「ツッコミどころは数あれど・・・。痛快な謎解きとアクションの新章スタート!!」トゥームレイダー ファースト・ミッション 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ツッコミどころは数あれど・・・。痛快な謎解きとアクションの新章スタート!!
【賛否両論チェック】
賛:父の面影を探すヒロインが、幾多の困難を乗り越えていくうちに、次第にたくましく成長していく様子が痛快。謎解きも大いに楽しめる。
否:日本文化に対するツッコミどころは非常に多いほか、主人公達がギリギリのところで上手く助かっていく辺りは、お約束のご都合主義感がかなりある。グロシーン等もあり。
まずは何といっても日本人から観た時に、一連の卑弥呼のくだりだったり、船の名前だったり(笑)、ツッコミどころを挙げればキリがない訳ですが、それを語るのは野暮というものですね。
行方不明となっていた父の本当の目的を知り、冒険へと繰り出したヒロイン。そんな彼女が迫り来る様々な仕掛けや強敵に苦しみながらも、抜群の身体能力でそれを凌駕し、成長していく姿は、清々しいまでに痛快です。トレジャーハンティング特有の謎解きも、童心に帰ったようで、観ていてワクワクドキドキさせられます。
ストーリーはメチャクチャ強引で、展開もかなりのご都合主義ですが、そういった細かいことは抜きにして楽しめる、そんなアドベンチャーです。
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