スイス・アーミー・マンのレビュー・感想・評価
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全てがくだらない。
『スイス・アーミー・マン』鑑賞。
*主演*
ポール・ダノ
ダニエル・ラドクリフ
*感想*
ラドクリフ目当てに鑑賞。評判通りくだらないw
とても評価がしづらいんですが、とにかくくだらない。死体がオナラして奇想天外だし、意味がわからないし、退屈だった。
せめて、メニーが一体何者だったのか教えてほしかった。オナラやポンプみたいに口から水を吐いたり、何で話せるのか原理がわからないし、愛について語り合ったり、下ネタもあって、終始死体(?)とコミュニケーションを描かれてたけど、死体を面白おかしくする手法に関しては賛否に分かれるでしょうねw
ほとんど、ハンクとメニーの会話劇なので退屈で正直微妙です。ハンクがメニーを発見したとき、オナラを放出させる所がシュールだし、あまりにもくだらないし、思わずクスッと笑ってしまいました。もっとくだらないのが男のアソコをコンパス代わりにしちゃってるし、とにかくくだらない!(笑)
何度も言いますが、内容的にはくだらないし、ブラックユーモアっぽいし、とても変な映画でした。(^^;
もっと盛り上がって欲しかった!
え!なんか感動した。
サムネだけ見ると、お笑いなのかなーと思ったけど(実際に所々笑った)、ハートウォーミングな作品だなと思った。
無人島に取り残され、自殺を図ろうとしていたハンク(ポール・ダノ)の元へ流れ着いたハリー・ポッター(笑)ことダニエル・ラドクリフこと(笑)メニー。
スイス・アーミーナイフの如くハンクを助け、道標となる。
腐敗ガスで海を渡るシーンや、口から水が飛び出すシーン、ポルノ雑誌でおっ勃ったメニーのナニがコンパスの役目をしていたりと、ブっ飛んでいて笑えるんだけど、終盤に近づく程、そこはかとなく切ない。
冒頭の、無人島に取り残されたハンクは、実はハンクの心を具現化した様な…そんな切ないシーンになっている。
バスで乗り合わせる憧れの女性には 声を掛けることも出来なかった。Instagramで彼女には恋人が居ることも解ってはいたけれど、どうすることも出来ず、彼女の住む家の裏庭で自殺を図ろうとしていたのが冒頭のシーンとなる。
ハンクの父親のハンクに対する言葉端から、彼には知的障害があったと思われるが、凡人とは違う豊かな想像力が備わっていたからこそ 自殺体であるメニーとの交流が実現でき、役目を終えたであろうメニーは腐敗ガスでハンクに別れを告げる…。
笑えるんだけれど、どこか切なく…
でも心が温まる良い作品だと思った。
【死体が、アーミーナイフとして使えるなんて!死体が主人公の映画なんて!】
奇想天外な奇天烈な設定と、観ているうちに不思議な幸福感を味わった作品。
無人島で孤独な生活を送るハンク青年(ポール・ダノ:今作が初主演だったと思うが、この後彼の映画愛溢れる作品を鑑賞することになるとは思いもしなかった)が、絶望して首を括った時、波打ち際に死体(ダニエル・ラドクリフ)が流れ着く。
ここからが、予想を遥かに超える面白さであった。
ダニエル・ラドクリフ君扮する死体の便利機能を列挙する。
・水筒:雨水が体内に溜り、腹を押すと逆噴射する(そんな、あほな・・)
・斧:死後硬直した腕で、ハンクは木を折り、薪を作る・・・
・カッター:研ぎ澄まされた歯がモノを切り、時にはハンクの髭剃りにもなる・・
・体内に溜まった腐臭ガスを使った数々の用途:おならに火を付け着火剤(笑えます)、死体の背に乗り、ジェットサーフィン!
もっと沢山あったが、記憶に残っているのは上記。
あと、ダニエル君、喋っていたな・・・。
<細かい事を考えず、今作の奇想天外な作品の妙に身を任せると不思議な感動が訪れます・・。死者が生者に勇気を与える不思議な物語>
<2017年11月4日 劇場にて鑑賞>
ただのおふざけじゃなかった
シチュエーションと設定の可笑しさが最後までなくならないのに、だんだんとシリアスが増していき、最後には謎の高揚感。
鑑賞後、これは何を見せられたんだろう…と思ったが、不思議と嫌な感じのしない、どこか暖かさも感じるような感覚。
ダニエルラドクリフの怪演はお見事。
この役は難しいよ笑
説得力があっていいのか分からないが笑、説得力のある演技だった。
後にあの観後感はHIROKICHIさんのレビューのおかげで完全解決。是非そちらを参照ください。
Victorinox
ライフオブパイのような構成でもあるが、冒頭から荒唐無稽な展開になるので、「これが意味するところは何か考えてごらん」とお仕着せがましく言われているような気になる。二人劇が長く抑揚に欠け、シモの話がやたらと多く、また、表現も笑わそうとしているのか下品。笑えなかったし、見るのをやめるか迷う。最後は一応の着地をするが、こちらは説明過多。取り扱おうとしている題材に作り手が本当に尊厳を感じているか疑問を抱く。
ポールダノは好演。
なるほど!レビューを見て納得。そして感激。 ポールダノいいなあ。か...
