ドリームのレビュー・感想・評価
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「ジャンゴ」に通ずる痛快作
ここまで人種差別が露骨にされてる時代とは意外。
トイレも、ポットも、バスの座席も、図書館まで、白人とそれ以外の人種で別という、アメリカでも特に差別が厳しい南部だからなのかもしれないが、60年代でもまだこんな人権意識が低いのかと驚く。
それを大前提に、NASAで働く3人の正に下剋上は痛快。
メアリーが判事に告げた、「私が最初の女性になります」このセリフは時代の幕開けを目の当たりにした気がして震えた。
キャサリンがトイレに行く様子を端折らずわざわざ見せるのも演出として良いし、そのキャサリンの小走りが面白い。
「IBM」ってそういう由来なのね、と勉強。
今は中国傘下。
「ジャンゴ」は力技で白人をねじ伏せていくが、これは数字や知識、そして少しの勇気で革命を起こしていく。
「ムーンライト」「それでも夜は明ける」とか人種差別を大上段に構えた作品も悪くないが少し重たい。これや「ジャンゴ」は差別を前提にしながら見事に一件落着させる。しかも「ドリーム」は実話ベースだから尚凄い。
ケビンコスナーがいい味出してます。彼はダスティンホフマンみたいになってきましたね
終始流れるファレルウィリアムズの音楽も最初はノイズだったが、終わるころにはサントラ欲しくなってた。
諦めずにひたすら仕事にかける情熱が素晴らしい
“非白人”…生きにくい時代、、すぐ浮かんだ感想でした。何十年前の話と言うことをつい忘れて、悔しさも感じました。
「黒人差別」「女性差別」を変える、事実を描いた話。
この手の話は涙せずには観られない。
女性が強く逞しく、働く姿がカッコ良い!
認めてくれる男性の上司も素敵でした。
そして、NASAと言うのがまた魅力!宇宙好きにはたまらない。
内容も役者もとても面白かったです!!
ぜひたくさんの人に観て欲しいと思いました!
でも、邦題が残念。。
はぁースカッとした
黒人への差別、こんなに酷いものなのかと初めて思い知らされたのがドロシー役のオクタビア・スペンサーが主演していたヘルプ。
この映画は黒人差別、女性差別を前面に出してくるのではなくて、自分の才能を信じて諦めない強い気持ちを持った三人の女性がファーストペンギンになって前例を作る過程を見る映画って感じでした。そしてそれを支えてくれる人が周りにいるんだよと。
人種差別無くなればいいな。
そしてこんなにいい映画なのにドリームって邦題嫌いです。センスない。
見る前は思わなかったけど鑑賞後タイトルに腹が立ちました。そんな映画は初めてw
Hidden Figures
米社会ヒューマンドラマの良作。ケビン・コスナーはこの辺の時代の白人を演じさせると上手いし。でも、この邦題はないわー!直訳は数字の裏側、そう、ただの計算係=コンピューターではなくあの黒板の数式から宇宙が見える数学者のイマジネーション。そして言葉の意味は表に出ることのなかった人物達、まさに彼女たち3人のこと。それをドリームって、それはないわと思う。
予備知識なくボーッと機内で見始めぐいぐい引き込まれたものの2/3のあたりで着陸…帰国したら公開終了。円盤リリース待ちからレンタルするも時間なくてついそのまま。WOWOWの放送で結局見れたという完結までの道のりが長かった映画だったけど。
シェルドンが出てるけど宇宙飛行士はハワードじゃないよ
大好きなビッグバンセオリーのシェルドン(ジムパーソンズ)がこんな意地悪な役だなんて、ちょっと心苦しかった。ケヴィンコスナー演じる上司が善人でよかった。トイレの件は感動ですね。こんな環境にも負けずに明るくて、頭脳明晰で仕事が出来る女性3人がカッコ良くて素晴らしかったです。
前向き
黒人、女性という二重の差別を重くせず、軽快にかつ痛快な演出とセリフ回しで前向きなパワーを貰える作品になってます!コスナーも久々にカッコええd(^_^o)これを観たら、久々に「ライトスタッフ」を観たくなった〜(^^)
天才でも差別された時代
アメリカの宇宙開発の主役NASAで、黒人の三人の女性が大活躍した実話。
ガガリーンに先を越されたアメリカはジョン・グレンで巻き返す。
この時代はNASAといえども黒人差別と女性差別はひどかった。
彼女たちがいなければ・・・というトリビアがあったとは驚き。
差別は恐怖心が引き起こすのでは。
黒人差別を題材にした映画は何作か観てきたけど、この作品はそんな中で...
