グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
全1263件中、681~700件目を表示
光の後ろに影がある
アメリカは多民族国家だ。様々な人種、様々な個性のある人がいる。その強さを前面に押し出す「This is me」が歌われる中盤のクライマックスは実に力強く胸に迫ってくるものがある。だが、惜しむらくべきことに、そのクライマックスが琴線に触れるに至らなかった。あと一歩、何かが足りない。
スポットライトに照らされる彼らの後ろには影ができる。この作品に足りないと感じたものは“影”の存在だ。小人症の男、ヒゲ面の女、長身すぎる男、個性的な人物が次々に登場し、サーカスの団員になっていくというのに、それぞれのバックグランドがほとんど描かれていないのだ。故に社会から差別的な目で見られている者の苦労や悲しさがあっさりとしか見えてこない。そのために彼らの抱いているコンプレックスこそショーの中で魅力的に輝くという盛り上がりに欠けるのだ。
主人公バーナムにも影の要素が少ない。事業を立ち上げ、失敗し、試行錯誤の末にたどり着くサーカスやショーという商売に対し、失意や挫折が軽くしか見えてこない。彼が極度のポジティブ思考の変わり者として描かれているのであれば、この点は気にならないはずなのだが、きちんと家庭を大切にしようとするファミリーマンであるからこそ、彼の事業の傍若無人なやり方に共感できないのだ。
「This is me(これが私)」は完全なる自己肯定ソングだ。社会からどう見られようと、自分は自分であると高らかに歌い上げるそのシーンに感動しないはずがない。物語の言いたいこと、伝えたいことは素晴らしいまでの人間讃歌である。サーカスの舞台で初めて自分を讃えあげるそのシーンだからこそ、影の部分もしっかりと描いて欲しかった。スポットライトが当たる彼らの後ろには必ず影があるのだから。
歌と役者の熱に呑まれる
タイトルにつけた通り歌、そして役者達の熱気がスクリーンから伝わってくる!この熱は歌の完成度に加えそれを歌う役者のファミリー感が織り成すもの。事前の練習風景などが某動画サイトに流れていますがその様子を見るだけで目頭が熱くなってくる!もちろん映画の中でもミュージカルシーンは圧倒的!開始1分で泣けますからね。
ただ、その熱に浮かされて盲目になってない?歌の完成度に対してシナリオや演出が追いついていないのでは?
主題歌として選ばれてる“This is me”は団員達が各々のアイデンティティを高らかに叫ぶ素晴らしい歌です。本来なら主題歌として置いているこの歌を映画の軸として語るべきだと思うのですが、話自体の中心はバーナムの家族の話、フィリップの恋愛の話この二つです。イヤ〜違くない?バーナムの「どんなハッタリでもいい!人を楽しませてこそのエンターテイメント、グレイテスト・ショー!」という思いを体現しているのは団員でしょ?そしてそこに見た目や階級の垣根はない!が映画で語るべきことなのでは?
家族の話は早々に終わらせるか、なんなら愛想尽かされて出て行っちゃうとかでもよかったと思うんですよ。そこでバーナムが本当の意味でのグレイテスト・ショーマンになれたんじゃないのかな?実際そんな人物だったわけだし。入れるにしてもまだまだ技量足りないでしょ。
冒頭に述べた通りミュージカルシーンは最高なんです、だからこそ魅力を相殺しあってるこの食べ合わせに気付くべきですよ!だってもったいないもん!
