劇場公開日 2017年6月24日

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「恋する女はどこか哀しい…」結婚 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5恋する女はどこか哀しい…

2017年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

ディーン・フジオカが結婚詐欺師。
心のどこかに虚しさを抱える女性はイチコロでしょうね。

地味な映画ながら、ディーン演じる詐欺師が、
「女たちに夢を見せてやっただけ〜」
みたいに開き直って女をバカにしてないところが良いと思う。
同時に複数の女を騙すのは、
神経を使うから疲れると吐露している。
それだけ全身で女たちに向き合っているのだと思う。

女性も哀しかったけど、ディーン演じる詐欺師も実は
心に大きなものを抱える存在。
その哀しさも計り知れない〜〜

残念なのは貫地谷しほりと萬田久子以外の女優陣が
正直、もうちょっとメジャー所だったらな~
悪い演技ではないのだけど小粒感が否めなくて
ちょっと2時間ドラマの様なチープ感が付き纏ってしまった。

ディーン様を目指す諸兄にお知らせ!
この冬はロングのウールのチェスターコートに革手袋!
オールバックでバシッと決めて額の端に後れ毛一筋を忘れずに!!

星のナターシャ