黒人差別を題材にした映画は何作か観てきたけど、この作品はそんな中でも記憶に残る本当に素晴らし映画だった!!!
実際にあったことなんて信じられないけど、授業や報道などでは知ることができない事実をまた知ることができて、出会えてよかったと思える作品。
強く、優しく、したたかに、ひたむきに社会の差別に抵抗し、道を切り開いてきた人達を改めて尊敬する。
もう1回観たくなる、観た後にすごくいい気分になった映画だった
ドリーム:眼鏡をかけているからよ【洋画名言名セリフ】
【ドリーム:おすすめポイント】
1.キャサリン・ゴーブル・ジョンソン役タラジ・P・ヘンソンが孤軍奮闘する姿が感動!!!
2.仲間二人もコツコツ頑張って夢を掴むまでの生き方が感動もの!!
3.こんな時代がアメリカにもあったことを知るべき大事な映画!
【ドリーム:名言名セリフ→発した俳優とその場面】
・「NASAで女性を雇っている理由は職場の花だからじゃない、眼鏡をかけてるからよ」
→キャサリン・ゴーブル・ジョンソン役タラジ・P・ヘンソンが再婚相手になるジム・ジョンソン - マハーシャラ・アリに対し、初めてお互いが会った時に発した名言名セリフ
【ドリーム:個人評価=★★★★★】
★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画
ここ最近の中で一番のヒット
飛行機の中で先取で見ました。
彼女たちが差別されている中も、強くたくましく生きている姿に感動しました。
自分自身も海外で日本人が差別されるような環境下にいながら必死に頑張っているタイミングで見たため、彼女達の思いや痛みが自分事のように感じられ、とても感動しました。
実話を基に作成されており、実際にこのような環境下でも戦ってきた女性たちがいるからこそ、今の社会があるのだなと実感させられました。
ここ最近で見た中で、もっとも感動させられる映画の一つです。
嬉しい
アフリカ系の女性がNASAでロケットの打ち上げに関わる大きな仕事をしていたということも凄いことですが、彼女達を主役にした映画が大ヒットしたのも「時代が進んだ」と大変嬉しく思いました。アフリカ系も女性も長い間、男性を癒すだけの存在や劣った存在として描かれてきましたから。
気持ち良い!
めちゃくちゃ気持ち良い映画でした。
黒人は同じトイレに入れないのに、人類を宇宙に飛ばそうとする人間の欲の深さよ。
そこから認められて自分の居場所を確保する成り上がりはとても気持ち良かった。
時代の空気で黒人女性を軽視する人はいるけど、基本的に良い人ばかりなのも気持ち良いポイントだった。
何かが起ころうとしている雰囲気作りも音楽を含めて上手くてとてもワクワクした。
主人公3人も良かったけど、ケビン・コスナー
の上司役もハズレなしな気がする。
最&高!!!!
人種差別、は言葉では知っていたけどトイレや飲み物、バスの座席や図書館の棚までもが別だなんて、ショックが大きかった…。
これが現実だったなんて信じられない。
でも、その現状に負けず自分から交渉したり、先を読んだり、実力を発揮することで正当な立場での仕事を手にしていくステップには心打たれた。
これは今の日本にだって通用すること。
涙なしでは見られない作品!!