ミュージカル映画なんて…が覆った。
話は✩3、歌は✩5
人種差別
P・T・バーナムがやってる事は人種差別の見世物とか言ってる方もいますが、確かに普通ではない身体の方々を集めてそれを見世物として金を稼いでいると見れるかもしらないが、ゼネラル・トム・サムは最初表に出る事を拒否していた、レティ・ルッツは隠れるようにカーテンの中で仕事をしていたじゃないか。カーテンを開けられる時も拒んで開けられてバーナムに綺麗と言われた時も他の人に笑われていた。他の人よりちょっと違う身体なのかと気にして人との関わりを絶って生きている人々がバーナムとの出会いによって笑顔が自信に満ち溢れた顔になっていっている。人に笑われないよう自分を隠して生きていたが自分が表にたつと観客皆が拍手をしてくれるそんな光景に自信を持ち、人に見た目の事を笑われてもこれが私と自信を持って歩いていけるよう生きる道を一緒に作ってくれたのがバーナム。だから最後で給与が支払えないとなっても皆、バーナムの事を考え、バーナムの家族の事まで考えている。そして新たなバーナムの発想によって新しい場所でサーカスが始まる。けして見世物の金稼ぎではない。娘達の発言もあるけど、最初にリンゴをくれた方を思い出して更に良い方向へ発想が思い浮かんだし、人との出会いで人生が変わるんだと、本当に心から思えた作品。
音楽がいい
この映画はミュージカル映画なだけに、とても歌がいい。映画内に多くの歌が流れるがそれぞれが違った音楽で全部楽しめる。とても明るい歌や静かできれいな歌などさまざま。
内容はまあまあな感じ。すこし理解できない点がいくつかあった。まぁでも小さい頃から描き始め、大人になって山あり谷あり。うまくいくこともあればいかないこともある。それを仲間と一緒に乗り越えることのすごさや大切さを学ぶことが出来た。
ザック・エフロン。ハイスクール・ミュージカルでの歌唱力で注目を集めこの作品でまた歌での出演。さすがうますぎる。「Rewrite the stars」では彼の透き通った歌声がすごい自分の感性を奮い立たせる。
キャストはとてもよく、演技もよかった。
ヒュー・ジャックマンの演技にひかれた。
良すぎるテンポとどことない違和感
19世紀に活躍した興行師、P.T.バーナムが率いたサーカス団の活躍を描いたミュージカル映画。
ローガン引退から約半年ほどでスクリーンへ舞い戻ったヒュージャックマンが演じるは実在の人物であったサーカス興行師、P.T.バーナム。
抜群の演技力と歌唱力で公開前から期待値の高かった作品で、実際に公開されてからはララランドを抜き去り、オリジナル原案のミュージカル映画として日本ではNO.1の興行成績を収めた。
前評判通り音楽が良かったのは間違いなかった。2017年公開のララランドの音楽スタッフが再集結という売り文句の下、冒頭のバーナムを中心にサーカスが展開されていく長回しシーンの「THE GREATEST SHOW」、第90回アカデミー賞にノミネートされ、授賞式当日のパフォーマンスも話題を呼んだ「THIS IS ME」などパワフルで壮大なナンバーが多数収録されたサントラは日本で異例の売り上げを記録したという。
しかし105分という短尺の中、驚異的なテンポの良さとキャスト陣の演技力に魅了されるも冷静に考えてみると登場人物のバックボーンや人間描写などが薄く、中身がないような違和感を徐々に感じ始める。
今作が母国の評論家の中で賛否両論らしい一因にきっとそういった部分が含まれているのではないかなと感じた。
しかし少なくとも日本では非常に高評価かつリピーターも多くいたそうなのでストーリーのわかりやすさと楽曲の質の良さは本物であり、たとえアカデミー賞や批評家たちが小難しいことを並べてアレが良くないコレが足りないなどと批評したとしても大衆的には良作であり、批評家の絶賛≠名作ということを証明したある意味珍しい作品なのかもしれない。
自分にとってはもちろん良い作品だった!
自分や周りの人の個性を愛し自分の信念を信じ続けることの大切さを教え...
自分や周りの人の個性を愛し自分の信念を信じ続けることの大切さを教えてくれた作品でした
アップテンポで
迫力が凄くて映像が凄く綺麗だった
最初結構スピード飛ばしてて
まるでジェットコースター
のようだったんだけど
続く
#GreatestShowman https://t.co/rx9QPKz8XL
ラストに近くにつれてテンポもゆっくりになりシリアスな場面になりでもまた最後盛り上がった。
ヒューの歌声はドクターストップかかってたとは思えない迫力だった
ヒューって私レ・ミゼラブルも観たことあるけど歌詞(台詞)に合わせて声の大きさが変わるから
凄く分かりやすかった
ヒュージャックマンって、貫禄が凄いけど、優しそうで、知的そうで。
そんなヒューの雰囲気と表現力がヒューの映画はどれも若者からお年寄りまで指示される要因なのかな。
だから、人の個性の美しさを描くこの映画にヒューはぴったり
#GreatestShowman
#グレイテストショーマン
あとザックとゼンデイヤはディズニーチャンネルの頃から好きだけど、この2人の関係はまるで若い頃のバーナムと奥さんみたいだった(観れば分かる)
ザックはHSMの頃よりも表現力が凄くなったなあって。もちろん昔から凄かったけど。目力が凄かった。
#GreatestShowman
#グレイテストショーマン
もう可愛いディズニーのアイドル、ザックじゃないね、ルックスもお芝居も大人っぽくて格好いいザックに変身したなあ、
ゼンデイヤのダンス凄かった。流石ダンサーでもあるゼンデイヤ。シェキラ思い出した
キアラセトルのThis is meはもう名曲だね。自信をくれる曲。凄い歌唱力だった。この曲大好きです。結構感想書いたけど、他の俳優さんたちのことももっと書きたいくらい。一人一人の人間ドラマになってたから。監督さんがこのバーナムのようにそれぞれの俳優さん達を大切にして作ったのが分かる作品。
The greatest show!!!!!
全1263件中、681~700件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。