「ゴージャスさと格好良さ」オーシャンズ8 takaさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴージャスさと格好良さ
「オーシャンズ11」から「13」に至る
3部作以後、妹のデビー・オーシャンを主人公に変え
彼女の練ったプランに沿って展示会の宝石を盗む怪盗サスペンス。
宝石の展示会なので画面に映えるゴージャスさに
負けない女優陣の存在感も見事。
主役のサンドラ・ブロックも「デモリションマン」や
「スピード」の頃から観てきましたが、
あの頃のサンディはキャピキャピしてたけど
ハリウッド女優として何枚も皮を向けた大御所感が出てきました。
また準主役のケイト・ブランシェットのライダースーツは
「キャロル」の時とは打って変わって強さを
より強調した格好良さ。
この二人をジョージ・クルーニーとブラピの後釜的ポジションに
配役したのは見事としか言いようがないでしょう。
また今回ターゲットにされるアン・ハサウェイは
美貌のみでのし上がって来たオツム弱め系女子を演じており、
1.5億ドルのカルティエ宝石が首にかかった時の
マッチング感はどの女優にも出せないであろう豪華さがあった。
デザイナー役のヘレナ・ボナム・カーターや
ハッカー役のリアーナなどなど
とにかく群集劇なのに皆人種もダイバースで
個性もあり観ていて混乱することも無い。
ストーリーも大筋は予告などで判明しており、
ゴールは明確で頭回転させなくても観られるテンポの良さ。
劇場のみならず、ディスク化以降も
宅内で皆で観ても楽しめる映画だと思います。
ふと気付きましたがオーシャンズシリーズの
面々は過去作品で宇宙飛行士役の人が多いな、と。
主演のジョージ・クルーニーとサンディは「ゼログラビティ」
アン・ハサウェイ、マット・デイモンは「インターステラー」
(マットは「オデッセイ」も)
ケイトは「インディジョーンズ クリスタルスカルの王国」で宇宙の隙間の異次元に…