パトリオット・デイのレビュー・感想・評価
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怒りと悲しみが込み上げてくる作品。
「パトリオット・デイ」字幕版で鑑賞。
※「22年目の告白~私が殺人犯です~」観た後に鑑賞。
*概要*
2013年に実際に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件の裏側を描く群像劇。
*主演*
マーク・ウォールバーグ
*感想*
4年前、今でも覚えてます。ボストンマラソン爆弾テロ事件は、実際にニュースで観たことがありますから。当時、大きな衝撃と同時に怒りと悲しみが一気に込み上げてきました。
この作品を観て、同じ様に怒りと悲しみが同時に込み上げてきましたが、悲劇的なテロに屈しない、様々な人達がそこから立ち上がる強さに感動しました。
終盤はドキュメンタリー。
マラソン完走できて、思わずグッときました。。。
主演はマーク・ウォールバーグですけど、群像劇に近い。
トミー(マーク・ウォールバーグ)からの視点
被害者・若いカップル、父と息子からの視点
若い警察官からの視点
警察巡査部長からの視点
テロリスト兄弟からの視点
カージャックされる中国人青年からの視点
特にカージャックされる中国人青年のくだりがめっちゃハラハラしました。テロの兄弟にカージャックされ、いつ殺されてもおかしくない状況だし、よく逃げられたな~って思いました。トミーから「お前は勇敢だ」と言ってました。まさにその通り!
爆破テロの悲劇に胸が締め付けられて、辛くて悲しいし、このようなテロは二度と起きてはならない。実際の映像とドキュメンタリーを織り交ぜ、犯人逮捕まで辿り着くまで凄くリアルに描かれてました。
文句なしです!
宗教とは、、、
宗教って、愛国心ってなんだろう。と考えさせられる話です。
どんな理由があろうと他者を傷つけて得られるものってあるのかしら?
作中で、イスラム教徒の女性にとっての結婚は戦いと服従。
夫に従わなければ天国で彼に会えない。このセリフで、ああ、所詮この人たち(一部のテロリスト)は自分が天国にいく、それだけのために人を殺したのか、と思ってしまう。
神様は本当に人を殺したアナタを天国に連れて行ってくれるのかな。テロで亡くなった3人警官の男性、アメリカの今を見たら何というかな、、、
マラソンコース封鎖できません!
事件は現場で起きてるんだ!
…みたいなセリフはないけど
現場の正義感と上層部の政治を織り交ぜた
警察ドラマ。
言葉は悪いけれど、ありふれたテロ事件を
どう映画として見せ切るのか…?
という疑問ををもっての鑑賞だったが、
なかなかドラマティック!編集も巧み。
ただ、テロ犯を追っている割には
警察が何だかマヌケに見えたり…笑。
けれど、これが本当のリアルな現場なのかも。
被疑者の妻の聴取に弁護士の立ち会いを許さなかったのは事実なのだろうか。
アメリカ万歳の中にも監督の一握の反骨心を感じた。
タイトルなし(ネタバレ)
監督ピーター・バーグ×主演マーク・ウォルバーグによる実録ドラマの3作目。今回のテーマは2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件。ボストンマラソンの警護にあたっていたボストン警察殺人課の刑事トミーは背後に爆発音を聞き現場に駆けつける。懸命に負傷者救援にあたるボストン警察の前にFBIが到着、即座にテロと断定、すぐさま捜査本部を設置。現場に残された遺留品を回収して、爆破時刻前後の現場付近の防犯カメラの映像から黒い帽子の男と白い帽子の男を容疑者として特定するが、その頃犯人達は次なるテロの準備を進めていた。
絵に描いたようなスリルはどこにもなく、データ分析や聞き込み、巡回とひたすら地道な捜査に従事するFBIとボストン警察、犯人一味の行き当たりばったりの逃避行、爆破で負傷した人達の心情を丹念に積み重ねた深遠な人間ドラマ。J・K・シモンズ、ジョン・グッドマン、ケビン・ベーコンら濃い目の俳優陣が物凄く自然な演技をしているのが印象的で、トミーの無事を案ずる妻キャロルを演じるミシェル・モナハンがとても美しいです。
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