「【緊張感漲る哀しきスパイ映画。シャーロット・ランプリングの鬼教官振りや拷問シーンの数々が怖すぎる作品】」レッド・スパロー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【緊張感漲る哀しきスパイ映画。シャーロット・ランプリングの鬼教官振りや拷問シーンの数々が怖すぎる作品】
ハニートラップ・スパイ養成機関って、そんなのあるのか?と思いつつ、シャーロット・ランプリング扮する鬼教官振りが凄くて、”うん、あるかもしれないね。怖いです・・。”と納得してしまった私である。
脚本は良く練られていて、かなり見応えがあるし、幾つかの拷問シーンはアクションが殆どない今作をスパイ映画として成り立たせている。(但し、かなり痛そうなので、観る方はご準備を・・。だって、あんな事されたら私ならコンマ2秒で全て話しますよ・・。)
ネイト・ナッシユ(ジョエル・エドガートン)はドミニカ(ジェニファー・ローレンス)のハニー・トラップに嵌ったのか?
[印象的なシーン]
・シャーロット・ランプリング扮する鬼教官VSドミニカ(ジェニファー・ローレンス) シャーロット・ランプリングは幾つになっても目が怖いし、ジェニファー・ローレンスの女優根性も凄い。
・ジェレミー・アイアンズ扮する、コルチノイの謎めいた言動。この人がいるだけで、映画はぐっと締まる。
・そういう性癖はないのだけれど、記憶に残ってしまっている拷問シーンの数々・・。痛そうだよ、怖いよ・・。
<ラストシーンの解釈は観る人に委ねられるが、私は二人に未来があるという見方をしました・・・。>
<2018年3月30日 劇場にて鑑賞>
コメントする