「ケビン・コスナーとキルステン・ダンストが上手いと感じた。キャリアがものを言う。」ドリーム ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
ケビン・コスナーとキルステン・ダンストが上手いと感じた。キャリアがものを言う。
TOHOシネマズ西宮OSで映画「ドリーム」(Hidden Figures)を見た。
朝一番の上映回だが、半分以上の席は埋まっている。
この映画は全国週末興行成績(2017年9月30日~2017年10月1日)
において、上映映画館はわずか63館で初登場で7位となった意外な人気作品である。(1位の「亜人」は5倍の316館で上映)
米国本国での評判(満足度)も90%を超えている。
ソ連のガガーリンに先を越されはしたが、1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を影で支えた、NASAの3人の黒人系女性スタッフの知られざる物語を描いたドラマ。
ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性グループの存在を描く。天才的な数学の才能をもつキャサリンは、宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって決して心地よいものではなかった。
しかし、3人の黒人系女性スタッフはやがてNASAの歴史的な偉業に携わることとなる。
映画「ムーンライト」に出演していた麻薬売買にかかわる男女の役で出演していたカップルの役者が2人とも助演している。
黒人差別といえば昨年見たビートルズの映画「EIGHT DAYS A WEEK」でも同じように描かれていた。
予備知識無しで見たのだがケビン・コスナーが出演している。ケビン・コスナーはすぐに気づいた。
キルステン・ダンストは中盤以降に気づいた。「ああ、キルステン・ダンストが出てる。」スパイダーマンのヒロインとしては2002年から2007年まで出演していたはずだ。今年35歳だがずいんぶんと貫禄が出てきたと感じた。
テーマ、物語は興味深いのだが、映画としては全体的にテンポが良くないと感じた。
また中心人物の黒人女優3人の演技に関してはあまり印象には残らず、
ケビン・コスナーとキルステン・ダンストが上手いと感じた。
上映時間は127分。
少し長いので少し眠くなる時間帯があった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
ドリーム見ましたが私は主演の3人の演技が一番光っていたと思います。
確かに脇に回ったケビン・コスナーは良い上司役ですし、キルスティン・ダンストも割り切った演技で良かったですが、何より黒人女優の皆さんが輝いていました。素晴らしく演じていて感動しました。
キルスティン・ダンストは昔から好きな女優さんですが、確かに貫禄付きましたね。