「0.8×2×3=4.8km」ドリーム ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
0.8×2×3=4.8km
アメリカでまだオフィシャルに人種差別があった頃の話。ものすごい数学の才能があるが、黒人ゆえに正当な評価をされない。しかも女性。二重の枷がはめられている。だけど暗さはなく、卑屈さもなく、ひたすら辛抱強く機会を伺う。主人公とその友達、3人の女性たちがしたたか、かつしなやか。
毎日、最低でも4.8kmは歩かなければならない。もしかしたらプラス1.6kmか、それ以上かも。忙しいからギリギリまで我慢して、だから悠長に歩くのではなく、小走りで向かう。それでも1回30分は席を外さざるをえない。周りの人はそれを疑問に思うこともない。その無関心さにため息が出ちゃう。
宇宙飛行士も、未知の世界に踏み出す仕事だが、宇宙飛行士を無事に飛ばせるのも、誰もが未経験のことだ。人種や性別がどうだの、構っていられないよ。米ソが競っていたあおりを受け、上からプレッシャーがかかる本部長は、英断する。「近いところに行け!」(この本部長がケビン・コスナーだって気が付かなかった…)
実話ということで、「前例」となった3人が最後に紹介された。素晴らしい実績。爽快感のある物語だった。
NHK地上波放送で鑑賞。
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こころさんのコメント
2022年3月21日
ぷにゃぷにゃさん
世界の何処にでも行ける、のは強いですよね 🤔
が、学ぶ為の努力をしていません。。
駅のホームで外国の方に行き先を尋ねられただけで、慌てます😵💫💦
こころさんのコメント
2022年3月20日
ぷにゃぷにゃさん
コメントへの返信を有難うございます。
「×2×3」は、そうかなと思ったのですが、「0.8」とは、800メートルなのですね。さすが、細かいところも見ていらっしゃる ✨
仕事がデキるって人ってカッコイイ!と改めて感じた作品でした 👀