「癒しのプロセスをよく表している」アメイジング・ジャーニー 神の小屋より 12Corbeilleさんの映画レビュー(感想・評価)
癒しのプロセスをよく表している
実際、映像化できるほどかどうかは別としても、
似たような取り扱いを経験している人は結構いると思うし、共感できるところは多いと思う。
裁きの王座に自分自身が座っている、という気づきもあそこまでファンタジックではないにしろ、クリスチャンあるあるだ。
面白かったのは、「息子」であるイエスが
「クリスチャンらしさ」について言及するところ。
イエス自身は当然"クリスチャン"ではない 笑
クリスチャンとはイエスに倣う人達のことを、呆れて放たれたあだ名だからだ。
イエス自身と親しくなる以上にキリスト教主義的になる事に何の意味があるのか。
と考えさせられた。
キャラクター設定で、あえて引っかかる事があるとすれば、父なる神を女神化(?黒人のおばちゃん)したこと。
確かに神は人に触れるのにあらゆる姿を取る事が可能だと思うが、誤解を与えないか心配に…
多くの人が、女性的な包容力のみを聖書の神に求めると思うが、しかし聖書は一貫して「父なる神」という言葉で、完全な父性を表現しているからだ。
でも、映画の展開に差し障りはない様に感じたので意識的にスルーしたけど。
映像も良かったので、機会があればリピしたい。
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