「ステイサムVS巨大サメ」MEG ザ・モンスター テツさんの映画レビュー(感想・評価)
ステイサムVS巨大サメ
とにかく出来る男でカッコいいステイサムと巨大サメ(メガロドン)が闘う海洋パニック映画!
と端的に言ってしまえばそういう映画です笑
以下ネタバレ有りで
ステイサム演じるジョナスは深海でのレスキュー中にメガロドンに襲撃され、泣く泣く苦渋の決断でレスキュー仲間達を置き去りに他の者たちを救出する…
すねに傷有りの出来る男というキャラクターはこういう映画の王道コースというキャラクターで好感
その惨事から五年後、海洋研究所では深海のさらに先を探るプロジェクトが進行していた(皆さんもうお分かりでしょう、悲劇が起こるのは大体人類がきっかけという王道コースの展開です)
で、そこでトラブルが発生して過去に経験もある出来る男のステイサムが呼び戻される…
そこから海中の3人+救助に先に行った1人を救出するステイサムの奮闘やらチームの1人の自己犠牲やら過去の清算やらアジアンビューティーな母親と良い感じになったりと物語が進むと
ステイサムさん、とにかく今回は(も?)おモテになります。救助した元妻共それなりに仲良し、前述のアジアンな美女とも良い雰囲気で、さらにその娘にも気に入られていると言うステイサムのいい男感ハンパない状態ですね笑
で、今回のメガロドンは古代の巨大サメという1点につきます。最近は陸地泳いだり、ゴーストになったり、頭増えたり、トルネードに乗ってやってきたりとインフレ化が凄かったサメですが、今回はデカイというシンプルな潔さがあると思う今日この頃
で、そのメガロドンを捕獲すべく動き出すメンバーが多少ピンチに陥りながらも捕獲したと思いきや…そこにどーんと登場するさらに巨大サメ!
そして増える犠牲者…
そしてビーチに向かったメガロドンとステイサムの最終決戦へ…
おびき寄せる手段もまっとうで、チームプレイからステイサム単独さらに、その身1つ(!)で闘うステイサム!という迫力のあるアツイシーンの連続で盛り上げてくれる!
そして最後はハッピーエンド!
という感じの映画でございました。
王道コースでサメも迫力あったし、ステイサムもカッコいい感じで不満は無いのだけれど、ちょっと物足りなさが…
あとこの映画ではあんまり犠牲者が出ない、人間側の血があんまり出ない(メガロドンに食われるとなるとほぼ丸呑みなので仕方ないか)、邪魔なヤツとか出ない(スポンサーと言っていたアホはいたが…途中まで「おっ、比較的マトモかな?」とか思ってたけど、んなことはなかった)、あとあんまりメガロドン襲いかかってなかった(本来のサメもそんなそんな人々を襲わないのだろうけど)
など物足りなさの要因だろうか?(あんまりやり過ぎるとB級映画っぽくなり過ぎるのかもな)
とにかく、カッコいいステイサムと巨大サメのバトルが迫力のスクリーンで味わえる海洋パニックエンタテインメント!
4DXとかで観たら楽しいかもね!