スイス・アーミー・マンのレビュー・感想・評価
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ダニエル・ラドクリフの死体が爆走するシーンが感動的
ダニエル・ラドクリフが死体役でポール・ダノが遭難者という設定の映画というと、観るべきかどうか微妙な感じがします。が、全く想像がつかない方向に物語が進んでいって、感動的な感じがします。
よくここまでデタラメが出来るなーと感心しますが、ダニエル・ラドクリフの演技はハリポタ以降爆発していることは皆さんご存じと思われます。しかし今回はホントにオナラで爆発という、役者としてばかりでなく人間としての限界に挑んでると言うか…この映画の制作者サイドは江頭2:50のことはまさか知ってるわけないと思いますが。知ってたら出来ないとも思われます。
ポール・ダノについても、全く救われない情けない役柄で、このセリフのひとつひとつは一体なんなのか深く考えさせられました。だいたい物語上ではこの後どうなるのか気になってしまうくらい情けないのですが、ダニエル・ラドクリフが屁を推進力として海のかなたに走り去ってしまうので、映画が強制的に終わってしまうのですよ。
最高にシュールで笑いました!やたら壮大な音楽もシュールさを加速させ...
最高にシュールで笑いました!やたら壮大な音楽もシュールさを加速させており最高でした
しかし笑い一辺倒ではなく、自分の醜い部分を曝け出す尊さや難しさなど、考えてしまうテーマも抱えておりとても充実した映画でした!
えぇっ‼︎
160本目‼︎
かなり
お下品だけど
ワロタ‼︎
ポールダノ
良かった‼︎
ハリポタも
頑張った‼︎
でも
あの口から出る水は
飲めぬぅ
無理‼︎むり‼︎ムリ〜‼︎
初っ端だけ戸惑ってたけど
その後
抵抗なく飲んでたよね(笑)
そんなに田舎でもなさそな近場で
遭難してたのも
ウケた‼︎
まぁ
あの豊富なゴミの量で
わかっちゃうけど
ラストはなんか切なく
そして
ラドクリフの笑顔が
怖かった…
笑いと感傷
ダニエル・ラドクリフの死体っぷりが最高。最初は出落ちかと思いましたが、ぐいぐい物語に引き込まれ、最後は凄く切なくて。
鼻歌が音楽になるという斬新さもとてもしっくりします。
大好きな作品になりました。
ただ、人に説明する時『死体に乗ってオナラを動力に無人島から脱出して…』といっても、ポカーンとされるだけなので、ぜひ斬新でバカバカしくて愛おしい死体を見てください。
これまでにないブッとんだ友情映画
オナラや下ネタのオンパレードに耐えられるだろうかと不安もあったけど、なぜか終わったら清々しい温かい、そして切ない気持ちになる。なんといってもダニエルの演技、ほんとに死体に見えるし表情も限られてるのに、おかしさの中に哀れさもあって、生き返ってくれないかなと願ってしまう。ついていけないくらいブッとんだ世界だけど、一度価値観を捨てて入り込めば、生きる根源とは何か、考えさせてくれる映画だと思う。
屁。
生活を捨て、冒険をせよ
と、どっかの偉人が言ったような名言じみた言葉が浮かんだ。
劇中には全く関係ないが。帰りの車の中でふと思った。
もし。今の生活を捨てて冒険的なことができるだろうかと。
色々思うところがある。だけど。
無人島に何もない状態で生活するとなると話は別。必要な道具がないと火を起こすことも、寝床を作ることも難しいかもしれない。あわあわしていたら日が暮れ、猛獣の餌になって終わるか、飢え死にか。
万が一、流れ着いたゴミで釣りをしたり、火を起こせたとして延命しても、ずっと孤独で喋る相手がいなくなるとその生活が苦でしかなくなり、自殺まで考えるだろう。
もし、自殺寸前で漂流してきた死体を見つけ、助けようとしても死んでいるのならば墓でも掘っておしまい、なのが普通。
が。この物語はここから始まる。
死んでます。死体です。
オナラしているのです。結構な勢いで。
そのまま、海に行くわけです。
自殺しようとした彼も「え?うそだろ!?」
と追いかける。そのままオナラし続ける死体に引っ張られ、まさにジェットスキー状態
(死体がダニエルラドクリフなので、ジェット“ラドクリフ”スキーか。ジェラドスキーか。)
ここでタイトル、ズバァァン!!!
