「司法とは何を守るためのものなのか」三度目の殺人 とえさんの映画レビュー(感想・評価)
司法とは何を守るためのものなのか
クリックして本文を読む
面白かった〜
一度目の殺人で、娘につらい思いをさせてしまい
二度目の殺人で、娘の願いを叶え
三度目は自己犠牲で娘を守った
殺人犯の三隅
主人公の弁護士・重盛は娘のそばにいられない自分と三隅を重ね合わせ
冷静な判断をくだすことができない
本来なら、法廷が市民を守るべきはずなのに、「善悪」よりも「勝ち負け」にこだわるあまり、真実に蓋をし、彼らが決めたシナリオに沿って、裁判は進められていく
結局、本当に裁かれるべき人間は、裁かれないまま闇の中へと葬りさられる
この中で、救われた気分になっているのは、「自己犠牲」で神にその身を捧げた三隅かもしれない
真実は神様だけが知っている
コメントする