「ジェニファー・ローレンスをこんな映画に出演させちゃいけない」レッド・スパロー ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェニファー・ローレンスをこんな映画に出演させちゃいけない
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戦争映画で言えば、ドイツ軍と日本軍=悪、スパイ映画で言えば、スパイ=ロシアみたいなステレオタイプの典型のようなわかりやすいひと昔前の映画みたいだった。
ハンガーゲームのジェニファー・ローレンスが主演だし、同じ頃に公開されたシャーリーズ・セロンの「アトミック・ブロンド」のようなアクションもののスパイ映画かなと思って期待していたら、ほとんどアクションシーンがなかったので、ちょっと肩透かしだった。
前半のスパイ養成所が、彼女自身も言っているように、娼婦養成所のようで笑える。
最後のオチは面白かったが、本当のスパイはたぶんすでに出演している人物の誰かなので、ザハロフはあり得ないので、コルチノイ(ジェレミー・アイアンズ)かなとは思っていた。
結局、ネイトと一緒になれなかったのは寂しい限り。もしかしたら本当は愛していなかったのかな?
ツッコミ所としては、コルチノイが、彼女に自分が本当のスパイであると言ったのは不自然だ。言ったら殺される危険があるのにあえて言う必要もなかったはず。
全体的に、どこまでが彼女の想定していたことで、どこが想定外の出来事だったのかが、(よく考えれば分かるのかもしれないが)いまいちはっきりしない点がやや消化不良気味になってしまった。
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