なるほど!レビューを見て納得。そして感激。
ポールダノいいなあ。かいじゅうたちのいるところ、ポールダノ版見たいわ。子どもじゃないけど絶対ハマる。
コメディはテンポ
頭空っぽにして楽しめました。
ただ、最後までからっぽにして観てたかったから、
一緒に暮らせないなんて真っ平御免!これからも2人で暮らすわ!次はアフリカで!のようなばかっぽいハッピーエンドでおわってほしかったな。
見て感じた事が補足により深まる
観ていてこれはきっと、最初のシーンに戻って走馬灯だったという夢オチを想像したけど全然違った!
変なファンタジーだけど感動したなぁ…さて、レビューでも見るかな。
と、思って驚いた。
主人公が知的障害があり、元々無人島での遭難は無かったというレビューにびっくり。そうか、父親から「低能」と呼ばれていたのはそういうこと…
コメディタッチのちょっとダークファンタジーかと思ったらなかなかにシリアスな話だったの?!
と、おもったらもう一回観たくなってくる!!
ダニエル・ラドクリフの死体の演技とても良い。しゃべり出した時にちょっとガッカリしたけど(それをありとするのね的に)すぐにメニーが好きになった。
万能な死体というアイデアは奇抜すぎるので、海外での公開発表から観たいなと思っていたらいつの間にかNetflixに入っていたという!ありがたい!!
劇中にNetflixの話題が出てきてタイムリーなので笑ったw
隠してしまいそうなもの
映画館で見逃したのを残念に思い返した逸品でした。便利な死体、なんてネタなので、嫌悪感たっぷりだったりしますが、途中から「あれ?」って感じられたら、ラストまで一気に持っていかれます。
スッキリ理解するための作品ではなく、種の様な何かが自分のなかに生まれそうな、残酷で優しい物語でした。
オナラしようぜえ!!
死体の持つ奇想天外な機能を使って
故郷に帰ろうとする男の話。
主人公ハンクと死体メニーの交流がほっこりする
観てるとメニーが死体であることを忘れる
監督がMV出身とあって映像が綺麗で、
2人の交流がとても美しいものに見える。
話してる内容は汚いけど。笑
社会から離れた場所で
自分の気持ちを吐露するハンク。
この話は自分らしくあろうがテーマ。
社会だと言えないようなこと、できないようなこと、
誰もが抱いてるけど周りが気になって
自分の中にしまってる、それってどうなの?
ってことを死体とのサバイバルという
奇想天外な設定、展開から問いかけてくる。
観終わった後はスッキリした気持ちになって
どデカいおならをしてやろうと思うはず!
屁で人生を考える
アーミーナイフのように、いろんなことができるようになる人間(死体)とともに無人島を脱出する話。と思ってたけど、早々に島は脱出。それからは話すことができるようになった死体と人里まで移動するロードムービーとなっていた。
たしかにいろんな機能が判明していく様が面白かった。でも、それよりも言いたいのは人生と何か?ってことなんだろう。死体と話しながら自分と向き合う主人公。これってもしかして妄想?と思いながら観てたが、最後まで観てもはっきりとした結論は出せなかった。
不思議な魅力のある映画だった。
死にたい時
地元にいても無人島にいると感じる程の孤独な人間ハンク。そんなハンクがメニーを見つけた時の喜び方をみていると、人間って孤独にはつくづく耐えられないのだと思いました。メニーとの楽しい時間が例えハンクの妄想だとしても、ハンクは自分を変えることができました。死体から沢山の事を学べ、そして最も足りなかった生きる力を貰えました。ハンクは「生」を取り戻しメニーは海へと戻って行く。これでいいのです。人は絶望しても必ず生きる方法があるのです。そして死人は新しい命の為に分解されるのみなのです。
30分映画なら…
いささか冗長な作り
SF映画ではないので注意
世にも奇妙な物語などで放送するような30分位ならアイデアとして面白いが、映画としてみると苦痛
無人島で死体を見つけて、その死体の機能を使って脱出
死体とおしゃべりして自分を見つめ直す…
この手の作品は容易にオチが読めるので
最後の展開も「ああやっぱりな」程度の感情しか湧かなかった
小学生レベルの下ネタで笑えるならおすすめできる。
「超人的な力を持つ死体」という極上のネタを
なぜコメディとアクション映画として組み上げなかったのか疑問
死体ネタはフランケンシュタインの怪物、ロボコップ、ユニバーサル・ソルジャーなどなど名作があるので、個人的にはコメディとアクションで新ジャンルを開拓してほしかった。
なるほどわからん
序盤、半ケツ(剛毛)ダニエル・ラドクリフが水面を滑走するシーンからチープで呆気に取られるシーンの連続だったが孤独と抑圧からの解放、文明社会へのアンチテーゼなのか…?死体と青年の友情、全力で演じ抜く役者2名とラストの爽やかさは素直に面白かった
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