「3人の女性のそれぞれの生き方が魅力的」ドリーム ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
3人の女性のそれぞれの生き方が魅力的
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予備知識は舞台は1960年代と主人公は黒人女性だけだった。てっきり黒人差別の人種問題映画だと思っていた。実際には3人の黒人女性のサクセスストーリーだった。頻繁に黒人差別のシーンは出てくるものの、サクセスストーリーには必ず出てくるいわゆる障害の一つであり、障害が大きければ大きいほど、多ければ多いほどその後の成功の感動が大きいと言う、典型的なサクセスストーリーだったので、「グリーンブック」のような人種差別問題を提起するような映画とは一線を画するものであった。
最初に出てくる警官も、裁判官も、キルスティン・ダンストもケヴィン・コスナーも、最初は黒人に偏見を持っている感じだったが、結局はいい人だったと言うことで、出てくるほとんどの人がみんないい人だったのはちょっと出来過ぎかなと言う感じもしないでもないが、個人的には好きな展開で、大いに高評価を与えたい映画であった。
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