてとても楽しかったです!
あと、題材が自分は自分でいていいんだみたいなことがテーマなので、見ていてとても勇気づけられる気がします
久しぶりにもう1回見たい!と思える映画でした。
あと、この主人公のバーナムはサーカスを作り上げた実在の人物なのですが、この人がいなければサーカスが生まれることはなく、従ってサーカス関連の映画も小説も今無いかもしれないと思うとすごく感慨深かったです。
最後にバーナムの言葉が出てくるのですが、本当にその通りだと思います。
長くなりましたが、ミュージカルが好きな方、音楽が好きな方、是非とも見に行って欲しいです!
まさにサーカス的な楽しみ方
ラ・ラ・ランドなんて目じゃない!
監督の力量か。
ララランドのスタッフという期待のミュージカル
マイケルグレイシー初監督。
物語のテーマ、音楽、ダンスは良いとして.
んー。シーンが流れながら時間経過するところだけは良かった.
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あとは魅せ方が単調すぎ!!
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テレビかよってくらいの画角の撮り方.
近すぎ.
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絵的な"奥行きのなさ"も気になる。世界が狭く感じる。というか世界の存在を感じられないよこれじゃ。登場人物の"背景"もね。圧迫感があってこちらの入る余地が無い感じ。感情移入できない。
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せっかくのダンスシーンでカット割りすぎ!!ライブ感がねーよ!!これもテレビっぽくて勿体ない。
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サーカスの面々もなんかマイルドで、、😓音楽もダ、、🙀もうこれくらいにしとこう。。
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良いところ!!!
エンドロールで流れる絵コンテ!!これは最高に美しい!!こんなシーンあった?って感じ。奥行きもあって、ライティングも良くて。。.
おい絵コンテ通りに撮影しろ!!
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ホントごめん、みんなは楽しいはず!!
是非見に行ってみて!!💪😭
人に「笑われる者」から人を「笑顔にする者」へ
フリークスの力強さと本当の美しさ
105分間走りっぱなし。語り口には濃淡もタメもなく誤魔化せないダイジェスト感。P・T・バーナムの黒い部分を削ぎ落とすならもっと上手な映画の嘘で「楽しく騙し」てくれてもいいのでは?例えば『SING』みたいにちゃんとした三幕構成にしたらもっとアガる作品になったはず
とはいえヒュー・ジャックマンの歌唱力は流石の一言。それだけで映画館の整った音響で鑑賞する価値がある。他にもホドロフスキーやリンチの作品でしか観ないような「フリークス」が力強く歌い上げる"This Is Me"は鳥肌が立った。写真には映らない美しさがあった。リンダリンダー♪
ミシェル・ウィリアムズとゼンデイヤがいつも以上に綺麗に映っていた。ミシェル・ウィリアムズって不幸な役が多い気がするけん本作みたいにささやかな幸せを感じながら終わる感じが凄く良かった。ザック・エフロンもヒュー・ジャックマンとの掛け合い頑張ってたな。俳優はみんな良かったと思う
構成の歪さが惜しい。そもそも脚本に問題があったんだろうか?作品全体としてはアレやけど曲と俳優のパフォーマンスは一流。そういう結論でいいんじゃない?
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