「面白く見ることは出来たが、あまり印象が残らないのは何故だろう?」オリエント急行殺人事件 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
面白く見ることは出来たが、あまり印象が残らないのは何故だろう?
英国ケネス・ブラナー 製作・監督・主演の2017年製作(114分/G)のアメリカ映画
原題:Murder on the Orient Express、配給:20世紀フォックス映画、劇場公開日:2017年12月8日
原作は未読。ただ、アガサ・クリスティ作の一つの殺人事件の基本骨格は、何故か知っていて、これだっけ?と思いながら見ていた。
欧州貴族文化の象徴的イメージのオリエント急行、そしてその出発駅でアジアとの融合都市としてのイスタンブールには憧れる気持ちがあり、視聴理由の一つでもあった。
ベースに原作の意外性や面白さがあり、かなり引きつけられて見ることが出来た。脚本が米国マイケル・グリーン(ブレードランナー 2049の共同脚本家)なのは意外に感じたが、製作者の1人が、ブレードランナー 2049の制作総指揮者英国リドリー・スコットであった。
ケネス・ブラナー演ずるエルキュール・ポアロが、沈着冷静な日本の探偵ものと異なり、意外にアクティブで気持ちが熱いなあと、ある種の感慨を覚えた。
有名俳優だらけのことだが、個人的にはジョニー・デップ、ジュディ・デンチ(007映画のM)、ウィレム・デフォー(プラトーン、スパイダーマン、ゴッホ映画)しか知らなかったのは少し残念。
それなりに面白く観れたのだが、鑑賞後は何か物足りなさも感じてしまった。自分は無意識に、主人公のカリスマ性、或いは深いドラマ性を求めていたからだろうか?
監督ケネス・ブラナー、製作リドリー・スコット、 マーク・ゴードン、 サイモン・キンバーグ、 ケネス・ブラナー 、ジュディ・ホフランド、 マイケル・シェイファー、製作総指揮
アディッティア・スード、 マシュー・ジェンキンス 、ジェームズ・プリチャード、 ヒラリー・ストロング、原作アガサ・クリスティ、脚本マイケル・グリーン、撮影ハリス・ザンバーラウコス、美術ジム・クレイ、衣装アレクサンドラ・バーン、編集ミック・オーズリー、
音楽パトリック・ドイル、視覚効果監修ジョージ・マーフィ。
エルキュール・ポアロケネス・ブラナー、エドワード・ラチェットジョニー・デップ、
キャロライン・ハバードミシェル・ファイファー、ドラゴミロフ公爵夫人ジュディ・デンチ
ピラール・エストラバドスペネロペ・クルス、メアリ・デブナムデイジー・リドリー、
ゲアハルト・ハードマンウィレム・デフォー、ヘクター・マックィーンジョシュ・ギャッド、エドワード・マスターマンデレク・ジャコビ、ドクター・アーバスノットレスリー・オドム・Jr.、ピエール・ミシェルマーワン・ケンザリ、ヒルデガルデ・シュミットオリビア・コールマン、エレナ・アンドレニ伯爵夫人ルーシー・ボーイントン、マルケスマヌエル・ガルシア=ルルフォ、ルドルフ・アンドレニ伯爵セルゲイ・ポルーニン、ブークトム・ベイトマン。
私のあんなレビューに共感ありがとうございました。
疲れてる時に暗くて静かだとつい…w。出演者を見て、やっぱりちゃんと観ればよかったと、今でも後悔してます😭…