グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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単細胞の証明
他の人のレビュー読んでると、如何にアホなのかが判る、俺の事だけど。単細胞なんだ、俺。知ってたけど。
This is meに惹かれて劇場まで出向きましたが、だんだんとMillion Dreamsが良くなり、空中ブランコぐるぐるラブ歌シーンに魅せられ、Come Aliveの子供達のノリノリシーンにやられ、気づいたら5回です。musicalて、やっぱり良い。
脚本、浅かったかなぁ、、、?
字幕見ないで、役者さんの顔をガン見してやったら惹きこまれちゃって、全然浅さは感じなかったです。
最初の10分間の幸福感、彼らの未来がわかってるからなんだと思うのだが、この時点で泣けて来るのには、我ながらまいる。。。
コトの全ては、あのビンタで始まった訳ですが、そこからの7分間が、最高に好きです。
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2020/3/28 時点
上映期間中 9
アンコール 1
爆音 2
コロナの煽り 1
計 13
2021/1/31 14回目
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4/6追記
俺が高校生の頃までは映画館には入れ替え制なんて無くって、しかも2本立て・3本立ての時代。所謂「名画座(旧作専門の映画館)」なんてのもありました。250円とか300円だったかなぁ。夏休みには補習授業をサボって、名画座に通ったもんです。中に、1週間通しで一作のみを上映する劇場がありました。で、1週間通って朝から夕方まで座ってると、一作を20数回見る事になります。で、見てたんです。同じ映画を。20回以上。半分は寝てますけどね。
自己最高回数の映画は、恥ずかしくって言いたくないけど、おそらく、「カサンドラクロス」か「キングコング」か「マニトウ」です。で、色々学んだ。その一つは、どんなに怖そうな映画でも、20回以上見ると「ただのおバカ映画」にしか見えなくなること。怖がらす演技も演出も、ギャグにしか見えなくなりますw 役者さんも大変だね、って気の毒になった。
それは置いといて。この名画座シリーズを除けば、劇場鑑賞回数の自己記録は、間違いなくこの「The Greatest Showman」です。と言う事で、以下、何故この甘々ユルユル映画が好きなのかの自己分析。
1: 他に見るもの無かったのでリピートしてたらハマった
確か、あの年の4月中旬から5月連休に掛けて、興味を惹かれる作品がひとっつも無くって。「グレイテストでも見て帰ろ」とか「しゃーない。グレイテストで良いや」とかで無駄にリピートしてるうちに、どんどんハマって行った。
2: 大好きな女優さんが揃ったところにZENDAYA
元々ミシェル・ウィリアムズとレベッカ・ファーガソンが大好き。2人が揃って「よッしゃ!」と思い、出かけて行ってザック・エフロンになった。つまりはZENDAYAに一目ぼれ。彼女が「Rewrite the Star」を歌いながら、ロープに片手で掴まり、ゆっくりと歩くようにサーカス小屋(と言うか建屋)を回るシーンとか見惚れてしまいます。
3: Million Dreams
これがでかかった。少年時代からNYで家族と共に暮らす年齢までを、一曲で辿る。しかも「夢を追い続ける生き方」は、子供の頃から変わっておらず、その根底にはCharityへの愛が流れている、ってのを示唆。この歌と2人のダンスが、とにかく好き。
4: 不揃いな人々のダンス
「Celearation of Humanity」な集団ダンス。姿形も衣装も、不揃いなところが飽きさせない。
5: 甘っちょろいストーリー
ララランドは大人の切なさ。ビターなラストは最高だったけど。こう言うのも良いよね、って思いました。
爆音で、また観れると思いますけど、ちょっと新作ミュージカルが一段落してますかね。Catsは別腹的存在ですし。と言うか、純粋な新作や無いですからね。
正統派で、何度も観たくなるミュージカル、待ってます。
これからが凄く楽しみな女優
惜しい…?
