「3人ドラマのバランス感覚が抜群」ドリーム KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
3人ドラマのバランス感覚が抜群
特に感動的なシーンはなかったが、それがかえって良かったような気がする。
押さえた演出と派手すぎない音楽でとってもいい感じの映画だった。久しぶりに見たケヴィン・コスナーもほとんどアップになるシーンがなく目立ち過ぎなくて良かった。それでも一人で映画の面白さを固めていたからやはり大したもんだ。
脚本としては少しドラマが薄くて主人公が一人だけでは失敗していたと思う。それがとても上手に他の二人の主人公たちのエピソードを挟んで上手くまとめられていた。
また、この映画を見てまたいつものあれを思った。「女は中身で魅力が決まる」
そしてこの映画もフィルムで撮られていた。やはりフィルムで撮られた写真には味がある。それは味のある映画を見たという印象に直結する。だから映画監督よ、映画はフィルムで撮れ。
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