オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価
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ケネス・ブラナー、一時の迷走から見事カムバック
アメコミヒーローものの「マイティ・ソー」や、アクションスリラーの「エージェント:ライアン」を監督していた頃は、ブラナーの持ち味が出せていない、作品の選択を誤っているのではないかと感じたものだ。そこへ来て今回の「オリエント急行殺人事件」。英国を代表するミステリ作家アガサ・クリスティの代表作であり、シェイクスピア劇の舞台でも評価の高い名優ブラナーにとって、これほどやりがいのある題材もそうはなかっただろう。
果たして、ブラナーが名探偵ポアロを演じ監督も兼ねる企画に、ベテランから若手までスターがずらりと顔をそろえ、見事に再現された豪華な寝台列車内を舞台にアンサンブル演技を展開。格調高い映像に、意外なポアロのアクション場面で新味を出しつつ、これぞ王道の娯楽推理劇という逸品に仕上げた。ブラナー自身も含め、シニアな俳優たちは顔の皺まで味わい深く、こんな風に年を取りたいものだと思う。
豪華キャスト!
スカパーで見かけて鑑賞。
名作なのに未読だったのでポアロは知ってるけど全くストーリー知らず。
セットや衣装が素敵〜!
キャストも豪華!
ジョニー・デップは悪そうな役似合うよねー。
途中少しアクションっぽくて、ポアロってこんな感じ?!と驚き。
尋問や解決シーンの熱く喋るポアロ素敵でした。
ナイルも観たくなった!
謎解きはなるほどね、という感じでしたが、映像が何よりも素敵。トルコ...
謎解きはなるほどね、という感じでしたが、映像が何よりも素敵。トルコの風景も好きだし、列車の中の豪華さと外の雪景色が見事でした。それだけでも充分ワクワクする
なんでそこまで推理できるの?!って映画でしたが、面白かった。約2時...
なんでそこまで推理できるの?!って映画でしたが、面白かった。約2時間でスッキリ感を得れるサスペンス映画もまた色々観たいなと思う作品でした。サスペンスでオススメの少しニッチな作品があればぜひ教えてください✨
豪華、豪華
豪華なオリエント急行、
美しい映像に、
主役級ばかりの豪華なキャスト。
と、とにかく大きなスクリーンに映えそうな作品。
ミステリー、謎解きとしては
まあ、ちょっとずるいなとは思うけど
謎解きを楽しむというよりは
人間模様を堪能する感じかな。
ポアロがこんなに感情的なのは
なんか新鮮に感じられた。
話としては綺麗にまとまっていて
安心して楽しめる。
原作はかなり昔に読んだが、結末だけははっきり覚えてたから、どう描写...
原作はかなり昔に読んだが、結末だけははっきり覚えてたから、どう描写してるか楽しみにして観れた。
錚々たる俳優たちですごく引きずり込まれたけど、やっぱりこの話で2時間は短すぎるような。
もっとポアロ以外の登場人物の細やかな表情や目配せなどのやりとりも見せて欲しかったな。
見どころは豪華俳優陣?
オリエント急行殺人事件、タイトルだけは昔から知っていたものの、そういえばどんな話か知らなかったな〜と思い鑑賞。
事件が起き、推理して、解決する。本当にそれだけの話。中盤ちょっと退屈。
毒にも薬にもならない感じの映画。
ブラナーの気概が感じられました
公開当時のレビューが無かった事もあり、改めて鑑賞しました。
季節的にもぴったりでしたしね。
監督・主演にケネスブラナー。制作にはリドリースコットにマークゴードン、そしてここにもケネスブラナーが名を連ねるなど並々ならぬ意気込みが伺えます。
キャストもデンチ、デレクジャコビ、ウィレムデフォー、ジョニーデップペネロペクルス、ミシェルファイファーと、すごくゴージャス。
そしてブラナーのポアロはやはり面白い。
クラシックなストーリーに、彼なりのダイナミックなアレンジが心地良いんですよね
その事件の真相の衝撃とその幕引き、やはりすごいの一言です。
1974年版に正面から挑んだ本作、随所にケネスブラナーの気概が感じられました。
ケネスブラナーとポアロのイメージ
鑑賞したのはずいぶん前になるので、朧げな記憶を辿ってのレビューになりますが、たまたま続編の2作品を鑑賞したので、折角ならと本作のレビューもしておく事にしました。
当時、ポアロのイメージはアルバートフィニーのイメージが定着していて、ケネスブラナーも太るなりして登場するのかなと思いきや、精悍で髪の毛もフサフサのままだったので、違和感があったのを覚えています。
また、旧作はオリエントもナイルもテーマ曲が今でも頭に浮かんできますが、ブラナー版はあまり音楽的な印象がありません。