評判が良いので観てみた。
これは…アメリカンホラーストーリー フリークショーのパクり…とすぐに分かってガッカリした。
アメリカンホラーストーリーは陰だとしたら、グレイテスト・ショーマンは陽のような魅せ方というか。
アメリカンホラーストーリーは本物で、心に訴えるものが多く忘れられないし何を訴えたいのか、毎回明確に感じた。
しかし、グレイテスト・ショーマンはせっかくヒュージャックマンを起用したのにこの表現の仕方は残念でした。
一つ一つのシーンがコロコロと変わり、内容が薄いものとなりメッセージ性も分かりにくいものだった。
ミュージカルやダンスも飽きてしまうような繰り返しで残念だった。
監督や構成作家の責任だろう…
アメリカンホラーストーリーとgreeの監督でもあるライアンを見習って欲しい。greeのミュージカルや構成を学べばこんなに退屈にはならなかったはずだ。
タイトルなし(ネタバレ)
JAL機内。テンポも早くかなり内容としては面白かった。ミュージカル映画の理想の形と感じた。曲もいいし。
主人公はサーカスの創始者のような描かれ方をしているけど、実在の人物?
自分がこんなに楽しく仕事できてるかな?大事なものを見失ってないかな?成功している時こそ、自分が大事なものと世の中の違和感に対してちゃんと持ち続けないと。
ストーリーは△、音楽は◎
すごい期待して見たぶん、少し拍子抜け。
バーナムの経営がサクサクうまく行きすぎ感があった。バーナムが自信過剰な嫌な奴に思えて感情移入出来なかった。(ストーリー上の演出だったと後でわかったけど)
サーカス団テーマにしてる割には、団員達のキャラが掘り下げられていない。ユニークだからと面白がってショーに出させるような団長に、どうやってあんなにメンバー達は付いていくようになったのか、そこを描いて欲しかった。初めて人に必要とされたから〜ていうのはちょっと浅い気が。
でもミュージカルだからテンポの良さが大事なのでそこまでは求めすぎかな。
肝心のミュージカルシーンは最高だった。
楽曲がどれも捨て曲なし。サントラ全曲通しで聴きたくなる。
ダンスも鳥肌たつくらい圧巻の冒頭シーン、バーナムがバーで勧誘するシーン、などなど繰り返し見たくなる。
何だかんだ言ってDVDが欲しくなりました。
光の後ろに影がある
アメリカは多民族国家だ。様々な人種、様々な個性のある人がいる。その強さを前面に押し出す「This is me」が歌われる中盤のクライマックスは実に力強く胸に迫ってくるものがある。だが、惜しむらくべきことに、そのクライマックスが琴線に触れるに至らなかった。あと一歩、何かが足りない。
スポットライトに照らされる彼らの後ろには影ができる。この作品に足りないと感じたものは“影”の存在だ。小人症の男、ヒゲ面の女、長身すぎる男、個性的な人物が次々に登場し、サーカスの団員になっていくというのに、それぞれのバックグランドがほとんど描かれていないのだ。故に社会から差別的な目で見られている者の苦労や悲しさがあっさりとしか見えてこない。そのために彼らの抱いているコンプレックスこそショーの中で魅力的に輝くという盛り上がりに欠けるのだ。
主人公バーナムにも影の要素が少ない。事業を立ち上げ、失敗し、試行錯誤の末にたどり着くサーカスやショーという商売に対し、失意や挫折が軽くしか見えてこない。彼が極度のポジティブ思考の変わり者として描かれているのであれば、この点は気にならないはずなのだが、きちんと家庭を大切にしようとするファミリーマンであるからこそ、彼の事業の傍若無人なやり方に共感できないのだ。
「This is me(これが私)」は完全なる自己肯定ソングだ。社会からどう見られようと、自分は自分であると高らかに歌い上げるそのシーンに感動しないはずがない。物語の言いたいこと、伝えたいことは素晴らしいまでの人間讃歌である。サーカスの舞台で初めて自分を讃えあげるそのシーンだからこそ、影の部分もしっかりと描いて欲しかった。スポットライトが当たる彼らの後ろには必ず影があるのだから。
曲と配役がいい
話の内容は、夢を追いかける男が成功して、周り見えなくなって、挫折して、仲間に助けられるってなんか読める流れ。だけど曲が良くて頭に残る。配役もぴったりハマってる。特にザックとゼンデイヤの組み合わせが素敵だった。ヒューとレベッカも哀愁漂ってたな〜。個人的にはThe Other Sideの時のバーテンさんが気になる気になる!笑
見たことあるような映画
映画館で観たかった
ヒュー・ジャックマン素晴らしかった!
けれど、ザック好きな私にはやっぱりザック・エフロンが最高!!
