ドリームのレビュー・感想・評価
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実話物に弱いんだよなぁ~
主役の3人が頑張っていたのはもちろんだけど、ケビン・コスナーがいいよね👌キャサリンが差別に対し我慢に我慢を重ねた結果の叫びを破壊という形で答えた。ドロシーもメアリーも自分の居場所を確保するために行った努力や勉強って、現代社会にも必要な事。
自分は単純だから今からでも宇宙開発に携わりたくなってしまった……。
偉大な先人たち
良い
素敵な映画
社会派と思いきやスポ根
まず全体の感想から
差別と闘う社会派な側面とキャラクター達の人間模様とアメリカの宇宙開発を、バランスよく描いた作品だと思いました。
次にお気に入りのシーンを
外せないのはやはりキャサリンが職場で不満をぶちまけるシーンでしょう!
あのシーンのセリフでキャサリンは「私のトイレが無い」と語りました。
つまり当時は、被差別者側も白人と有色人種のトイレが別という差別を当然のように受け入れているのです。
この描写は非常にリアルで大変胸に刺さります。
映画全体を通して、メインのキャラクター達はあまり差別と闘うというような直接的な行動は起こしません。ただ自分達のしたい事に向かって行動しているだけです。
この映画のなかで現代に近いような意識を持っていたのは、メアリーの旦那さんだけだったのでは?と思うほどでした。
軽快なロックに乗せて、あまりに醜い差別が映し出されます。
当時の人々の諦観に近いようなものが伝わってきて非常に切なくなる所もありました。
しかし自分の目標だけは譲れないという強い想いに、心を動かされました。
公民権運動といえば激しいデモなどを思い浮かべてしまいます。
しかし、そういうデモなどは行わない本当に普通の人達の地道な行動が、国を動かす原動力になったのだなと思いました。
やっぱりケビンコスナーはいい
心が震えるストーリー
映画館で映画が観たくて良さそうなので鑑賞。
観てよかったー!
黒人女性が能力を発揮してどんな境遇でもぐっと堪えて認められていくのはとても心地いい。音楽もいいな、と思っていたらファレルのクレジット。なるほど、好きなわけだ。
ケビンコスナー、キルステンダンストと大物がアクセントとなり、ジムパーソンズが出てるのがまた良かった。スクリームクイーンズのチャドもでてた。キルステンダンストが対等に話をした時、私まで嬉しかったな。
島国日本では日常ではないけど、意識してない差別というのはされてる側しかわからないものだと思う。
なんてちっぽけな悩みでいじけてるんだ、私は。贅沢。とも思った。がんばろっと。
映画らしい映画。ぐっとくるシーンがたくさんあります。
2017-68
MJ老けたなぁ。
パソコンもスマホもない時代にロケット飛ばす。
今まで考えもしなかった苦労。
生まれてから当たり前のようにパソコンがあるし、計算してくれるし、それがないのに宇宙に行くって、あの時代の人たちはすごい。
ケヴィン・コスナーの役柄が好きだった。
気難しいと思われてるけど、部下思い。
仕事する人はちゃんと認める。
そういう上司はいいですね。
黒板に数式を書くシーンは、ガリレオのBGMが頭の中がなりやまず。
数学や宇宙用語が飛び交って、アホはもうふんふん流しで見ていましたが、大丈夫でした。
ちょっと時間が長いと感じてしまったのと、盛り上がりに欠けてしまったので、そこをマイナスしました。
やっぱりわたしの感覚は世間とずれてんのかなぁ。
スキニーとスニーカー履きゃいいじゃんって思っちゃうんだよね。
あと、邦題がなんか安っぽい。
Hidden figures、もっといい訳があったでしょ。
知ってる、あなたがそう思っていること
東エリアのボスが、西エリアのボスに、黒人に偏見は無いのよ?と言った後の返しが最高でした。別に意地悪でやっているのでは無いと、そこに差別がある事を理解していない事を、知っていると。こういう、無意識の区別が差別の本質なんだろうなーと思いました。映画は技術と知識があらゆる逆境を跳ね除けていくのが痛快で面白かったです。
ケビン・コスナーとキルステン・ダンストが上手いと感じた。キャリアがものを言う。
TOHOシネマズ西宮OSで映画「ドリーム」(Hidden Figures)を見た。
朝一番の上映回だが、半分以上の席は埋まっている。
この映画は全国週末興行成績(2017年9月30日~2017年10月1日)
において、上映映画館はわずか63館で初登場で7位となった意外な人気作品である。(1位の「亜人」は5倍の316館で上映)
米国本国での評判(満足度)も90%を超えている。
ソ連のガガーリンに先を越されはしたが、1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を影で支えた、NASAの3人の黒人系女性スタッフの知られざる物語を描いたドラマ。
ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性グループの存在を描く。天才的な数学の才能をもつキャサリンは、宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって決して心地よいものではなかった。
しかし、3人の黒人系女性スタッフはやがてNASAの歴史的な偉業に携わることとなる。
映画「ムーンライト」に出演していた麻薬売買にかかわる男女の役で出演していたカップルの役者が2人とも助演している。
黒人差別といえば昨年見たビートルズの映画「EIGHT DAYS A WEEK」でも同じように描かれていた。
予備知識無しで見たのだがケビン・コスナーが出演している。ケビン・コスナーはすぐに気づいた。
キルステン・ダンストは中盤以降に気づいた。「ああ、キルステン・ダンストが出てる。」スパイダーマンのヒロインとしては2002年から2007年まで出演していたはずだ。今年35歳だがずいんぶんと貫禄が出てきたと感じた。
テーマ、物語は興味深いのだが、映画としては全体的にテンポが良くないと感じた。
また中心人物の黒人女優3人の演技に関してはあまり印象には残らず、
ケビン・コスナーとキルステン・ダンストが上手いと感じた。
上映時間は127分。
少し長いので少し眠くなる時間帯があった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
サントラ気に入ったので 映画帰りにCD買っちゃった えぇ話や‼︎ ...
