「hidden figures」ドリーム yookieさんの映画レビュー(感想・評価)
hidden figures
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原題は「知られざる人々」といった意味だそうで。正に、当時その活躍が表面化する事の無かった黒人女性達3人を描いた作品です。人種差別が激しかった時代、まさかここまで酷かったとは…と衝撃を受けるのですが、それ以上に過酷な差別にも関わらず努力と才能と信念と勇気とで、道を切り開いていく彼女達の行動に驚き、もの凄く元気を貰える。スーパーヒーロー並に超カッコイイ!!!って思います。彼女達の行動で、変わっていく白人達の行動にもまた胸を打たれます。差別が当たり前だと、それが間違っていることすら気付かないし、見えなくなるんですね。その事にもハッとさせられるし、部長がトイレのサインをハンマーで壊すシーンは、よくやったーーー!って思います。それ以外にも随所で、彼女達が一歩一歩、自分の周囲から、時代を変革させていくところに、やったーーーーー!ってなります。差別の実態を観て嫌〜な気持ちになるよりも、それを打ち負かして相手の行動を変えさせる、何なら国家をも動かすパワーに、観ていてとても気持ちの良い映画です。
それに音楽もハッピーでダンサブル!まさか今作の為に書き下ろしたとは思えない、時代感を反映したお洒落なナンバーにアガるアガる!!ファレル凄いなぁ…。
これは万人にお勧めできる素晴らしい作品です。観て良かったなぁって思いました。
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