グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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エンターテインメントとしては最高。
ずっと観たくてやっと鑑賞。
1分くらいで持っていかれるという噂は本当。
全部の曲がかっこいいし、映像も綺麗。
ゾワゾワと鳥肌もすごかった。
特にバーで勧誘をするシーンはマスターのフォローも含めて観ていても楽しい。
幼少期の歌のシーンはディズニー映画を彷彿とさせるようなワクワク感があった。
見終わってすぐに「もう1回みたい!!」と久しぶりに感じた作品。
落ち込んだあとのバーで初心に帰ろう的な歌詞の時に、写真に反射してる自分映したのは冒頭のショーケースに反射してるのを思い起こす感じで良かった。
背の高い人を雇うシーンのカメラワークは最高。
ではあったものの
全体的にストーリーが薄い。と感じた。
時代背景やそれぞれのキャラクターの背景が分かりにくく
発言の中で「○○だった」と言われて「あっそうなんだ」と思ったことがしばしば。
フィリップもとてもいい雰囲気だったのに、フィリップが来てからサーカス団が何か変わったような描写が感じられなかった。
(女王にあったくらい?)
最後のゾウの必要性が分からないし
恐らく夫婦のラブストーリーの為に木にされた次女が可哀想。
単純に面白いです
ミュージカルの底力
グレイテスト・ビジネスマンのほうがしっくりくる
簡潔に言うととってもゴージャスなミュージックビデオ。
ストーリーは観客が置いてきぼりを食らったまま、トントン拍子でショーが成功していつの間にか挫折を味わってその挫折で成功に目が眩んで大切なものを見失うのはいけないというのに気付くという作品
もちろんミュージカル映画の醍醐味はキャストの歌とダンスであることは分かっている。
自分もそのシーンで昂るタイプだと思っている。
歌とダンスはとても素敵だった。歌とダンスにステータスを振ってしまってストーリーが追いついていないと感じた。
それも踏まえて『ショー』だったのかなと思ってしまう作品だった。
主人公に感情移入が出来にくいのが原因の一つと考えられる。
主人公は貧乏の生まれという設定だが、正直それで不幸だ…という感じもあまりしないのだ。途中親を無くして生活に困りパンを盗むシーンもあまりにもあっという間すぎて、墓参りしてちょっと血迷ってパン盗んだのかな?と思うほど軽い描写であった。
レミゼのときのパン盗んで囚人になったヒュージャックマンは悲壮感と重厚感に満ち溢れていたのに…
仕立て屋の息子で親を亡くして必死に仕事を頑張り幼い頃仕立てに行った身分の違う良家の家のお嬢さんとめでたく結婚出来るというストーリー。 これを数分で終わらせてしまったのが感情移入出来ない大いな原因だと思う。これだけでも色々なドラマがあったはずだ
この映画の評価でメッセージが伝わりやすい!というのがあるが、実際ショーの一連のストーリーが無くても良家のお嬢さんと結婚し貧しくとも幸せに暮らしました…endでも足ることを知る、欲深く求めすぎてはいけない、人を大切にというメッセージは伝えることは一応出来るのだ。
途中手に入れた船舶証明書も上手い具合に伏線になるのかなぁと期待したものの、お金を借りるためだけのものになってしまったり…
そもそも博物館を自営でいきなり始めたのも謎だし、そこからいきなりショーに方向転換したのも納得いく説明が無かった…。
主人公は突飛なアイデアマンだというのは分かったが主人公の目的が見えにくいのだ。
立派なショーのプロデューサーになりたい!みたいのも特にないので観客としては応援する機会がないのと、それならそれで何が何でも金が必要で稼いでやる!っていう感じに振り切っていればもっと応援出来たかもしれない。
せっかくの妻の金持ちの両親を自分が成功したことで見返そうとする?シーンも別に妻の両親にめちゃくちゃになけなしにされた経験もないのにそこまで執着する必要なくないか?と思ってしまった。
(幼い妻を笑わせて一回ほっぺ叩かれたけど)
マイノリティを乗り越えショーデビューを果たしたシーンも喝采で終わり、フィリップの恋の行方もキスで終わり、出てけと叫ぶ街の人達とはケンカと火事で終わり何一つ解決してないじゃないか! 人種を乗り越えた和解をしっかり見たかったなぁという願望もあります。
といいつつ、サントラ聞いて楽しんでます
でもキャストさんの歌は本当に良いもの聴けたなぁと思うのでストーリーに不満が残るものの歌、ダンスを楽しみたい人にはオススメな作品なのかなぁと思います。
本来この手の作品は感心無いのでしたが
音楽はいいけど
笑顔が素敵すぎるぞヒュージャックマン
リンゴの時点で涙
告白するとバーナム少年に差し出された林檎の場面で既に、一気に涙のコップが満杯になって溢れそうになってしまった。
表面張力で辛うじて保っていた涙は、何度かのピークを経て「ディス・イズ・ミー」で一気に決壊。
人の悪意ある視線は凶器になる。それをはねのけ、恥じることはないと前に進む勇気に感動した。
いじめじゃないにしろ、大勢の前で恥をかかされたことのある人はわかると思う。恥ずかしさとやるせなさの上に降りかかる、憐れみ。憐れみは善意のようでいて、人を卑下させる。自分が矮小で無価値なものになった気持ちにさせられる。
対等に扱うことが差別ではないことだと思うのだが、人間である限り、完全に心の中の差別を無くすのは難しい。 でも、差別が大手を振って正義面すると、暴力が正当化され暴走してしまう。
偽善的であろうと、皆が差別を露わにするのは恥だと思う倫理観を持つ努力はしなくてはいけない。
誰だっていつか、マイノリティーの立場に立たされる日がやってくるかもしれないのだから。
話は王道中の王道。 貧しい男が成功を夢見て、成功を手にした後に自分を過信しすぎて破滅。そしてなぜ成功を手に入れたかったのか、という原点に立ち返る。
わかりやすい物語を、補って余りある音楽の素晴らしさ。
編集も素晴らしく、流れるようにどんどん話が進んでいく。特に前半部分のバーナム少年とチャリティ少女の話の運び方は見事だった。(チャリティとバーナムを繋いだ思いを表すためのガラスが、バーナムとリンドで使われたときは淋しかった!)
