「科学賛歌と人間賛歌」ドリーム ko_itiさんの映画レビュー(感想・評価)
科学賛歌と人間賛歌
アメリカ公民権運動が背景にあるにも関わらず教条的な押し付けさが感じられない観終わった後の爽やかな感動。
これは知性と理性とちょっとだけのズル(笑)で自分達の地位をNASA(世間)に認めさせた三人の黒人女性を中心にして描かれた物語だ。
その背景にあるのはソ連のスプートニクショックからはじまる宇宙開発競争。それが彼女達が必要になったきっかけ。
そして、そこからみえるのは科学は人種さえも関係なく正しく等しく皆に与えられたものであるという主張。それが個人的にはとても嬉しい。
これは科学賛歌の映画であり、そして人間賛歌の映画だ。
だからこそ、そこを通して日本人の自分でも大きく感動する。嬉しい気分にさせてくれる映画でもある。
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