久しぶりに歌って踊る姿を観て感激しました(๑´>᎑<)~♡
レティ役、キアラ・セトル…特典映像のプレゼンでの歌が魂の叫びで感極まる感じ…歌詞に込められた思いが伝わってきてこちらも感極まりました。
合わせの時からみんなのテンションの上がり具合が素晴らしく観ているこっちを完全に惹き付ける言うことなしの素敵な作品!
音楽家二人と監督の作り出した音楽が素晴らしいです!
描かれたテーマも、それぞれがそれぞれに悩みを背負って人生に失望し、いろいろなことを諦めてしまった・・でもそこから希望を持ち、光を見出だしていく…壁に当たっても絶望しない強い心を手に入れた人達の姿を見て思いっきりグワッと心を鷲掴みされました。
スタンディング・オベーションしたくなる至福のひとときでした。
爆音映画祭
二回目は爆音映画祭で観てきました。
映画館じゃなくて良質のホールでの開催だったため音は別格!
聴かせる映画でもある本作品は爆音映画祭との親和性も高く最高でした!
From now on が好き
平成30年8月20日 追記
三回目も懲りずに爆音映画祭で観てきました。
こんな音で聴ける機会はないもので・・・
今年各地で開催されている爆音映画祭においても「The Greatest Showman」は大人気だそうです。
その中でもYCAMでの開催は、ホールが良いため音は格別とのことでした。映画館じゃないからポップコーン食べれないけど。
爆音映画祭で「The Greatest Showman」の上映があれば、皆さんも是非!
たのしい
あなたこそグレイテスト、ヒュ~、ヒュ~!
物足りなさを感じるテンポの良さ
遅ればせながら見て参りました。
主演のヒュー・ジャックマンは当然のごとく素晴らしかった。レ・ミゼラブルでもならした美声に渋い表情、ハッとする熱いまなざし。
音楽もララランドのど安定コンビで各シーンを存分に盛り上げる。
映画館で見れて良かった〜、と思う反面、鑑賞後振り返ると「ずいぶんあっさりした映画だった」という感想になった。
まず、テンポが非常に良く進む。悪いことでは無いんだけど、各シーンがどんどん流れていってさっきまで見ていたものに対する視聴者の感情が置いてきぼりにされる。気分が追っつかないのだ。
そして、肝心のショーそのもののシーンが全然無い。歌であっさり流すんじゃなくってちゃんとサーカスやってるとこを見せて欲しかった。歌って踊ってばっかりでフリークの人たちがそれぞれお客に何を見せているかが少な過ぎる。サーカスそのものは「ショービジネスやってます」感を出すためのちょっとした要素だ。
PとDとで見せたい内容に違いがあったんだろうか。監督や脚本家的には「主人公と奥さんの話」として描いていて。でも視聴する側が期待していたのはもっとエンターテイメントな部分。
プロットとしてはありがちなハリウッドのサクセスストーリー。そう感じるのは恐らく脚本が妙を発揮したかった部分を小気味よく編集で切ってるからか。
その分各カットのギミックの妙が光っていた。
新婚夫婦が屋上で歌うシーンの踊りに合わせて風に舞う洗濯物、若手プロモーターを口説くシーンのバーでのショットグラスのやり取りなど、画作りで面白いこと考えるなあと感心する。
カメラワークや構図にゾクゾクするような天才性を感じるタイプとは違うが、見ているだけで画面が楽しいのは監督がアイディアマンなのだろう。
本作の最大限に惜しいところは、ラストシーンに向けての盛り上がりに欠けているところ。
全てを失い、それでも残ったものを再発見し、劇場がない?ならテントでやるぞ!
ってところで次のシーンではもうテントの中で最後の歌を歌ってる。そこはテントが立ち上がりサーカスが復活する部分をもっと大々的に見せて欲しかった。OPに繋げるなら繋げるでもっと関連性を強調すべきなのに、事後的に「仲良くなったよの図」を見せられても、「あ、もう解決しちゃってるの?」と拍子抜けだ。
この終わり方のおかげで作品全体も「あっさり」の印象になってしまった。
尺の都合でああいう編集にせざるを得なかったのかな。
総評としては、雰囲気素敵なんだけど惜しいミュージカル、となりました。
映画館で観たかった!
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