「大いなる凡庸と総統の呪縛」ヒトラーに屈しなかった国王 lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
大いなる凡庸と総統の呪縛
原題の意味はもっとシンプルで作品にピタッとはまっていたんでしょうね。調べてないからわからないけれども。
ともかく、当時のノルウェーが国内外ともに微妙に揺れている感じが、デンマークから来た国王家族の視点で描かれるのは秀逸でした。そこに少しだけ皮肉めいた皇太子妃と公使婦人の対比や、翻弄される国民達から見える戦争など、差し迫ったリミットとともに緊迫感がありました。但し、それらを置いておいても個人的には皇太子。彼が素晴らしかった。
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