「こんなんズルいわ…」グレイテスト・ショーマン ハルクマールさんの映画レビュー(感想・評価)
こんなんズルいわ…
素晴らしすぎて星200個ぐらい付けたいやん。
毎日の生活は苦しいながらも野心家のPT・バーナムとそんなバーナムを献身的に支える、もともとは上流階級出身の奥様チャリティ、真っすぐに父を愛してくれる二人の娘。四人で慎ましい生活を送るもなかなか定職に就けず生活は苦しい。
なのにこの家族ときたら、凄い幸せそうでもうその時点でもう涙涙止まりません。
娘たちの何気ない言葉をヒントに見世物小屋を思いつき、”ユニーク”な容姿の人たちや大道芸の人たちを集めてショーを始める。
会場はいつも満員で大人気を博すも、世間からは厳しい目で見られ風当たりも強い。
それでも、そこが自分の居場所と演者たちの熱気のある歌とダンス、空中ブランコや動物ショーなどで人気は上々。
ショーに批判的な新聞記者の言葉を借りて、バーナムは見世物小屋のショーをサーカスと呼ぶ。
野心家のバーナムは更なる成功を求めて、上流階級出身にして新進気鋭の劇作家、フィリップを仲間に引き入れる。彼を通してさまざまな手でサーカスと、そして自身の名声を高めていく。
もうこの辺りで何回ウルっと来たかな。とにかく歌のインパクトが圧倒的で、しかもダンスも素晴らしくまさにミュージカル映画の王道を行くような展開。サーカスの団員も皆さんもちろん個性的なんだけど、それだけじゃなくてただただ感動していた。
中盤以降多少しんどい展開になったりもするけど、終盤の歌もダンスも素晴らしくて、あーエンタメって心を浄化してくれるなぁともう心が感動するままに、涙は流れるままに、映画に身を委ねて心地いい2時間弱の時間を過ごすことができた。
ミュージカル映画っていきなり歌いだすイメージで取っ付きにくいと思われるかもだけど、ここ最近のミュージカル映画はどれも観てて心が洗われるよう。ドンパチもおもしろーってなるけど、こういう映画もまた醍醐味ね。
語彙力足りなくてすみません。この素晴らしさを表現する言葉が思いつかない。
歌の力って凄い。あらためてそう思った。