「ごめんな...」MEG ザ・モンスター 川柳児さんの映画レビュー(感想・評価)
ごめんな...
単なるゲテな怪物映画やろう、と期待せずに鑑賞。
期待してなかっただけに、逆に楽しめた。
この綺麗な中国女性、どっかで見たぞ! と思ったら、「バイオハザード」のエイダ・ウオン、男性を魅惑するビンビンさんじゃ、あ~りませんか!
この映画の時点で45歳⁉ まぁ、美しいこと。いじってますね、確実に笑 別に綺麗なら、いじってても問題なし。
問題なのはストーリー。 もちっと練ってほしいなぁ~。
ビンビンちゃんも、何がオルカ分からんのに単独で救出に向かうのは変。
そして、いくら日本人が献身的や言うても、マシ・オカの自己犠牲的行動は、ちょっとリアリティに欠ける。あそこは、絶対みんなで助かろうと、急ぐでしょう。3人なんやし。
で、主人公のおっちゃんは、初めは態度悪い、とみんなから煙たがられてたのに、数日もせんうちに、むっちゃ溶け込んでるし。いくらアメリカ人でも、そこまではないやろう。
まぁ、すべて「映画やから」という言葉で納得するけど。
ただ、常にヒーローとヒロイン(と呼ぶには、二人とも年いってるけど)の二人が寄り添ってるのが、なんかイヤ。恥ずかしい。
こういう、「大きな危険を乗り越えた後、男と女がロマンスに落ちる」ってストーリーは、アメリカ映画の定番やけど、そこだけはどうしても好きになれん。
でも、一つだけ。命を懸けるのが元妻にだけではなく、新しい方の女に、ってのは、なんか斬新に感じた笑 しかも子持ちに。
ま、ビンビンにしてくれるから、評価、ちょっと上げとこうかな。
次回、テレビ放送してたら.....暇やったら、ビンビン目当てに観る。