冒頭15分でもう取り込まれました。
バカじゃん。
だけども。それで終わらせないのが映画。そんな映画が大好きだな。
その後、無人島から奇跡の生還を果たすが、流れ着いたのも無人島?で。
とりあえず、助けてもらったラドクリフ似の死体を担いで洞窟に。
そこで眠れないので話し出す主人公。
死体は喋らず、雨露に濡れたまま主人公は寝てしまう。
翌朝、目がさめると
やれ雨露を溜め込んだ死体がウォーターサーバー以上の噴射で水を出すわ、
何故か喋り出すわでもう、もう…
主人公ハンクはビビって殴って避難。
それでも「痛いなぁ…」と喋り続ける死体メニー。
そこから奇妙な共同生活。
メニーは記憶をなくしていた。何もかも無知でいたので色々と教えつつ、ハンクはメニーの便利機能を多用していく。
前歯カッター(髭剃り)
空気銃(口から凄い勢いで物を飛ばす。)
裁断(死後硬直で硬いのか、反動で木を割る)
摩擦での火起こし
等々、、、、
暮らしていける環境、話せる友人ができ楽しくなる生活。
それ以上に元の故郷へ帰りたい気持ちの方が強いので、ハンクはメニーの記憶探りつつ、帰る道を模索して行く…
とまあ…
厨二病です。完全に。
だけどね、健全に育ってきた人は絶対思ったことでしょう、
あんなこといいな!
できたらいいな!
って。それがリアルに、死体として、ダニエルラドクリフとして出てきただけなのです。
見ていて何より楽しかった。リアルファンタジーですこれは。
孤独を抱える人々に、ちょっと形は変だけど
微かな希望をあたえてくれる、お話だったと思います。
笑えて、最後はぐんと切なくなる。
まさかこの映画で泣くとは…
(ブレードランナー2049とは違う“まさか”)
素晴らしいです。これはね、誰かと見た後話したくなる。
バカだけど愛すべき作品。
こりゃあ、僕の中の2017年間トップ5に入るなこりゃ。
苦笑
ものすごいシュールな映画。最初の死体ライドシーンの出オチの映画だと思ったけど、よくここまでストーリーにしましたね。全編シュールなシーン満載で笑えました。ラドクリフさんは、死体役はハマり役(笑)それにしても、ラドクリフさんは悪役とか、キワモノばかりで不憫です。
実はもなにも、しょうもない作品
チラシの見た目から、無人島でのサバイバルが主だと思っていたのだが、
簡単にオナラジェットスキーで脱出できてしまう!
ランドにたどり着いてからの話になるんだけど、それも想像以上に人里離れていない!ってところがミソ( ´∀` )b
具体的には、主人公を追いかけて森に走り込んだ幼い少女が、一人で海岸まで到着できる距離。その距離を、よくもまぁ大層に描いていることよ(笑)
この主人公にしても、
(バスで気になる女性に声もかけられず、盗撮するしかなく、そんな自分が嫌になり、自暴自棄で無人島に行ったはいいが帰れなくなり、仕方ない自殺か!)Oo.( ゚A゚ )
てな憶測でこの映画を見ると、なんとまぁしょうもない!
でも、なんとまぁ身をつまされることでしょう!
すごくオオゴトに感じていることが、
端からはすごくバカげたことに見えることも、
それでも自分にとっては人生最大の出来事に思えることも、
そのどちらも体験できたから、私はこの映画が好きです(*‘ω‘ *)
MVあがりの監督を敬遠する人が多いが、個人的には凄く好き。やっぱり...
MVあがりの監督を敬遠する人が多いが、個人的には凄く好き。やっぱり映像芸術は個性豊かで記憶に残るビジュアル展開をさせる事はかなり重要な事だし、映像という媒体ならではの他にはできない芸術表現だから、短い時間で記憶に残すMV表現は作り方と使い方を間違えなければ最高のものになると思う。
今作は奇抜なストーリーですでに印象に残る作品になっているが、MV監督ならではの綺麗な映像美で小さな世界に広がりを持たせられているところに魅せられる。
自作バスの中でのひとり演劇はとても綺麗な描写で、綺麗な絵だからこそ尚更ひとり芝居の切なさが際立って切なさ倍増、ジュラシックパークのテーマがまた良すぎるほど良い…。最高のシーンでした。
本作のメニーを演じているのがダニエルラドクリフが演じている事が特に深い!
華やかな世界で生きてきたダニエルを死んでから妄想オタクストーカー野郎がオモチャにするなんて…恐怖度マックス!