子供たちに見せたい1本。
三人ともカッコよすぎる❗️
遅ればせながら、BDで観た。基本的に映画の情報は、観る前に得ないようにしているのだが、今回は絶賛の嵐の中、ついつい読んでしまっていた。だから、知りすぎていて、楽しめないかもしれないとの危惧があった。でも、全く大丈夫だった。あのキャサリンが席を外す理由を述べたシーンは涙が溢れ出したし、メアリーが裁判所で発言したところもポロリ。彼女たちは、黒人であることから差別される上、女であることまで差別される。2倍なんてものじゃなく、2乗以上だ。それでも、声高に権利を主張したり、組合活動したりする方法ではなく、着実に仕事をこなして行くことで周囲の人間を変えさせて行く。かっこいいと言わざるを得ない。ドロシーもなかなか管理職になれない中、やがてコンピュータの時代が来るのを見越して、自分だけでなく、仲間たちまで一緒にFortrunの勉強を始めるところなんか最高だ。見終わった後、本当に胸がすく思いでいっぱいになった。何よりも彼女たちが素晴らしいのは、たとえ給料が低くても、そして日陰の仕事であろうとも、自分たちの仕事に誇りを持って取り組んでいることだ。それが何よりも胸を打たれた。自分もそうありたいとの思いを強くした。昔観た「ライトスタッフ」の男たちもめちゃくちゃかっこよかったけど、それにつながる映画が観られて幸せだった。マーキュリー計画は本当にすごい人たちの力があればこそ実現できたのだと思う。
実在するNASAの天才黒人女性たち
ちょうど最近、ヘルプという黒人女性のお手伝いさんの映画を観たばかりでオクタビアスペンサーも登場しているということもあり同じ人種差別が根強かった時代の事実に基づいてる話ということもありすごく楽しみにしていた映画でやっと見ることが出来ました‼︎
NASAでの宇宙開発に貢献した3人の天才黒人女性を中心に描いており、人種差別に虐げられながらも、自分たちの責任ある仕事を全うする姿にはとても感動しました。
トイレが非白人用は分けられていたり、 職場でも自由な格好をさせてもらえない。黒人の使うコーヒーカップに白人は触りもしない等さまざまな差別があり、やはり私たちが知る以上に当時の人種差別というのは相当酷いものでした。
しかし、そんな彼女たちの働きぶりを周りが認めていくシーンはとても感動的で、特に、キャサリンの上司が非白人用のトイレの看板を壊すシーンはスカッとしてお気に入りです。
いつの時代でも人種がどうであろうと、能力のある人間は評価され、また機械にも勝るのだと感じました。
女性活躍!
最近この作品を観たお友達からとても良かったと直接口コミ頂いたので観賞。早稲田松竹にて『ドリーム』と『女神の見えざる手』と、気になっていた二本の組み合わせなんて最高ーかよ(´∀`艸)♡♡
その肌の色とジェンダーがキャリアの壁となっていた天才黒人女性三人が初めてNASAに勤めることになり、いざ入ったらめちゃめちゃ活躍した…という話だとばかりトレイラーの印象で思い込んでいたけど、完全に勘違いだった。
時代背景的な壁はたくさんあれど、それでもあの当時で30人もの黒人女性たちをすでに雇っているNASAは時代の先を行っていたんだな、と感心。
時代は変わっても女性にとってのglass ceiling は未だに残る。それを考えるとメアリーの"前例のない事に対して前例を作る事の必要性を決定権のある人に訴えかけ、チャンスを自分の手で掴む事"っていうのはあたし自身のキャリアでも無視出来ないというか、今の時代でも必要な事だと感じ目が覚めた気分。
キャサリンとジムの湯たんぽラブには胸が熱くなる場面あり。天使のような子供達が愛くるしい❤︎
結婚祝いのプレゼントの中身がまた胸を打つ。
ジムの軍でのランクは忘れてしまったけど、軍の中では黒人差別はそんなになかったのかしら??そんなはずはないと思うんだけどなー。
スタッフォードとキャサリンの和解を匂わせる場面はあったけど、陳腐な言葉で謝ったりしなかったのがまた良い。
ジョン・グレンがいいヤツなのがアツい(´∀`艸)♡♡
4.2
アメリカご都合主義満載だけど、よい
何より曲がよい
一人一人の個性をしっかりと表現していて感情移入ができる
土台と見せ場をしっかりと分けて見せてくれる
差別問題が根底にあるものの、シリアスになりすぎずポップに表現しているのは好感が持てる
誰と見ても大丈夫
おすすめです
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