「突然凡人から英雄になった男の話」ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた Aranさんの映画レビュー(感想・評価)
突然凡人から英雄になった男の話
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Amazonプライムビデオにて視聴。
ボストンマラソンで起きたテロにより、両足を失った主人公(ジェイク・ジレンホール)がそれを乗り越え、成長する話。
本編の序中盤で見られる主人公の空元気や、家族や親戚による囃し立てなどが主人公に感情移入して観ていると、イライラや倦怠感がひしひしと伝わってくる…
また、序盤と終盤合わせて2回ある沢山の人に 囲まれるシーンで、一回目のリンクのシーンではPTSDの様な症状が出るが、2回目の球場では克服をし、始球式を無事終えるというのも象徴的なシーンだと思う。
レッドソックスの試合が終わり、帰り際に沢山の人から「あなたは偉大だ」「あなたのおかげで自分も頑張れる」など自分の思わぬ所で自分の克服がもたらした影響を知るシーンは、彼にとってもやはりポジティブな影響があったように思える。
原題であるSTRONGER、直訳すると"よりつよくなる"という意味だが、自分は、"困難を乗り越え強くなる"というニュアンスで捉えた。
何よりも、これは現実に基づく話であると言うのが肝である気がする。エンドロールで流れた彼の奥さんのボストンマラソン完走の際の写真は本編より泣いたかもしれない…
次は同じボストンマラソンのテロが題材の「パトリオット・デイ」を観ようと思う。
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