出落ちでは終わらない、素晴らしい作品。
なんじゃこら!
なんじゃこら!てなります。どうとらえていいかわからなくて戸惑います。1人で観てしまうと受け止めきれません。バカバカしいけどいろいろマジメに考えちゃうような。たぶん、誰かと一緒に観て、観終わってからいろいろ話すのがいいんだと思います。観終わってからが本番というか。だから、1人で観るんじゃなくて、誰かと一緒に観た方がいいです。観ても観なくてもどっちでもいいけど、観たら楽しい、そんな映画でした。
ラドクリフは軍人じゃない
タイトルの意味がわかっていなかったせいで、ダニエル・ラドクリフは軍人の死体なのかと思っていたが、そんな訳もなく。
十徳ナイフ=スイスアーミーナイフ→スイスアーミーマン、なのだ。いわばレインマン的な。
わりと王道のイマジナリーフレンドものなので、ポスターのインパクトのせいでひねりの効いたサバイバルものを期待していく(私だ)と拍子抜けする。
惹句の「青春・サバイバル・アドベンチャー」は語順が成分と正確に比例しているわけで、つまり青年期の心のつまづきがメインのお題。
それにしては冒頭、タイトルまでのパンチが強すぎるんだよなあ…
ありていに言ってしまえば、好きな女の子に話しかけることもできない自分を責めるあまり、とうとう自殺を試みるほどに追い詰められた主人公が、(無知で無邪気だったころの)自分の分身である喋る死体と出会い、ともに冒険をしながら、失っていた色鮮やかな世界を取り戻し、現実に立ち向かう力を獲得していく話、ということになる。
いわば、内向的な青年が抑うつ状態から回復する過程の心象風景を漂流物、死体という仕掛けを使って描いた一種のファンタジーなわけだ。
私の読解力が貧しいためラストまでそれが汲み取れず、リアルなの? ファンタジーなの? と、はっきりしないまま観てしまったので、正直中盤の前半部でたるく感じる場面もあった。
登場人物がほぼ2人で、風景や状況の変化に乏しく、音楽の使い方含めてシーンの盛り上げ方がやや単調なせいもあるとは思う。
もう1回観たら、色んな場面でシンプルに泣けるのかも知れないなあ。
それにしてもダニエル・ラドクリフは死体役が本当に似合う。
笑えない、泣ける
映画は自由なんだとあらためて思いました。決まりなんてない。驚きが9割でした。これは歩んできた人生によって感想がわかれるのではないかと思います。ただただ笑える人、くだらないと思う人、泣ける人。それぞれの哲学に委ねられた映画。
映画の題名からして
スイスにアーミーはありえないから、ということで映画の内容もありえないことづくしでした。もし、これからこの映画をみる方で、英語が分かる方でしたら、なるべく字幕を見ずに主人公(死体と、死体とお話する男)たちの演技に注目しながらみたほうが見ごたえがあると思いました。今年見た映画の中では一番、演技に注目!して欲しい映画です。
2017-76
奇天烈。
荒唐無稽。
ゲス。
色々すごい。
はまる人は、はまるし、
はまらんひとには絶対はまらんと思う。
わたしは前者。
まぁでも、これ面白いよ!って薦めてくる人とは仲良くなれそう😃笑
きっと頭のいい人は、この映画から哲学的な何かを汲み取るのかもしれない。
ばかなので、それは出来なかったけど、頭空っぽにして、ただただゲスな笑いやたまに感じるファンタジーっぽさにやられた。
始まって体感5分で、ポスターの光景になる。
クライマックスだと思っていたのに、まさかのあのシーンは物語の最初で、あのシーンのあとにタイトルコール。
そこから死体がどんどん万能に。
物語の9割は主人公と死体だけで進んでいく。
小さい頃、「不思議の国のアリス」が、ひとつひとつのダンジョンをこなしていく感覚が大好きだったように、
次の困難にはどう立ち向かうんだろう、
次はどんな能力に目覚めるんだろうとワクワクする感覚を味わえました。
ハリポタやりはじめた頃のダニエル君に、君は将来こんな映画に出るんだよって見せたら、どう思うんだろ笑
多分すごく肝心なとこで寝てしまいよく分からないまま終了してしまった...
多分すごく肝心なとこで寝てしまいよく分からないまま終了してしまった…。独特な話でダニエル君の元ハリーポッターと思えないシュールな演技が凄い。笑
もう一回観ないと何とも言えないけど斬新でした。
全190件中、121~140件目を表示