劇場公開日 2017年6月9日

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パトリオット・デイのレビュー・感想・評価

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5.0多くの人が見るべき映画

2017年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

ボストンマラソンの爆弾テロは記憶に新しいですが、その捜査の裏側ですって?!
『キャプテン・フィリップス』を見た時にも「アメリカの捜査機関スゲ〜!敵に回すと怖いな;」と思ったので
本作では、短期間で犯人逮捕に至る捜査の過程が見られるとあって、興味津々でした。

そして、てっきり捜査員側からの物語だと思っていたので、時系列に群像劇で描かれる人々を
「この人達はこの後の犯人逮捕に、どんな風に関わってくるのかなぁ?」なんて思いながら見ていたわけですが、思わぬ展開にショックを受けました。
爆弾テロの後、犯人逮捕までに起こった“事件”を覚えていなったもので。。。
そうか…彼がそうだったのか。

これ、当時の事件を覚えてらっしゃる方がご覧になったらすぐにピンときて、時系列に描かれる彼らの“日常”自体に胸を締め付けられたのではないでしょうか?

そして注目なのは、時系列の群像劇の中に犯人側の日常も含まれていたこと。
決して許される事ではないので、犯人の肩を持つつもりは更々ありませんが、テロリスト達も生身の人間であり、一筋縄ではいかない問題の根深さを感じました。

時系列で描かれる人々とは別に印象的だったのが、封鎖されたテロ現場警備に残された警官。
彼の目に映るのは、静まり返ったメインストリートと足元に横たわる証拠品扱いとなった……。

この試写会の翌日、イギリスのソフトターゲットテロの報道が舞い込んできて、ボストンと同じく8歳の子供が犠牲になった事を知りました。

報道の数字に心を痛めながらも、そこに個人の顔が見えたとき、初めて私たちは事件を身近なものとして受け止め、考えられるようになるのではないでしょうか?

ラストは、主人公のモノローグで纏められますが、それだけではやや綺麗事にも思えるテーマの後に、当時の映像やご本人達のインタビューが流れ俄然説得力が増します!!

捜査員や警察官はもちろん、被害者の方々、事件に関わった人々、エールを送ったボストン市民。
そう!まさにボストンの物語でした。

ドキドキハラハラ、迫力もあって、エンタメとしても楽しめるうえに、
風化させてはいけない記憶を、映画として残すことの大切さを感じました。

多くの人に見ていただきたい…いや、多くの人が見るべき映画です。

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NUMAYA

4.5恐怖のテロリストに立ち向かう地元愛

2017年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

2013年4月の愛国者の日にボストンで行なわれたボストンマラソン
そこで起きた爆弾テロ事件の実話を映画化。

善人の愛が悪を倒す
「愛国者の日」の出来事にふさわしく、ボストンを愛する市民が一丸となって爆弾魔と対決していく姿を描く

それは、天気のいい4月の祭日
市民たちにとって楽しいマラソンの日になるはずが、死傷者を多数出す最悪の一日となってしまう

テロリストの逮捕劇は想像以上に壮絶で、市民の悲しみは深い

しかし、その悲しみに立ち向かい共に助け合う姿がに深く感動し、ラストは涙、涙。

監督と主演は「バーニング・オーシャン」コンビのピーター・バーグとマーク・ウォルバーグ。
「バーニング・オーシャン」以上に感動して泣ける作品になっているので、ぜひ観て欲しい作品

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とえ

5.02017年のトップ5に入るね。+一般と批評家にも受ける優作だね。

2017年1月18日
PCから投稿

興奮

・2013年のボストンマラソンテロについての実話で、犯逮捕までの経緯をえがいているのですが、その過程で多くの捜査・逮捕ミスをおかし、さらに被害が拡大してゆき、ついに・・・。
この映画から学ぶことが多くあるので、とても貴重な作品ですね。

PS
「ゼロ・ダーク・サーティ 」よりもはるかに上出来だね。

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jp
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