「設定が適当」スペクトル　ジュリエッタさんの映画レビュー（感想・評価）

幽霊の設定があまりにも説得力がなかった。
ボーズ凝縮とか聞いたことのない単語出せば騙されると思っているのか。
幽霊の正体も唐突に発見するが、それに対抗する武器も即席でわずかな時間で
出来ちゃうとかちょっと安易だろうと感じざるを得なかった。

何もあんなに急いで展開せずに正体を突き止める時間と対抗武器を作る時間を
ドラマの中の時間の流れを作らないとなんか１日くらいの出来事のように感じたが。

荷解きをせずに帰れるな、というセリフがあったようにきっと大したことない事案だったのだろうと思えちゃうよね。

幽霊と戦うというのは荒唐無稽だけど、どうにも戦いようのない敵という点では
いいとは思うのだけど、せっかく用意した設定をもう少し活かした戦いをしてほしかった。鉄を嫌うという設定をわざわざ出してきたのにそれが生かされてなかったからね。

多くの人が死んでいったのにイマイチ危機感が感じられなかったな。