「よくできた娯楽作品」オーシャンズ8 耶馬英彦さんの映画レビュー(感想・評価)
よくできた娯楽作品
サンドラ・ブロックとケイト・ブランシェットの掛け合いがジョージ・クルーニーとブラッド・ビットのそれに対応しているのはすぐにわかったが、その他の人物は特に対応させてはいなかったようだ。時代柄、コンピュータの天才が登場するのは当然として、個性的な女性たちが映画のディテールを広げている。
アン・ハサウェイはお人形さんのように綺麗だが、ただのアホではない。なかなか面白い立ち位置の役柄で、ジェームス・コーデンの見事な演技と共に作品に立体感を与える。この辺の脚本はハリウッドの得意技ではあるが、やはり大したものだ。
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