NASAの影の立役者
60年前のNASA創生期の実話らしい。結論、良作で感動した。
何故今、映画化されたのか?は、言わずもながだが、現大統領と無縁では無いだろう。
公民権運動で揺れていた時代の人種差別が、今とは次元が違う凄まじさだったことを改めて知ったが、中でも計算係の白人の冷淡な目線は、今のトランプ政権誕生の背景とダブってしまった。故にケビン・コスナー演ずる本部長が白人専用のプレートを叩き割るシーンには、監督の差別に対する反目の意思表示を感じた。多くの観客も心地良さを感じたシーンだった筈で、NASAが立直る重要な転換点だったと思う。
本作の特筆すべき魅力は、主人公3人の凛とした美しさ、卓越した知性と行動力だと思う。
何かに行き詰まっているビジネスマン(特に女性)の方は、是非ご覧あれ。きっと、背中を押して貰える筈です。
頭脳と技能と行動力で、前例を作った開拓者たち
NASAで働く優秀な黒人女性たち。主に3名の女性に注目し、それぞれの女性がアメリカ社会において成功を勝ち取っていく様子を爽快に描いている。彼女たちはNASA内だけでなく、アメリカという国、そして世界的な新たな「前例」を作った開拓者たちである。それまでなかった概念を作り、それまで閉ざされていた門を開き、それまで見つけられなかったものを見つける。とても困難な道のはずだけれど、それを彼女たちの優秀な技能と頭脳と行動力で乗り越えていくその様子がとにかくとても格好いい。ただ才能が有り優秀であるだけでは足りない。その技能を活かすための頭脳や向学心がなければならない。そしてそれを行動に移せなければ意味がない(この映画には不満を愚痴るだけの女性はどこにもいない)。3人の女性たちにはそれらの力がきちんと備わっていて、それぞれの道でぞれぞれに前例を作り新たな扉を開けてゆく実に爽快で清々しい物語で、かなり勇気をもらった。彼女たちのように優秀ではないけれど、せめて行動力くらいは持ちたいと素直に思う。
もちろん物語の根底には、当時のアメリカにおける人種および性別での差別・偏見が描かれている。黒人の女性たちが当時のアメリカで生きるということがどういうことだったかが率直に描かれていて考えさせられる。しかし一方で、この映画の印象はとても爽やかで心地よい。3人の女性たちは差別を受けても凛として湿っぽく落ち込んだりもしないし、物語のそこかしこに散りばめられたユーモアには素直に笑いがこぼれる。さながらハートフルドラマだとかフィールグッド・ムービーの様相に近しい。かと言って、もしこの映画がまるで微温湯に浸かったようなフィールグッド・ムービーであったならこんなに感動するはずがない。寧ろ、この映画がフィールグッド・ムービーの様式を借用したことこそがこの作品の長所で、そこに強い意義があるようにも思えた。
この映画には、とても大切なことが描かれているし、広く大衆に伝えたいテーマがしっかりとある。でもそれを小難しく重々しく描くだけが能ではない。この作品のようなユーモアと勇気と元気をくれる爽やかで心地よい映画だったからこそ、多くの人がこの作品を愛することが出来、映画のテーマが率直に心に響いた。とっつきにくいシリアスなドラマは一度見れば十分だが、この映画なら何度でも観たくなる。そしてその都度、映画のテーマを振り返ることが出来る。伝えたい深刻な思いだからこそ、あえてユーモアと清々しさをもって投げかけてきたのではないかと感じた。そしてそのやり方は、この映画の主人公の女性たちのスマートさにも重なるような気がした。拳を振り上げることが社会を変えるとは限らない。実際に社会を動かした人のやり方はきっともっとスマートで、彼女たちのように頭で考え、肉体を使って行動し、言葉で主張を伝えること。映画が見せたいのは、差別を受けて悲惨な目に遭う人の気の毒な姿ではなく社会を変えた人々の聡明さであり、またそれを実にスマートに映画に転換させているなぁと思った(一方「未来を花束にして」は拳を振り上げるだけの映画だったのが惜しかった)。
その上、見終わった後でこんなにスッキリ爽快な気分になれるんだから、これはいい映画だよね。
主人公たち、すごいなー、と。
3人の女性がとっても良いです
☆☆☆☆ 時代の荒波に呑み込まれそうになりながらも、自身の力で壁を...
☆☆☆☆
時代の荒波に呑み込まれそうになりながらも、自身の力で壁を乗り越えて行く3人の同僚黒人女性。
3人の時間配分が、6−2・5−1・5位なのが気になるところでは有りますが。それぞれに慎ましく・したたかに・大胆に自分の居場所を切り開いて行く姿には、多くの人が共感を覚える筈です。
前半で数多くの差別と偏見場面が描かれ、耐えに耐える場面を見せられる故に。【コーヒーカップ】や【真珠】【呼び名】に【指輪】等。後半一気にグッと来るポイントに変わるのが観ていて堪らなかった。
キャサリンが散々走った【白人専用場所】と【非白人専用場所】クライマックスで彼女が走り出した時には、こちらの涙腺が一気に崩壊しかけた瞬間でした。
80年代のアメリカ映画を愛するオヤジ臭としては。名作『ライトスタッフ』の裏側に有った真実を知ることが出来たのも嬉しいところです。
2017年10月5日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン8
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