オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価

４３年前のオリジナルは知らないのですが。
十分楽しめました。

これだけ登場人物が多いと、誰だっけ？になるのですが。
今作名の知れた俳優さんがそろってるのでわかりやすかったです。
クライマックスの展開は、「ま、まじ？！」と鳥肌が立ちました。

劇場ではアクションものが多かったので。
設定が雪山という季節感もナイス。
ポアロの「口ひげカバー」が個人的に、くすっと。

最後のあの言葉。どうなるのかなあ。

結末を知っていたからでしょうか。
イマイチ最後のシーンで、グッとくる感じがありませんでした。豪華キャストで、重要な役ではありますが、ジョニー・デップの使い方が贅沢ですね。

スリリングで意外な展開。暇潰しに観たけど、涙する自分がいました。

原作「Murder on the Orient Express」を知っていても、やっぱりイイ。
ケネス・ブラナーは完全にベルギー人に成りきってフランス語訛りになってるし、他の俳優女優も流石の演技。
ジョニー・デップもこういう嫌な奴の役が以外に合っている感じ。
「あなたの顔が嫌い」に笑った。
クライマックスで、横一列に座らせるから”最後の晩餐”の様に見えた。
次の現場がナイルということは次は「Death on the Nile」？