フェイクと揶揄された面々が、本物のタレントに出会ったとき。 その輝きに気圧されながらも、私たちにも私たちなりの生きる場所で輝く権利はあると歌い上げた「ディス・イズ・ミー」。
誰しもがメインストリートで生きられる訳じゃない。メインストリートじゃなくても幸せになっていいんじゃないの、と。 歴史上の見せ物小屋こそ差別の象徴だとか、バーナムを善人に仕立て上げたことへの違和感や批判もあると思う。 しかし史実のバーナムは取りあえず脇に置き、今この真っ直ぐなメッセージを素直に受け取り、歌の持つパワーに身を委ねたいと思った。
ほんの少し物足りなかったことと言えば、せっかく口説き雇ったカーライルの才能を示す描写が無かったこと。白人と黒人カップルが受ける偏見を表すための役割だったのだとは思うが、彼の力でサーカスがブラッシュアップされていく風景を見たかった。そこまで求めるのは、欲張りだろうか。
目を開けて、夢をみよう
最近、映画は1人で観るんですが、本作は、家族と観たかった。ご見物を幸せにするのが、映画と云うなら、本作と「きっと、うまくいく」が、双璧を成すことでしょう。
新聞の受け売りです。マイノリティに対するデリケートな問題のため、製作が遅れたそうです。その間に、「ラ・ラ・ランド」が、公開。本作には「ラ・ラ…」のスタッフも参加。「ラ・ラ…」の実績を担保に、本作は完成したとか…。
つまり、レッドカーペットに招かれるスタッフが携わったかどうかで、私達は、劇場で喝采を贈るのか、あるいは、場外でヘイトスピーチ垂れ流すのか、変わっていたかも…。そう思うと、このタイミングで興行した人こそ、リアルに、グレイティストショーマンやも知れません。
ま、そんな大人の事情抜きに、素敵なお話です。「ラ・ラ…」が、叶った夢と引き換えに、失った夢に苛まされて感傷的なのに対し、本作は、夢に向かって、一直線。夢が、人を傷つけることもあるけど、それでも、夢を追い続ける意味。お金と名声を失ったことで気付く、大切なもの。是非、ご確認下さい。そして、家に帰りましょう。留守番してる家族に、お土産忘れずにね。
追記
よその方のレビュー、少し拝読しました。そこに、歌って踊って、すべて解決な話に、酔いしれる人達ばかりなのは、如何なものかという論調が、ちらほら。なるほど、鋭いですね。私なんぞ、アナ雪のLet it goレベルで、 This is me してました。
「フリークス」。私、観てないですけど。この監督さん、ハンディがある人も、感情がある、心があると伝えたかったそうですが、結果は、見せ物映画作った罰として、業界から締め出されたそうです。
正しいのは、どちら?。
This is meにせよ、 Let it go にせよ、人と違う自分を、受け入れる勇気を謳いあげていますが、本当は、自分と違う他者を、受け入れる勇気が、問われているのかも…。
かつて世間は、差別する人、差別される人、差別する人を蔑むことで、新たな差別を作る人で、区別されてきたやも知れません。本作が、何かを変えるきっかけに、なって欲しいものです。
曲が素晴らしい
もうすぐ公開終了になると聞き視聴しました。個人的にミュージカル映画はディズニー作品しか見たことがありませんでした。
しかしフィリップの顔みたことあるなぁと思ってたらハイスクールミュージカルの主人公ということを後に知り、声も体格も大人になっていて男の自分から見てもかっこよかった。
曲はどの曲もその時の登場人物の心情がわかり、「the other side」は熱くかっこよかった、、、
フリークスものでもあり、障がい者差別、黒人差別にも触れていますが、ソフトに触れていますので、そういうのが苦手な方でも見れると思います。
この作品によりほかのミュージカル映画も漁りたいと思いました。
音楽が非常に良い!
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