作品としては良かったという記憶ですが、膝を打つ様な爽快感は無かった記憶です。
この世には善悪しか存在しない。が均衡は有り得る
端的にいうのであれば、過去の殺人事件の被害者関係者による、犯人への復讐劇。
有名なアガサ・クリスティの「オリエントの急行の殺人」を原作とした作品だそうだが、当方未読だったゆえに新鮮な気持ちで楽しむことができた。
ただ哀しく、切ないストーリー。
と同時に、殺人による影響というのは被害者家族だけでなく、多くの人を巻き込むものだと改めて感じた。
「この世には善と悪しかなく、その中間は存在しない」ゆえに「不均衡(アンバランス)を病的に嫌悪する」といった主人公の性格がおもしろく、最後に彼が下した決断は「均衡」であったことが善悪の判断の困難を語るには十分だった。
豪華絢爛
こんな旅がしてみたい。
原作既読の方も豪華な俳優陣と素晴らしい列車の旅を観てみましょう。
現代的なアレンジもされてます。
真剣に観ると満足度が下がるので映像を楽しみながら軽く観ましょう。
続編も楽しみです。
原作は未読
群像劇
監督は舞台の方なのですね納得
観せ方が独特で美しかったですね
もっとキャラが濃かったら良かったかなぁ
市川崑監督石坂浩二版金田一の陰鬱ドロドロを取った感じです
そもそもが古典ミステリーなので、様式美を楽しむ感じで観ると良いかと思います
追記:ポアロの髭マスクが萌える
謎解きよりそれぞれの物語を楽しむ映画
昔は謎解きが後付けすぎてアガサ・クリスティの良さが解らなかったけど、今の歳になって初めて様式美なんだなと理解した。
推理サスペンスなので感想は書きづらいけど、謎解きよりそれぞれの物語を楽しむ映画でした。
アクション映画さながらのサスペンス。
内容は、アガサクリスティ原作のエキュール・ポワロ探偵が活躍するシリーズの一つ。時代は、世界大恐慌の影残る1934年オリエント急行(シリア〜ロンドン)車内で巻き起こる殺人事件。大雪で列車から降りれない状態での密室で起こる殺人事件。乗客全員にアリバイのある不可解な謎の真相は?!という物語の映画化。印象的な台詞は『沈黙を禁じる法はないわ』デブナムの言葉。黙秘を貫く乗客が堰を切るのが早すぎて饒舌に、口すぎて暴挙に出る始末には参ってしまった。印象的な場面は、雪崩のVFXです。お金をかけて美麗な絵作りをしようとする制作者の気持ちが伝わってきます。無理やり自然を美しく撮ろうとしている所が苦く思いました。印象的な雰囲気は、今までのオリエント急行を覆そうと苦悩するアレンジが感じられた所です。あっさりした謎解きとカタルシスの感じない終わり方には原作にない虚しさを感じました。推理ものでは無く、アクション探偵もの🕵️♀️なのでジャンル違いに戸惑います。冒頭のポワロのこれまでの推理や事件が新聞で紹介されたりしましたが最初のポワロ人物紹介的な件は全体的な物語を窮屈にしてしまった様に思えてなりません。音も凍る様な列車内一歩も出れないからこその密室トリックが醍醐味の作品だけに名俳優達に頼り切った残念なアクション映画です。原作も人種差別的な表現が軽く描かれていて読む人を楽しませますが、映画にすれば酷く差別的に見えて世界観壊れてしまい残念です。原作がポップな感じで余韻を残して終わるのに対して、無駄に悲しさを全面に押し出す終わりにもカタルシスが感じられず。監督の思い描く名探偵ポワロ像の押し売りの様に感じました。
正義が問われる話。
列車で起きた密室殺人に挑む探偵の話。
有名なミステリー作品だったので観ました。
ナイル川を先に観てしまうという
凡ミスをしてしまいましたが問題なかったです。
列車という密室殺人だったので
コナンくんらしい密室トリックを
期待してしまいましたがそういうものは無し。
探偵ポアロが一人一人に話を聞きながら
真相に迫っていくので地味っちゃ地味です。
でもラストには驚きました。
警察や裁判の正義とは何かを考えさせられました。
この前北川景子がやってたドラマのように
一人一人に寄り添うことも推理や捜査には
必要なんですよねえ
推理モノは好きには、シンプルに楽める!
悲しく切ない殺人事件。
列車という、ある意味密室な場所で起こった殺人事件。容疑者は乗客の中にいるのか⁉︎豪華すぎるほどの俳優陣で、だれもが怪しい容疑者に思える。
名探偵ポワロが、一人ひとりから事情聴取を行い、真実を暴いていく。見事な推理だが、推理が一つにつながっていくゾクゾク感が味わえるのは、もしかしたら映像よりも本の方かもしれないね。
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