「御都合主義的集団犯罪映画」オーシャンズ8 colt45SAAさんの映画レビュー(感想・評価)
御都合主義的集団犯罪映画
「オーシャンズ」と聞くと、60年代のオリジナル作品「オーシャンと11人の仲間たち」がパッと思い浮かぶ世代の自分。TVの洋画劇場で観た記憶がある。ジョージ・クルーニーにリメイク作も1作目しか観ていないが、「ゴーストバスターズ」よろしく主人公を男性から女性に変え、ターゲットも女性らしくジュエリーに変えたあたり昨今の映画らしい。メンバーも白人、黒人、黄色と人種も揃えてる辺りが今のハリウッドって感じ。
前半のサンドラ・ブロックの出所から仲間集めまではテンポよく楽しめるが、後半の流れは正直『?』と感じてしまうのは、所詮「映画だから許して」みたいな御都合主義が自分には許せないのだろうか?
ただ、「所詮映画」と割り切れば十分楽しめる。それなりのスリリングなシーンも用意されてる。ここも犯罪映画ならもう少し欲しいところ。
とにかくアン・ハサウェイのファンの自分としてはこの娘こんなに太ってたっけ?って事とヘレナ・ポナム=カーターのパンクなファッションデザイナーが笑えた記憶に強く残る作品。
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